手技療法による治療を行うときには、セラピストの身体にかかる負担や無理は、できるだけ少なくなるように工夫する必要があります。
歩行がよい例かもしれません。
私たちは日ごろ、自分にとって自然で楽に歩いているはずです。
そのような身体の使い方が、仕事をする上でも理想になるのではないでしょうか。
技術を磨く上で「歩くように治療する」というのは、私の目標になっています。
(まだまだ道の途中ですが…)
しかし、そうはいっても一日中歩いたとしたら、いくら自然で楽な歩き方をしていたとしても疲労は起こります。
そこで、お風呂の後のストレッチなどが必要になるわけですね。
私たちの手も一日中使っているわけですから、しっかり手入れをしておくことが大切です。
以前、「こまめにしたい指の手入れ」というタイトルで、2つのセルフケア法を紹介しました。
こまめにしたい手指の手入れ その1
こまめにしたい手指の手入れ その2
ちなみに「その2」では指のストレッチを、立った状態で行うと書きましたが、座った状態で伸ばす側の手指を反対の手で握り、両腕の重みをかけても上手く伸ばすことができます。
伸ばす指以外の指を、しっかり包んで握り込むのがポイントです。
「その1」「その2」はいずれも手部のケアでしたので、今回は前腕のケアをご紹介したいと思います。
まずは屈筋からはじめましょう。
通常のストレッチと合わせて行うとよいでしょう。
≪右前腕の場合≫
1.テーブルの前に立ち、手のひらを天井に向けて右前腕をテーブルの上におきます。
2.左肘を右前腕の上に置き、肘から手首までの間を、体重をかけて圧迫し、硬く緊張した部分を探します。
・肘で押すのではなく、身体を預けるように、腕立て伏せをするようなつもりで乗せるのがコツです。
・肘は少し寝かせて、骨の平らな部分が当たるようにすると使いやすいです。
・緊張がわかりにくければ、左肘で圧迫しながら前後に動かして、筋肉を横切るように探すと見つけやすくなります。
3.ジーンと響くような感覚を覚える部位に当たったら、そのまま体重をかけ続けます。
4.5~10秒間持続したら離し、再び押さえるということを5~10回くり返します。
5.楽になってきたら、他の部位に移動して同じ事をくり返します。
いかがでしょう。手軽にできますが、なかなか効いている感じがするのではないでしょうか。
≪次回に続く≫
歩行がよい例かもしれません。
私たちは日ごろ、自分にとって自然で楽に歩いているはずです。
そのような身体の使い方が、仕事をする上でも理想になるのではないでしょうか。
技術を磨く上で「歩くように治療する」というのは、私の目標になっています。
(まだまだ道の途中ですが…)
しかし、そうはいっても一日中歩いたとしたら、いくら自然で楽な歩き方をしていたとしても疲労は起こります。
そこで、お風呂の後のストレッチなどが必要になるわけですね。
私たちの手も一日中使っているわけですから、しっかり手入れをしておくことが大切です。
以前、「こまめにしたい指の手入れ」というタイトルで、2つのセルフケア法を紹介しました。
こまめにしたい手指の手入れ その1
こまめにしたい手指の手入れ その2
ちなみに「その2」では指のストレッチを、立った状態で行うと書きましたが、座った状態で伸ばす側の手指を反対の手で握り、両腕の重みをかけても上手く伸ばすことができます。
伸ばす指以外の指を、しっかり包んで握り込むのがポイントです。
「その1」「その2」はいずれも手部のケアでしたので、今回は前腕のケアをご紹介したいと思います。
まずは屈筋からはじめましょう。
通常のストレッチと合わせて行うとよいでしょう。
≪右前腕の場合≫
1.テーブルの前に立ち、手のひらを天井に向けて右前腕をテーブルの上におきます。
2.左肘を右前腕の上に置き、肘から手首までの間を、体重をかけて圧迫し、硬く緊張した部分を探します。
・肘で押すのではなく、身体を預けるように、腕立て伏せをするようなつもりで乗せるのがコツです。
・肘は少し寝かせて、骨の平らな部分が当たるようにすると使いやすいです。
・緊張がわかりにくければ、左肘で圧迫しながら前後に動かして、筋肉を横切るように探すと見つけやすくなります。
3.ジーンと響くような感覚を覚える部位に当たったら、そのまま体重をかけ続けます。
4.5~10秒間持続したら離し、再び押さえるということを5~10回くり返します。
5.楽になってきたら、他の部位に移動して同じ事をくり返します。
いかがでしょう。手軽にできますが、なかなか効いている感じがするのではないでしょうか。
≪次回に続く≫
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