BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

中国の世界遺産風景 (1) 中国国際放送 (2001-2003年)

2014-11-03 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送」の日本語放送を聴いて、2001-2003年にいただいた中国の風景のベリカードです。

アトランダムにいただいたカードですが、数字が振られていますので、何なのかと考えてみたら、中国の“世界遺産”を取り上げているようで、順番に従って並べてみました。

1番は、陝西省・西安にある、秦の始皇帝陵の「兵馬俑」です。

兵の像の数は8,000体とも。1987年に、万里の長城、北京原人遺跡、莫高窟、故宮とともに世界遺産に登録されました。

2番は、北京原人の復元像と、その骨が発見された「周口店洞窟」です。


北京から南西へ約50km離れた周口店・竜骨山の洞窟において、1929年に発見された頭蓋骨が、50~20万年前の猿人に次ぐ化石人類、と言われている「北京原人」です。

3番は、甘粛省・敦煌の「莫高窟」(ばっこうくつ)です。

鳴沙山の断崖に掘られた石窟で、4~14世紀に造営され、約490窟が現存する仏教遺跡です。鮮やかな壁画や仏像が残っています。

4番は、山東省・泰安市にある「泰山」(たいざん)です。

主峰の玉皇頂は1,545m、頂上までは石段が整備されているようです。

古来から、ここで「封禅の儀」が行われ、紀元前219年に秦の始皇帝も中国統一の功績を天帝に報告したと言われています。漢の武帝、唐の太宗、宋の太祖から明清時代まで、中国各時代の王や皇帝が山に登って天に祈祷したり,多くの文人墨客が訪れたりしています。

5番は、安徽省にある「黄山」です。

72峰からなる山々が連なり、切り立った岩壁の割れ目に松の木が根を張って、独特の景観を作り出しています。
深山幽谷は、山水画のモチーフにもなり、多くの中国美術作品が生み出されました。

6番は、四川省にある「九寒溝」(きゅうさいこう)です。


「溝」は谷や峡谷を指し、その谷間に9つのチベット族の村があることから「九寨溝」と名づけられたようです。
標高4,000m級の高山と原始林地帯で、大小100あまりの湖と渓流、滝が延べ50kmにもわたり連なっているところです。

カードの写真は、九寒溝で最も広い湖「長海」のようです。

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