BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

4月の海外局のベリカード (PCJ RRI VOR RTI RP)

2014-04-30 | 海外局ベリカード
4月にいただいた海外局からのベリカードです。

まず、「PCJ Radio International」で、スリランカのトリンコマリー送信所からの英語放送を聴いたものです。
PCJ放送開始5周年を記念した番組が、3月12日に9335kHzで放送されましたが、あまり当方の受信状態がよくなかったので、別の日に13655kHzを聴いたものです。

いただいたEベリレターは、スペースシャトルから見たインド大陸南部とセイロン島、それに、Eベリ発行人のビクター・グナテイラカ(Victor Goonetilleke) さんの顔写真です。グナテイラカさんは、スリランカのアマチュア無線連盟の会長をされていたようです。

RRI「ラジオ・ルーマニア・インターナショナル」からのカードです。

3月のは、南部のムンテニア地方、かつてのワラキア公国の首都・トゥルゴヴィシュテ(Târgoviște) にある、見張り塔であるキンディア塔と宮殿跡の写真です。(文字変換がうまくいきますかどうか。Tの次はaの上に^がある文字、iの次はsの下に跳ねがある文字です)
15世紀に、ヴラド・ツェペシュ(ヴラド3世)により建てられたようです。

VOR「ロシアの声」は、4月から短波放送が終了してしまいました。

少し前の3月中旬に21800kHzの英語放送を聴いたのが、くしくも、英語放送の最後のベリカードになってしまいました。


いただいたのは、在庫で残っていたVOR80周年シリーズの国立トレチャコフ美術館のカードでした。


RTI「台湾国際放送」のは、阿里山鉄道のミニ列車の写真です。

元は森林鉄道で、嘉義駅から阿里山駅までの全長71.34km、標高差は2186mを3時間半かけて結ぶ観光列車。カードの写真は、列車の後尾1両ほどが見えています。
RTIの今年のベリは、1月のカードから文明的象徴を表現したものかと思っていましたが、どうやら、外国人が台湾の風景を撮った写真作品の、「台湾好印象シリーズ」のようです。

インターネット放送を聴いていただいた、「ラジオ・プラハ」です。

今年の風景カード4番目は、中央ボヘミアにある「ルサルカ(Rusalka)湖」です。

湖面に浮かぶスイレンは、クロード・モネの油絵「睡蓮」を連想させますが、ただ、湖岸を漂っている煙のようなものは霧にしては濃いので、何なのでしょうかね?

余談ですが、チェコの作曲家・アントニン・ドヴォルザークのオペラ作品に「ルサルカ」というのがあります。
「森の奥にある湖に住む水の精が、人間の王子に恋をし、魔法使いに人間の姿に変えてもらう。ただし、人間の姿の間はしゃべれないこと、恋人が裏切った時にはその男とともに湖底に沈む、というのが交換条件でした。美しい娘になったルサルカを見た王子は、とても気に入り、彼女を城に連れて帰り、結婚します。そして、その後の2人は…」 長くなるので、これ以上は書かないでおきます。

ドヴォルザークの頭の片隅には、この美しい湖のことがあったのでしょう。全3幕のオペラは、1901年3月にプラハで初演されて、大成功を収めたのだそうです。
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「モスクワ放送」日本語の番組表

2014-04-29 | BCLアラカルト
短波での「ロシアの声」日本語放送は、4月から聴こえなくなっていますが、かつての放送規模を知る者にとっては、時代の変化を感じずにはいられません。

歌手・中島みゆきさんが歌った『時代』の歌詞、「♪そんな時代もあったねと、いつか話せる日が来るわ♪」ではありませんが、そんな時代の、話です。

1970年、「モスクワ放送」からいただいた局紹介のパンフレットです。

二つ折りを広げた中面と、表面です。 

その年の番組表です。

日本語放送で、使っていた周波数のリストです。



1972-73年頃の番組表の表面です。


 右は1986年の番組表の表面です。

その中面の番組表です。

1986年の周波数のリストです。


この時代、午前7時から30分間と、午後6時30分から10時、11時から12時まで、1日5時間の放送がありました。

使っていた周波数は、中波は630,720,1251kHzの3波、短波も同じメーターバンド内での2波が2バンド、の6波、合わせて9波もあります。
すべての波が、良好な状態で受信出来ていたのかどうかは、わかりませんが…

この時代、例えるなら、短波放送の黄金時代。これほどまでの規模で、日本語放送をしていた局は、ここしかありませんでした。

「♪めぐるよめぐるよ 時代は巡る♪」 
それから、ずいぶん、時はめぐりました。

さて、歌のラストフレーズは、「♪生まれ変わって歩き出すよ♪」ですが…
かつて「モスクワ放送」、今は「ロシアの声」、次は?「ロシア・トゥデー」?
短波の日本語放送は、さて、出てくるのでしょうか?
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ロシアの声 日露友の会ペーチカ・カード (2005年)

2014-04-28 | BCLアラカルト
VOR「ロシアの声」のベリカードは、2011年から「人類初の有人宇宙飛行50週年」記念シリーズ(12枚)になりました。これらについては、またの機会に紹介したいと思います。

他に、VORからのは何かないかなと探していたら、ロシアの声関連としてリスナーズクラブの記念カードがありました。

リスナーズクラブ「日露友の会・ペーチカ」は、VOR日本語放送を愛聴するリスナーが有志で集まり、放送や放送局スタッフを応援するために、2004年10月29日のVOR放送開始75周年の記念日に発足したのだそうです。

創立1周年を記念した2005年のもので、受信データは書かれていません。

裏面は、2種類のデザインがあって、モスクワ本局とハバロフスク支局の建物のイラストに、両局のアナウンサーやスタッフの写真が配置されています。


たしか、受信レポートを東京の事務局に送り、いただいたように思います。

そう言えば、4月11日に取り上げた日本語放送開始65周年記念のカードや、4月19日の手持ちは4枚でしたが、いちのへ友里アナウンサーが撮影されたモスクワの風景写真シリーズ(10種類)のカードは、ベーチカとの共同製作でしたね。
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ロシアの声 80周年カードⅡ (2009・2010年)

2014-04-27 | 海外局ベリカード
VOR「ロシアの声」を聴いて、2009・2010年にモスクワからいただいたベリカードです。

VOR80周年シリーズⅡと言えるもので、「すべての道はピャトニツカヤ通りのVOR本部に通じる」というシャレたテーマの、モスクワ名所施設案内を兼ねたベリカードになっています。

まずは、モスクワ国際音楽会館 (通称ドーム・ムージキ=音楽の家)です。
ガラスで出来た宮殿のような外観をしていて、屋根の上にはト音記号の形をした風見鶏が置かれています。
3つのホールがあるようで、ここで演奏した有名なアーティストたちは、伝統として「スター階段」と呼ばれる場所に、直筆のサインを残しているそうです。

アレキサンドロフスキー公園です。
クレムリンの北西にあり、敷地面積10haの広い公園です。

1770年に建てられたロシア正教会の聖クレメント教会です。

後期バロック様式の建物で、カードでは、教会の鐘楼が見えています。
地下鉄トレチャコフスカヤ駅の近くのようです。

国立トレチャコフ美術館です。
商人・トレチャコフによって1856年頃に作られた美術ギャラリーから発展して、1893年に「トレチャコフ兄弟モスクワ市営美術館」の名で開館したのだそうです。現在では、所蔵作品数13万点のロシア最大級の美術館の1つに数えられています。

赤の広場にあるGUM(グム=総合百貨店)で、かつては、国営のロシア最大の百貨店でした。
3階建の建物の中に、大きな3つのメイン通路が平行に並び、天井まで吹き抜けになっていて、現在は、専門店が集まるショッピングモールとなっているようです。

モスクワ川にかかる、ルシュコフ・ブリッジです。
この橋を有名にしているのは、橋の上に置かれている鉄製の木です。カードの写真にはそれらしきものが写っていますが、はっきりしなくて、よくわかりませんので、ネットにあったのを獲ってきました。

鉄の木の枝に結婚を誓った2人が、南京錠をくくり付けます。そして、そのカギを川の中に投げ捨て、解けない錠にして永遠の愛を誓うというのだそうです。

このシリーズは2011年春ごろまで発行されていて、この次が、「人類初の有人宇宙飛行50週年記念」の12枚シリーズになりました。
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ロシアの声 ハバロフスクから最後のカード (2010年)

2014-04-26 | 海外局ベリカード
VOR「ロシアの声」の日本語放送を2010年8月に聴き、ハバロフスク支局からいただいたベリカードです。

アムールトラ、ユキヒョウ、ハマナス(の実)を写した、カラー写真です。
これは、2010年の寅年を記念して発行されたカードで、絶滅が危惧されている動物種なので、自然保護の意味もあるのでしょう。


檻の中にいるアムールトラを見物している人たちは、日本人のようなので、日本の動物園で飼われているようです。また、ユキヒョウは寝そべっているところを下方から網越しに撮られています。
となると、撮影場所は、もしかして旭山動物園?

もう1枚も同じ写真で、白黒になっています。

白黒写真にすると、ちょっと像がわかりづらくなってしまいますが、あえてしている意味は、ハバロフスクからの日本語制作番組が終わってしまうことになったから?

2010年9月25日の「シベリア銀河ステーション222回最終便」で、岡田和也アナによるハバロフスク支局からの放送は終了となったそうで、あわせて、同支局での他の外国語番組も終了したようです。

残念ながら、最後の日の、この番組は聴けませんでした。

ベリカードで言えば、これまでハバロフスク支局では、市内の建物やバイカル湖などの風景絵ハガキを使った独自のカードを、たくさん発行されてきました。全部では200種類近くになるのではないでしょうか。そのうち、この15年間で30数枚いただきました。
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船舶気象通報局 たっぴ・しりや (2010年)

2014-04-25 | 国内局ベリカード
青森県の船舶気象通報局「たっぴ」のベリカードです。

津軽半島の最北端で、津軽海峡に突き出た岬にある龍飛埼灯台の写真です。


どんよりとした空と海、雪が残る山並みは、石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」で歌われている景色とダブります。
カードは、青森海上保安部からいだきました。

青森県のもう1枚は、船舶気象通報局「しりや」です。

下北半島の北東端にある岬・尻屋崎に立つ、尻屋埼灯台の写真です。

1876年に東北地方最初の灯台として点灯され、翌年には、日本で初めて霧鐘(霧信号所)が設置されたといいます。
八戸海上保安部からいだきました。
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NHK青森局 TV開局ポスター (2011年)

2014-04-24 | 国内局ベリカード
「NHK 青森局」から、2011年にいただいたベリカードです。


カードには、青森にNHKテレビ局が開局するというお知らせの、昭和34年当時のポスターが使われています。
左側には、局の歴史も簡単に書かれていて、県内のラジオ局としては、青森局よりも先に、弘前局が昭和13年に開局したようです。

青森局独自のマスコットキャラクターがいて、リンゴの「アプたん」と「アブプ」が描かれています。
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船舶気象通報局 にゅうどう (2010年)

2014-04-23 | 国内局ベリカード
秋田県の船舶気象通報局「にゅうどう」のベリカードです。

男鹿半島北端の入道崎に立つ入道埼灯台の写真と、スキーをする、海上保安庁のマスコットキャラクター「うみまる」です。
 
白と黒の2色に塗り分けられた大型灯台で、雪の中でも目立つようにと、縞模様に塗られているのが特徴です。

秋田海上保安部からいただきました。
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NHK秋田局 アンテナ写真カード (1999-2011年)

2014-04-22 | 国内局ベリカード
「NHK秋田局」からいただいたカードです。

1999年のは、JOUB第2放送を聴いていただいたもので、165mのアンテナ写真のカードです。
第2放送は500kwの出力で放送していますので、良く聴こえています。

第2放送を聴いていただいた、2010年のアンテナ写真のカードです。

いずれも、サンキューカードといわれる返信用カードで、「受信証は発行していません」と、同封されていたレターに書かれています。


2011年のは、JOUK第1放送を聴いたもので、95mのアンテナの写真カードです。
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船舶気象通報局 とどがさき (2010・2011年)

2014-04-21 | 国内局ベリカード
岩手県の船舶気象通報局「とどがさき」のベリカードです。

宮古市にある、本州で最東端の岬である魹ヶ埼(とどがさき)灯台の写真です。

この岬は、切り立った断崖というよりは、ゆるやかな海岸地形です。


2010年は、上空から見た写真で、2011年のは、海から見た写真になっています。
 
カードは、釜石海上保安部からいただいたものです。

2011年3月11日の東日本大震災により、海上保安部のある釜石港湾合同庁舎が被災し、仮庁舎の新日鉄釜石健康センターに移転されていたので、受信レポートを出すのはどうかと思ったのですが、年末に受信して、いただきました。現在は、元の合同庁舎で業務再開されています。
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ロシアの声 80周年カード (2009年)

2014-04-20 | 海外局ベリカード
2009年に「ロシアの声」(モスクワ放送)が80周年を迎えました。

それを記念したベリカードが、シリーズで発行されました。モスクワ局からで、カードのサイズが、ハガキ大から横長(縦長)に定着してきました。

1929年10月29日に初放送 (ドイツ語?)を開始。
開局当時の局建物と、2009年時点の建物です。

表面です。


20-30年代の写真は、赤の広場での労働者の祭典(メーデー)を初めて生放送する様子と、放送スタジオに設置された機材です。

旧ソビエト連邦で、大祖国戦争と呼ばれている1941-1945年の時期に、放送で戦争捕虜の名前を聴いていた女性リスナー(ドイツ人?)と、当時の受信機です。

ラジオ受信機は、写真のように、一見してもわからないように、筒のような中に入れられていたのでしょう。

50-60年代の写真は、インタビューを受けるイギリスの小説家グレアム・グリーンさんと、友好国のベトナムからのリスナーの手紙を見るスタッフです。

話は飛びますが、グレアム・グリーンさんは、ウィーンを舞台にした白黒映画「第三の男」の原作者として知られ、生涯、共産主義への共感を持ち続けたと言われています。
また、1949年に公開された映画のテーマ曲(「ハリー・ライムのテーマ」とも)を、アントン・カラスさんがツィター(オーストリアの民俗楽器)で演奏したことで、1950年代最大のヒット曲となりました。
一度聴いたら忘れないメロディーで、もちろん、日本でもラジオのリクエスト番組でよくかかっておりました。

 
70-80年代の写真です。南米チリの街頭からレポートする特派員と、1982年のスペインでのFIFAワールドカップの試合を放送するアナウンサーです。

この歴史的な写真シリーズ(←勝手に付けた名前です)で持っているのは、以上の5枚だけです。
このあとは、VOR80周年シリーズのⅡとなります。
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ロシアの声 モスクワ風景カード (2008-2009年)

2014-04-19 | 海外局ベリカード
VOR「ロシアの声」の日本語放送を聴いて、2008・2009年にモスクワからいただいたベリカードです。

2007年より2年間、VORで勤務された、いちのへ友里アナウンサーが撮影された、モスクワの風景写真が使われています。

アレクサンドロフスキー公園です。 
もともと、クレムリンを取りまく堀であったところを公園にしたそうで、花壇には色とりどりの花が咲き、モスクワ市民の憩いの場所となっているようです。

戦勝記念日を祝う、巨大なモニュメント風ポスターが貼られている風景です。 
「1945、3月、戦勝日」というのと、ちょっと小さい「9(日)、3月」という2枚が飾られています。

アダムとイブの噴水公園です。
人々が憩う、西欧の公園には、噴水がかかせない施設のようですね。
日本の公園はというと、水は出ていても、小川を設けて水を自然に流している、といった造りにしているところが多いように感じます。

アレクサンドロフスキー公園北側にある、第2次世界大戦の戦没兵士を慰霊する無名戦士の墓です。

慰霊行事の時なのでしょうか、多くの花が献花されています。ヘルメットと軍旗の彫刻と、中央の星型の彫刻のところには「永遠の炎」が灯されています。

これらのカードには、PECHIKAの文字が入っていますので、リスナークラブ「ペーチカ」と共同制作したもののようです。
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ロシアの声 モスクワ放送のカード (2005-2007年)

2014-04-18 | 海外局ベリカード
VOR「ロシアの声」の日本語放送を聴いて、2005年~2007年にかけて、モスクワからいただいたベリカードです。

少し前にも書きましたが、1994年に「モスクワ放送」から「ロシアの声」に局名が変更され、ようやく、2002年に初のVOR表示・新カードをいただきました。

その後は、新しいデザインによるVORのカードが続くものと思っていましたが、しばらくすると、また、モスクワ放送時代のカードになってしまいました。

2005年のベリカードです。(画像は表面と裏面を合わせてあります)  
ただ、違っているところは、「Радио Москва」(モスクワ放送)に、「Voice of Russia」の局名が入っています。

これは、たぶん、Радио Москваと印刷された在庫のカードが大量にあったことや、これらを利用することで財政的にも助かるという事情が関係していたのかも、と思っています。

思いついた、同様の良く似た例として、外国の少し昔の郵便切手にあるパターンで、郵便料金改定や国名が変わった(国が独立した)時などに、前の表示を消すように上から部分的に印刷する、いわゆる加刷の方法が使われてきました。

2006年のは、VORマークの入ったVerifiedのスタンプが押されるようになりました。


このカードに描かれている局マークからすると、80年代後半に作られたのではないでしょうか。この頃の返信用封筒にも、この局マークが描かれていました。
 


2007年のです。

もう1枚は、12月に受信して、2008年1月にいただいた、金文字の入ったカードです。 

文字は、「新年おめでとう」のような意味だと思います。
これまで、あまり、メッセージが入ったベリカートを見たことがありませんので、これは残っていたグリーティングカードの類を使ったものでしょう。

興味を持ったのは、下部左側に描かれている青色マークと文字です。
ロシア語の表記は、「ソビエト社会主義共和国連邦テレビ・ラジオ放送委員会」のような意味ではないかと思うのですが?

こちらの局マークが使われていた頃は、1970年頃でした。

1969年から1971年にかけていただいたモスクワ放送のベリカードです。 


 
30年ほど前に作られたと思われるカードが残っていて、再び使われていることにちょっと懐かしさと、ロシアらしさを感じました。
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NHK盛岡局 「がんすけどん」「なはんちゃん」 (2007・2010年)

2014-04-17 | 国内局ベリカード
「NHK盛岡局」からいただいたベリカードです。

2007年のは、コールサインの入った盛岡放送局の局舎の写真です。
また、NHKは「日本放送協会」の略称ですが、英語で表わした「Japan Broadcasting Corporation」の表記が入っています。

表面には、手書きで受信データが書かれています。


2010年のは、盛岡局オリジナルキャラクターの男の子「がんすけどん」と、女の子「なはんちゃん」が描かれているA4ベリレターです。

あわせて、前と同じ局舎の写真カードもいただきましたが、確認データはレターに書かれてあるので、表面には何も書かれていませんでした。

キャラクターの名前の由来は、岩手県中部で丁寧の意を表す方言「~がんす」から、「なはん」は間投助詞また終助詞だそうです。絵的には、がんすが岩手山を、なはんが姫神山をモチーフにしているらしいです。
さらに、いわてみんなのうたで、「がんすけ & なはん音頭」というのがあるようです。
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船舶気象通報局 きんか (2010年)

2014-04-16 | 国内局ベリカード
宮城県にある船舶気象通報局「きんか」のベリカードです。

金華山灯台の写真が使われています。
この灯台は、石巻市の牡鹿半島の先端から1km 沖合いに浮かぶ島、金華山の南西の断崖に立つ白亜の灯台です。

カードは、宮城海上保安部からいただきました。  
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