BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

フフホト風景 中国国際放送局

2016-02-29 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送局」日本語部からいただいた、2月のベリカードです。

内モンゴル自治区の風景、「美しい内蒙古」シリーズで、郵送によるベリカードは、「フフホト市の五塔寺」の写真です。



清代に建てられた塔で、塔の上にはさらに5つの小さい塔が設けられているので、別名を「千仏塔」とも。正式には「金剛座捨利宝塔」と言うそうで、ダライラマ三世の舎利やモンゴルの文字で書かれた天文図が所蔵されているようです。

2月のEベリです。

「フフホト市の天主教会」の写真です。



ベルギー人の設計による建物だそうで、天主教というのは、中国でのローマ・カトリックの呼び方ですが、バチカンから独立した中国政府による宗教管理組織の教会なのでしょうか。

「フフホト市の清真大寺」の写真です。



中国でイスラム教のモスクは、清真寺と呼ばれることが多いようです。ここは、1693年に建て始められ、新疆などから多くの回族が移り住んできて建物が増やされ、1925年には全面的に修復や再建され、1939年に望月楼(ミナレット)が建設されて、完成したようです。

「昭君墓」の写真です。



紀元前33年の前漢時代に、匈奴の王・呼韓邪単干(こかんやぜんう)に、和親のため嫁いだ悲劇の美女と言われる、「王昭君」の墓です。中国4大美女の一人に数えられて、古来から多くの物語や戯曲に取り上げられてきた人物なので、王昭君の墓と伝えられているのは数カ所以上があるそうですが、中でもフフホト市にある陵墓の高さは約33mで、「青塚」としても知られているようです。


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Eベリ 鳥たち  KTWRフレンドシップラジオ

2016-02-28 | 海外局ベリカード
毎週日曜日夜9時15分から、グアム島より短波で放送している「KTWR日本語放送フレンドシップラジオ」からいただいた、Eベリです。

2月14日のベリは、「届け!えびせん」という題の、リスナー提供の写真です。

東京湾フェリーの甲板から放り上げたカルビー? のかっぱえびせんを、エサを求めて後を追ってきた「トンビ(トビ)」が、キャッチしようとしているところです。



トンビも、このお菓子が大好物なのでは。一度食べると、やめられない・とまらない、のでしょう。

ところで、「トンビ」という言葉で昔の事を思い出しました。
子供の頃の話で、男性用和装コートでトンビというのがありました。正式名は「インバネスコート」と言い、袖が無く、ケープの背中部分がコートの背中部分と一体化している外套のことを呼ぶようです。なぜ、そんな名前なのか不思議に思っていましたが、茶色いトビ色で羽根を広げた姿に似ていたからなのかも。明治生まれの亡くなったおじいちゃんが、よく着ていました。

本題に戻りますが、2月21日のベリは、「安曇野の白鳥たち」という写真で、長野県在住のリスナーからの提供です。



秋から冬にかけて、数百羽の白鳥が安曇野に訪れるようで、そろそろ今の時期、春の気配と共に北へ帰っていくのでしょう。

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花の万博イベント局・Flower Station 764 ステッカー

2016-02-27 | BCLアラカルト
国内局のステッカー紹介でもれていた、「Flower Station 764」のステッカーです。海外局の中に紛れ込んでいました。

自然と人間の共生をテーマにした「国際花と緑の博覧会」(花の万博・EXPO'90)が、1990年4月1日~9月30日まで大阪市鶴見区の鶴見緑地で開催されました。

その時に開局したイベントFM局で、JOMZ-FM、76.4MHz、出力300wで、在阪の朝日放送・毎日放送・ラジオ大阪・FM大阪・FM802の5社が共同運営するという豪華さでした。また、民間企業のオムロンが、スポンサーになっていたようです。テスト放送の後、3月14日からスタートしました。

逆三角形のステッカーです。



局名とイラストは金色なのですが、スキャンすると、光沢部分が変な色合いになってしまいました。

ベリカードは、公式マスコットキャラクターの「花ずきんちゃん」ではなくて、ヒマワリのような花人間がマイクを持って走っている姿が描かれ、シンボルマークが入っています。



宛名面ですが、受信日時などのデータは記入されていません。



聴いた時は、その日のイベント開催情報やパビリオンの混雑状況、会場周辺の駐車場や道路交通情報を流していたと思います。

ちょっと面白いところは、「Post Card」のところは「Verification Card」と書かれてあります。



「郵便ハガキ」か「Post Card」の表示がない場合は、封書 (第一種定形) 扱いですが、一応、…Cardと書かれてあるので、見逃されたのでしょう。こんなのは、このカードしか見たことがありません。※

「花の万博」は、83カ国と55の国際機関、212企業・団体が参加し、来場者数は2,312万人に達し、民間企業からの寄付金も博覧会史上最高を記録するなど、大阪万博以来、バブル期最大規模のイベントでした。

(追加訂正) その後、「Verification Card」と書かれてあるのが、この他にもあることがわかりました。「NHK名古屋局」「NHK仙台局」のです。

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アジアの放送局 ステッカー

2016-02-26 | BCLアラカルト
アジア各国の放送局からいただいた、ステッカーです。

「モンゴルの声」のです。



「Mongolian Radio」とあるだけで、「ラジオ・ウランバートル」の頃なのか、「モンゴルの声」の時なのか、英語放送だったのか、日本語放送なのかも覚えていません。

「ラジオ・フィリピナス」のです。PBS (Philippine Broadcasting Service) による英語放送を聴いて、いただきました。



局のマークは、フィリピンの地図と国旗とアンテナを合わせたものです。



“PHILIPPINES 2000”とありますので、この年に行われたイベント? のPR用? なのでしょうか。

「ラジオ・タイランド」のです。日本語放送を聴いた、80年代前半のものでしょう。



使われていた旧送信機による9655kHzは、フラフラと1-3kHzずれることが多く、かえってその方が混信を避ける意味で聴きやすい状況でした。とはいえ、良好ではありませんでしたが。

「IRIB (Islamic Republic of Iran Broadcasting・イラン・イスラム共和国放送) のです。



イランは、一瞬アジアか? と思ってしまいますが、南アジアに区分されています。たぶん、日本語放送を聴いていただいたものでしょう。

この他に、AIR(All India Radio) から、いただいたのがあったのですが、どこへいったのか、今は見つかりません。

アジア局はこれで終わりですが、はたまた、引き出しの封筒の中からいくつかのステッカーが出てきましたので、追加しています。

(追加) 韓国KBSのが4点で、インターネットアドレスの3点と宛名シールで、2月6日のブログです。中国国際放送CRIのが1点で、2月18日のブログに追加です。


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ラジオ・シンガポール・インターナショナル ステッカー

2016-02-25 | BCLアラカルト
昔は、SBC「シンガポール放送(協会)」(Singapore Broadcasting Corporation) と言っていて、英語放送を聴いていました。

1994年2月から、RSI「ラジオ・シンガポール・インターナショナル」(Radio Singapore International) になり、民間企業のメディアコープ(Media Corp Pte Ltd)が運営することになりました。

  

RSIになってからは、受信レポートに対して、これらのステッカーやカラフルな大型の風景絵ハガキが、サンキューカードとして送られてきました。

民営化10周年にあたる、2004年に作られたようです。



普通なら切り離すであろう、周りのカラーチャートが付いたのが送られてきました。

2008年7月末をもって、RSI短波放送は終了してしまいました。

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ラジオ・ベリタス・アジア ステッカー

2016-02-24 | BCLアラカルト
フィリピンのRV「ラジオ・ベリタス」からいただいた、ステッカーです。

バチカン放送局と同じ、カトリック系キリスト教放送局です。「ベリタス」とは、ラテン語で「真理」を意味し、神の真理を伝えるということから名付けられたのでは。



1969-70年頃には、日本向けのテスト放送が行われていて、聴いたことがあります。その後、1976年12月から日本語放送が始まりました。



1983年に、日本語放送が7周年を迎えた時のステッカーです。

1980年代半ば頃からでしょうか、RVA「ラジオ・ベリタス・アジア」というようになりました。



略称のRVだけでは、「ラジオ・バチカン」を思い浮かべてしまいますから、それでアジアを付け加えたのかな、と勝手に思っているだけでわかりませんが。

日本語放送のステッカーです。



ハトが、シンボルのようです。

 

右は、日本語放送10周年のステッカーです。

RVA日本語放送は、1992年6月末で終了してしまいました。


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自由中国の声 (3) ステッカー

2016-02-23 | BCLアラカルト
海外他局のステッカーを探していたら、別の引き出しから、台湾「自由中国の声」のステッカーも一緒に出てきました。
それで、「自由中国の声」その3、を作りました。









次のものは、始めにあるのと比べると、1.5-2倍のサイズです。

  

   

これまでのものと合わせると、48種類になりました。

(このブログでは、画像サイズをコントロールできませんので、ステッカーは大小様々であっても、同じようなサイズになってしまいます。また、画像をクリックしても変わりません)

(追加) 韓国KBSのも4点出てきました。ソウルオリンピックPR、ワールドカップPR韓国語バージョン、RKIホームページPRもの2点、です。2月5日と6日のブログに追加しました。


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アジアの声 ステッカー

2016-02-22 | BCLアラカルト
台湾のVOA「アジアの声」からいただいた、ステッカーです。

1979年から「自由中国之聲」の中国広播公司(BCC)や、その後の「台北国際之聲」の中央広播電台(CBS)が行っていた、中国・東南アジア向けの放送に対して、「亜州之聲」(Voice of Asia) という呼称を使用していました。

「アジアの声」は、英語放送もしていましたので、英語番組を聴いていただいた、1987年から1996年頃までのものです。



VOFC「自由中国の声」と、デザインが共通のがあります。



「亞洲之聲」の呼称の使用は、2001年で終了したようです。


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台北国際放送 ステッカー

2016-02-21 | BCLアラカルト
台湾のRTI「台北国際放送」(Radio Taipei International) からいただいた、ステッカーです。

  

以前は、VOFC「自由中国の声」と言っていましたが、1998年に財団法人「中央広播電台」(CBS=The Central Broadcasting System)が発足し、「台北国際之聲」として再スタートしました。

    

ホームページなどのアドレスが書かれるようになりました。

  

  

  

環境保護を訴えるのもあります。

    

2003年からは現在の局名、RTI「台湾国際放送」(Radio Taiwan International) になりました。





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自由中国の声 (2) ステッカー

2016-02-20 | BCLアラカルト
VOFC「自由中国の声」からいただいたステッカー、その2です。







イヌやトリ、リュウといった、干支の動物に関係したようなものも。





ラジオ放送に関連したものということでしょうか、マイクや音符をアレンジしたものです。



音符の中に、1985年12月31日に開業した台北世界貿易センターのイラストが描かれています。



台湾の歌劇の登場人物や、野球選手のイラストが入っています。





昨日の分と合わせると、35種類になりました。このほかにも、もっとあるのでしょう。

VOFC「自由中国の声」は、1998年に「台北国際放送」(台北国際之聲) (Radio Taipei International)に変わりました。


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自由中国の声 (1) ステッカー

2016-02-19 | BCLアラカルト
台湾の「自由中国の声」(The Voice of Free China)からいただいた、ステッカーです。
現在の局名は、「台湾国際放送」(Radio Taiwan International) になっています。

「自由中国之聲」は、「中国広播公司」(The Broadcasting Corporation of China・略称 BCC)の海外向け放送の名称でした。

   
 

6つの丸で電波の広がりを表わしているようなマークは、1970年代から使われています。

  

いつ頃いただいたのかよくわかりませんが、80年代頃のものではないでしょうか。

      


描かれている絵は、台湾にある花や動物、祭りの人物などになっています。

  



これは、VOFC 40周年とあるので、1989年のでしょう。

  

文字だけのもあり、細長いステッカーは (画像では小さいですが) 長さが30cmあります。



台北の国立故宮博物院の写真が入っているのもあります。


(追加) 2月7日に取り上げました「KBS日本語放送特別番組ステッカー」に、2006年にいただいたものが見つかりましたので、追加しました。

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CRI 中国国際放送 ステッカー

2016-02-18 | BCLアラカルト
海外の放送局からいただいた、ステッカーの紹介です。

はじめは、CRI「中国国際放送」が「北京放送」と言っていた時代のステッカーです。



旧局舎が、金色や銀色で描かれています。



「中国国际广播电台」(中国国際広播電台)や「Radio Peking (Beijing)」の名称が書かれています。



パンダが金メダルを掲げている、1990年に北京で開催の「アジア競技大会」のもので、CRIからいただきました。



1993年には、「北京放送」から「中国国際放送」に変更され、「China Radio International」(略称CRI) となりました。
CRIのロゴマークのです。

1995年開催の「世界女性会議」第4回北京大会記念のものや、パンダの絵入りのです。



石景山路に造られた、新しいCRI局舎の写真が入ったものもあります。









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リスナーの集いin仙台 リーチ・ビヨンド

2016-02-17 | 海外局ベリカード
オーストラリアから、毎週土・日曜日の朝と夜に放送しているHCJB日本語放送、「リーチ・ビヨンド」(Reach Beyond)の2月前半のベリカードです。

昨年10月に行われた、「東北地区リスナーの集いin仙台」に参加されたリスナーの集合写真が使われています。



2月についても、土曜日放送の前半は、仙台での集い、後半は、東京での集いの収録分になっていて、それに合わせて、ベリカードは2種類が発行されることになっています。


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塔の写真 Radio Romania Int.

2016-02-16 | 海外局ベリカード
RRI「ラジオ・ルーマニア・インターナショナル」の英語放送を聴いていただいた、ベリカードです。
1月に受信したもので、1枚だけでは判断できませんが、今年は「塔」シリーズのようです。

ルーマニア北部のバイア・マーレ(Baia Mare)のシタデル広場にある、「シュテファン塔」(Stephen's tower) の写真です。



教会の鐘楼として1347-76年に造られたそうですが、その後は、何回か再建され、東方からの侵略者の見張り塔や火の見櫓として使われてきたそうです。
新ゴチックスタイルで、高さが40mあり、今は街のシンボルになっているようです。


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World Radio Day 2016 ラジオ・ルーマニア・インターナショナル

2016-02-15 | BCLアラカルト
昨日、2月14日は、「バレンタインデー」でした。
一昨日、2月13日は、「世界ラジオデー」(World Radio Day)でしたが、日本では、バレンタインデーと比べると、その知名度は、全くないに等しいでしょう。

「世界ラジオデー」は、ユネスコの第36総会(2011年11月3日)で宣言され、2013年から記念行事が行われ始めました。この日は、国連が1946年にラジオ局を設立した日にあたるため、記念日にしたようです。

かつて、短波による日本語放送をしていた国連放送(United Nations Radio)は、聴いたことがありますが、廃止されて三十数年、今になってなぜ「世界ラジオデー」なの、という感は否めません。まあ、インターネットの普及により、ラジオの重要性が低下し、今一度見直しを、とのことなのかも知れませんね。

BCLブームの頃ならともかく、ここ数年前に創られた記念日ですので、日本の多くの人は知らないのは当然でしょう。ただ、東南アジアやヨーロッパなどでは、少しは知られているようで、この記念日の周知に、特集番組を組む放送局もあります。

そうした局の1つに、「ラジオ・ルーマニア・インターナショナル」があります。前々から特別番組のことは知っていて、今年のラジオデーのテーマは、「緊急事態と惨事におけるラジオ」でした。
そこで、英語部へ、「阪神淡路大震災での災害FM臨時局設置と、それで実証された災害時に備えたコミュニティFM局の全国各地での開局、東日本大震災時の災害FM局の活動について」という文章を投稿してみました。

ちょっと手前味噌になるのですが、採用されて放送されたようです。日本向け短波英語放送は聴き逃しましたが、ホームページに要約された記事が載せられているのを見つけ、インターネット放送を聴いて確認しました。



英語の他に、ルーマニア語、セルビア語、アルメニア語でも放送されたようで、たいへん嬉しく思うとともに、阪神淡路大震災を経験し、災害時のコミュニティFM局の有効性とラジオの重要性をお伝えすることが出来たのかな、とも思いました。

今日のブログは自画自賛の話になってしまい、お付き合いくださり、ありがとうございました。

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