BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

線路の保線作業 レール交換

2021-05-31 | エトセトラ
今日は、鉄道線路関係について、書いてみました。

今日、阪急電鉄の正雀車庫へ見に行くと、工場横にある保線基地でレールの積み込み準備のような作業をしていましたので、撮ってきました。



レール積込用の動力車H374とZ213などの貨車が止められていますので、これから積み込みをするのかも知れません。





レール交換作業は、終電後の深夜に行われるので、なかなか実際の現場作業を目にすることはない、のですが。(最近、コロナの影響もあって、電鉄会社が終電時刻を早めにして、出来るだけ保線作業時間を増やすようになったのは、線路の保安・安全面からすれば、良いことではないでしょうか)

ここには、いろいろなレールが置かれています。(下の写真は使われた後なのかも)





新しい分岐器 (ポイント) 用「圧接クロッシング」のラベルが貼られたのもありました。製造会社や製造年月などが書かれてあります。



専門的なことはよく知らないのですが、レール (軌条) にも種類があり、主に、「断面形状 (重さ・寸法)」「長さ」「材質」で分けられるようです。
長さでは、「短尺」「定尺 (25m)」「長尺 (200m未満)」「ロングレール(溶接されて200m以上)」と区別されているようです。

さて、レールは、九州や中国地方にある製鉄所で造られ、近くは直接輸送、あるいは船で各地のレール輸送拠点へ。そこからは、JR各社のレール輸送車で保線基地などへ運ばれます。

JR西日本の長尺・ロングレール輸送車で、チキ形貨車10両前後を1編成で使用しています。レールを卸す「エプロン車」やレールを固定する「中央締結車」が付いています。この輸送車の運行時は、「工事臨時列車」(工臨) と呼ばれています。



JR貨物のレール輸送車で、チキ形2両が1組で、何組かを繋げられて使われています。「レール臨時貨物列車」(レール臨貨) ですが、区別されなく工臨と呼ばれたりしています。



阪急電鉄のレール搬入は、どうなのでしょうか。(見たことがありませんが) 車で運んでくるのでは、と思ったりしますが。


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5月下旬の花・虫・鳥

2021-05-30 | エトセトラ
5月下旬の、庭の花・虫・鳥の写真です。

苗木を買ってきて植えた、「ベゴニア」などが花を付けました。



「ドクダミ」の白い花です。「ナンテン」の花が蕾になっています。



「ツツジ」に止まる、「アゲハチョウ」です。





「ユリオプスデージー」などに止まる、「モンシロチョウ」です。





「メイガ」「トツガ」などでしょう。



「アシナガバチ」です。



「ノースポール」などに、「ハチ」が。ホバリングしているのも、撮れました。





「ガガンボ」が、出てきました。



「オオキンカメムシ」のようです。



「テントウムシ」です。



「ハエ」です。



「アオムシ」や、何かの幼虫や、「クモ」です。



鳥は、「ムクドリ」です。





他には、「スズメ」です。








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JR貨物機関車 EF510横並び、その後

2021-05-29 | エトセトラ
紹介できるベリカードがありませんので、今日は「撮り鉄」になります。

今月22日に取り上げた、JR貨物・交直流機関車「EF510」2両が線路上で横並びになっているところの写真で、それ以後のです。

24日は、「EF510-503」と「EF510-18」で、青と赤でした。



25日は、「EF510-14」と「EF510-9」で、赤と赤でした。(右; 先頭がそろっていません。奥はたまたま通りがかったEF210-152です)



26日は、「EF510-23」と「EF510-510」で、赤と銀でした。



27日は、雨降りなので撮っていません。

28日は、「EF510-513」と「EF510-14」で、青と赤でした。



今日、29日は、「EF510-505」と「EF510-23」で、青と赤でした。



EF510形機関車については、「レッド・サンダー」の愛称がある赤色塗装の23両はJR貨物が、そして、青色13両と銀色2両は、元々、JR東日本でブルートレイン「北斗星」などを牽いていましたが、廃止に伴いJR貨物に譲渡され、貨物列車を引くようになりました。

東海道本線など直流電化区間だけでなく、交流区間の北陸本線や東北地方などの路線も走れる機関車なので、主にその方面への貨物列車に運用されています。(すべて富山機関区所属です)

ここでは、富山貨物駅から大阪貨物ターミナル駅へ、反対に、大阪タから富山貨物への便 (左写真の左側列車) のようで、機関車を前後付け替えますので、ちょうど並ぶダイヤが組まれている、という訳です。

そして、色の組み合わせで言えば、赤色車が多いので、赤・赤の割合が多いと思うのですが、実際はそうなっていないのが不思議で、見る回数がまだ少ないのかな。さて、これからもどんな組み合わせが見られるのかが、楽しみです。




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KTWRフレンドシップラジオ  プレミアムe-QSLカード

2021-05-28 | 海外局ベリカード
グアムより、日曜日夜9時15分から短波7500kHzで放送している、「KTWR日本語放送フレンドシップラジオ」を聴いて、いただいたプレミアム e-QSLカードです。

受信日の5月23日は、「ペンテコステ」(聖霊降臨日) ということで、その話題について番組で取り上げられました。(東方教会は6月7日のようです)

ペンテコステとは、ギリシャ語の「50」を意味し、復活祭(イースター)から50日目に、復活したイエスが昇天した後に使徒たちに天から聖霊が下った (聖霊降臨) 日と言われていて、この日は「教会の誕生日」とも呼ばれているそうです。

e-QSL、No.035は、「アメリカ国防総省本庁舎」の航空写真が使われています。



古代ギリシャ語のペンタゴーノンを語源とする五角形を表す英語で、5階建ての五角形型であることから、一般的に「ペンタゴン」(Pentagon) と呼ばれています。

「ペンタ」という言葉としては、どちらかと言えば、一眼レフカメラに使われている「ペンタプリズム」に馴染みがあって、ファインダーに用いられる5角柱形で7面体のプリズムを指します。

カメラメーカーの「ペンタックス」(旭光学工業) も、ここから社名が付けられたと言われています。かつて、アサヒペンタックスSPやその後のKシリーズのカメラを使ったことがありますが、現在は、リコー・イメージングのブランド名になっていて、隔世の感を覚えてしまいます。






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リーチ・ビヨンドHCJB日本語放送 ベリカード 

2021-05-27 | 海外局ベリカード
オーストラリアから、毎週土・日曜日の朝と夜に放送している、「リーチ・ビヨンド」(Reach Beyond) HCJB日本語放送を聴いていただいた、5月のベリカードです。

山頂に雪を頂いた富士山を背景に、眺めの良いキャンプ場で、HCJBの大武・尾原さんのBCL対談番組を楽しむ、岩紗一彦さんの写真になっています。



この場所なら、ノイズも少なくて、良好な受信が楽しめそうですね。


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阪急電鉄 8400番台の車両

2021-05-26 | エトセトラ
このところ、軸足を「BCL」よりも「撮り鉄」の方に置いているようなことになっているので、今日も、電車の話になります。

これは、別ブログでも書いた話になりますが、阪急電鉄・正雀車庫で見た、8300系8400番台の車番についてです。

阪急電車の車番は、数字4ケタで、両側面中央下と1編成の前後車の前面に付けられています。また、最近は、駅ホーム柵があっても分かるようにと、車体上部にも付けられるようになりました。

さて、話を進めますと、車庫で見た8400番台の車両「8411」は、車番が前面中央の貫通扉に付けられていますが、「8414」は、運転席と反対の窓下に付けられています。同系で3つしか番号が違わないのに、この表示位置の違いはなぜ? と思いました。

それで、これまでに撮った、8300系8400番台 (京都線8両編成の京都寄り車両) の写真を見比べてみました。

まず、「8400」 (白線の飾り帯が入れられたクラシック・スタイルになっています)「8401」「8402」です。これらは、貫通扉に付けられています。



「8403」です。これは前面の右窓の下にあります。(表示幕が大型になりました)



「8404」です。これはまた違っていて、前面の右窓の内側にあります。理由は、左右の窓枠が大きくなったことによるためでしょう。 (8405-8409は欠番)



「8410」「8411」「8412」です。これらは、貫通扉にあります。



「8413」「8414」です。これらは、窓の下にあります。



「8415」です。これは右窓の内側にあります。(8416~欠番)



付けられた位置が違うのは、まず、どこかの時点で「貫通扉の位置だとヘッドマークを付けた時に車番が見えない」ので改められた、というのが理由だと思いますが、8400番台はこうした3タイプが混ざっているのが見られます。

それで、外観から判断すると、①「貫通扉」→ ②「前面右窓下」→ ③「前面右窓内側」になるので、それに従うと、①「8400」「8401」「8402」「8410」「8411」「8412」→ ②「8403」「8413」「8414」→ ③「8404」「8415」が、製造された順となります。

つまり、あらかじめ車番はある程度決められていて、完成する時期はバラバラと言うことになります。車番は車両の製造番号のようなもので、完成した順に通し番号が振られるもの、と思っていましたので、意外でした。

番号順が製造順でないことがわかり、それはそれで面白いと思いました。ただ、8400番台以外の車両については、どうなっているのかについては調べていません。





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JR貨物・吹田機関区へ行ってきました

2021-05-25 | エトセトラ
今日は、梅雨の合間の晴れの日。天気が良いので、ちょっと遠出ですが、JR貨物・吹田機関区へネタ探しに行ってきました。2週間ぶりになります。

ちょうど、EF210の重連が入ってくるところでした。

「EF210-109」に牽かれた、「EF210-17」です。感じからすると、-17は (無動力) 回送されてきたようです。





ところで、-109って元々、桃太郎のロゴだけで、桃太郎ファミリーのイラストは入ってなかったような… そして、岡山機関区所属の-17は、初撮影でした。

「EF65-2092」は、留置線の入換をしていました。



西通用門付近へ見に行くと、「EF66-27」が止まっていました。尾灯を付けていますので、そのうちに出ていくのでしょう。



-27は、EF66形の中で唯一現役の0番台。1973年製造で、ほぼ国鉄塗装のまま原形スタイルなので、愛称「ニーナ」と呼ばれている、大人気の機関車です。

西側通用門からの写真です。今日の留置線は、ガラガラでした。



左の「EF210-312」の後ろに、EF66が2両。右は「EF66-108」など3両と、「EF510-512」だけです。



-108は、残っていた右ライトも外されてしまっています。ここにあるEF66は100番台ですが、運用から外れているのが置かれているのでしょう。

車庫には、「EF66-133」が入っていました。検査や整備を受けているようです。



東側通用門に戻ってみると、「EF510-4」が出構していきました。北陸方面への貨車を引っ張るのでしょう。



続いて、「EF65-2089」が入換機関車として、出ていきました。



その次は、「EF65-2065」かなと思ったのですが、JR西日本の試運転電車「221系B19編成」が先に出構するようで、もう少し待機するようです。



という事で、出構を見届けることなく、試運転電車を撮らねば、と機関区を後にしました。





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JR貨物機関車 EF510横並びと重連単

2021-05-24 | エトセトラ
紹介できるベリカードがありませんので、今日も「撮り鉄」になります。

書くネタがあまりないので、それなら前に書いたのをアレンジしてみよう… (アーカイブ番組や復活放送にヒントを得ました) それで、まとめてみようとしましたが、ちょっと時間がかかるので、今日はヤメに。それなら、手抜きではないですが、まあ今日書いたものなので、いいのかも。

書いたのは、「EF510横並びと、重連単機 (重連単)」の話で、写真も今日撮ったものです。





別ブログの記事です。→こちらへ。


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溝掃除に行ってきました

2021-05-23 | エトセトラ
5月の第4日曜日は、地域の「溝掃除の日」
梅雨の前に実施する、というのが習わしになっていますが、今年は例年になく早く梅雨入りしましたので、期間中になってしまいました。

まずは、早朝から家の周りの溝や会所の、落ち葉、ゴミ、泥などをすくいあげて、土のう袋へ。

午前から、くそ暑い日になりました。



一昔前は、田植えの時期に水を流していた農業用水路も、田んぼがなくなった今も残っていて、みんなで掃除します。
雨の時だけ水がたまる状態で、普段は手入れしないので、雑草が生い茂り、空き缶、ペットボトルなどゴミだらけ。
周りの雑草も刈り込みました。



土のう袋集積所は、山盛りに。






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JR貨物・機関車 EF510 横並び

2021-05-22 | エトセトラ
紹介できるベリカードがありませんので、今日は「撮り鉄」になります。

今日、撮ったのは、JR貨物の交直流機関車「EF510-9」と「EF510-505」で、赤と青の、横並びでした。





これから直流電化区間を通り、交流区間になっている、北陸・羽越・奥羽など日本海側や東北方面への出発を待っているところです。

これまでに見た横並びでは、4月26日は、「EF510-7」と「EF510-4」で、赤2両でした。



4月19日は、「EF510-512」と「EF510-506」で、青2両でした。



3月26日は、「EF510-19」と「EF510-507」で、赤と青でした。



EF510は、1~23号機が赤色塗装で、500番台の501~508と511~515号機は青色、9・10号機はシルバーメタリックの銀色になっています。

このように、2両が毎日並ぶとは限りませんが、これからもどんな組み合わせが見られるのかが、楽しみです。



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ベトナムの声 ベリカード

2021-05-21 | 海外局ベリカード
VOV「ベトナムの声」の日本語放送を4月に聴いた、ベリカードが届きました。

モモのような花が咲き始めた民家の前で微笑む、「少数民族・ロロ族の女性」の写真になっています。



北部山岳地帯のハーザン省とカオバン省に居住しているロロ族は、人口は4,500人以上で、ベトナム54民族の内、最も少ない民族だそうです。

ベリカードは、これまでと同じ、二つ折りのスタイルで、裏面には、日本語放送アナウンサーの顔写真が載っています。




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プラハの風景写真 ネグレリ鉄道高架橋

2021-05-20 | エトセトラ
チェコ・プラハに住む友人から送られてきた「プラハの風景写真」です。

市内を走るチェコ鉄道の線路が高架になっていて、1850年に完成し開通した「ネグレリ鉄道高架橋」(Negrelliho viadukt) と言われている場所の、写真です。

高架橋の名前は、オーストリア帝国時代の土木・鉄道建設技師であったアロイス・ネグレリ(Alois Negrelli) が、ウィーンからプラハを経由してドイツ・ドレスデンまでの北部州鉄道路線を担当。1846~1849年にかけて、ヴルタヴァ川を渡る鉄道橋の建設を主導したことからです。

当時、プラハ州立駅(現在のマサリク駅)から北へ向かい、ヴルタヴァ川の中州・シュトヴァニツェ島 (Štvanice) を通り、プラハ・ホレショヴィツェ駅 (Holešovice) 方面へ延びる線路で、複線にされていて、橋の長さは1.1km。約8m 間隔で砂岩と花崗岩の87のアーチがあり、そのうち8つはヴルタヴァ川に直接立てられたそうで、1910年まではヨーロッパで最も長い橋でした。

橋が位置する地区名から、「カルリーン (Karlin) 高架橋」とも言われているようですが、長年にわたる (外観) 老朽化のために、2017~2020年にかけて改修工事がなされました。

まずは、19世紀の風景絵です。ヴルタヴァ川岸周辺は、谷のようになった地形だったようで、線路を高架にすることで傾斜を少なくして、汽車を無理なく安全に走らせるようにしたのでしょう。



当時の風景をイラスト化した、2021年3月24日発行の記念切手の図案です。「First Day Cover」は、ネグレリの肖像と彼のサインが使われた消印になっています。



シュトヴァニツェ島を通る高架橋 (左) と、カルリーン地区プルヴニーホ・プルク通り(Prvního pluku) とクシジコヴァ通り(Křižíkova) が交わる付近の高架橋の写真です。(これらはウェブからの写真です。改修前なのかも知れません)



2018年9月に友人が撮った、工事中の写真です。アーチ壁のレンガなどが張り替えられているようです。





改修工事後の、今年4月末に撮られた現在の姿です。黒い橋の下はプルヴニーホ・プルク通りのようです。右は、クシジコヴァ通りです。





左下の写真の手前は、クシジコヴァ通りで、一番上の右のウェブ写真と同じ所でしょう。鉄道の信号は、4灯式が使われています。



建物の3階から撮られたものです。東方向へ向かう支線は、単線です。遠くに見えているのは、「ジシコフ・テレビ塔」です。



上空から見た高架橋です。写真手前の、黄色のバスが止まっている場所は、フロレンク中央バス・ステーション (Praha-Florenc) になっています。



支線が分岐するところにある小屋は、昔の信号所 (転轍機と信号機を制御する連動装置室) のようで、新しく再建されています。(これらはウェブからの写真です)



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コイヌール「Koh-i-noor」のロゴ・キャラクター

2021-05-19 | BCLアラカルト
5月14日に書いた、RPI「ラジオ・プラーグ・インターナショナル」のブログに関連した話で、ベリカードで採り上げられていた、スナップ・ボタンの製造会社「コイヌール」(Koh-i-noor) のロゴ・キャラクターについてです。



下の画像は、RPIのHPにある、今年のQSLを説明するページへの、バナーです。



若い女性の左目のところが、KINの文字が入ったスナップ・ボタンになっていて、それが、ちょうどQの ○中に入れられています。
この画像の絵は何なのか、気になったので調べてみました。

コイヌール社を起業したジンディッチ・ヴァルデスは、経営戦略としてボタンにKINの刻印を入れ、それをロゴとして使うことで商品を海外市場へ拡大しようとしていました。

1912年、ニューヨーク支店開設のためにアメリカに向かいましたが、同じ船に乗っていた女優のエリザベス・コイン (Elizabeth Coyne) が、長旅に飽きて、単眼鏡の代わりにふざけてボタンを目に付けました。その様子を同行していた画家のフランティセック・クプカ (František Kupka) が、絵を描いたと言われています。(彼女の友人が写真を撮ったという説も)

それにインスピレーションを得たヴァルデスが、アメリカから帰国後、デザイナーのボテック・プレイシグ (Vojtěch Preissig) がそれを元に、「MISS KIN」(目の代わりにKINボタンを付けた女の子)となるイラスト入りのビジネス・ロゴを作成。それを使用し始め、現在も使われています。



商品パッケージや広告物に関しては、従来から女性、子供、動物 (=3Bの法則、Beauty/Baby/Beast) をアイキャッチャーにしたら売れ行きが良いと言われたりするので、この美人イラストロゴは効果があったのではないでしょうか。

さて、その後のヴァルデスですが、1939年にゲシュタポに捕らえられますが、1941年に収容所を脱出し、 (身代金を払ったという説も) ニューヨーク行きの船に乗り込みますが、途中のハバナ港で不審死で亡くなったそうです。


(今回の画像は、ベリ以外はネットから。また、参照した複数のネット記事には、内容、人名で少しの相違点がありました。どれが本当なのかはわかりませんでした。さらに、人名などの日本語名には差異があります)


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Radio Free Asia  ベリカード

2021-05-18 | 海外局ベリカード
「ラジオ・フリー・アジア」を2月に聴いていただいた、ベリカードです。

RFAの年初めのカードは、干支の絵が採り上げられるのが常ですので、牛のシルエットのデザインになっています。



今年2月1日に、ミャンマーで国軍によるクーデターが発生。それに対応して、RFAがビルマ向けの特別放送を増強したのを聴いたもので、番組では、街頭でデモをする人たちの抗議の音声が流されていました。

表面です。ティニアン送信のビルマ語放送を聴いたものです。






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モンゴルの声  Eベリカード

2021-05-17 | 海外局ベリカード
VOM「モンゴルの声」の日本語放送を5月に聴いていただいた、Eベリカードです。

VOMの「ロゴ」と、夕暮れの、ウランバートルの中央広場である「スフバートル広場周辺の風景写真」が使われています。



写真の左側が広場で、半月形の建物はブルースカイ・ホテルのようです。

VOM日本語放送は、良好と言える状態ではありませんでしたが、断片的ながら、番組で話している内容は大まかに分かる、と言ったところでしょうか。
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