制限の芯を捉えるというのは触診上の感覚的なことなので、誰にでも確認できる具体的・客観的なものとして示すことは難しいでしょう。
ですから、セラピスト自身の中に感覚的な基準ができないうちは、自信が持てずに不安に感じることもあるかもしれません。
そのようなときはいちど、わざとまったく見当外れの方向に向かって圧力を加え、そのときの感触と、自分なりに芯を狙ったときの感触を比較してみてください。
下の図の左側のように
わざと外した時は、ねらったときよりも抵抗感が少ないはずです。
こうしてねらった時と、わざと外した時を比較することで、自分の中で判断する手掛かりができます。
練習の時には、芯を外した方向に圧を加えたまま、じょじょにねらった方向に向きを変えていき、そのプロセスの中で生じる感覚の変化を感じとるということも試してみてください。
少しずつ抵抗感が強くなっていくはずです。
この、感覚の変化を感じるというのがとても大切です。
芯を外した感覚と芯をねらった感覚、そして両者の間を変化していく感覚を理解すれば、その先にある、より芯を捉えた感覚を予想しやすくなり、それに向けて工夫を重ねていけます。
下の図の右側のように
このような方法を覚えておくことで、自分ひとりでもテクニックを上達させていくことができます。
楽に芯を捉えるような、身体の動かし方を工夫していけばよいわけです。
それができている時は、テクニックのフォームも無理なく自然できれいなはずです。
テクニックを学んだ時、はじめのうちは手順やかたちを覚える必要があります。
あるていどそれができたら、患者さんがもつ固有の制限をリリースするため、制限に合わせたフォームをその場その場でつくっていかなければなりません。
覚えたかたちをただ当てはめただけでは、効果もいまひとつだと思います。
効果を出せる、切れ味の鋭いテクニックを使えるようになるための手掛かりになるのが、今回のテーマであった芯の捉え方です。
芯の捉え方を、 「等尺性収縮後リラクゼーションを触診で感じよう」や「ひとりでできる!!関節モビライゼーション(直接法)練習法」など、これまでご紹介してきた触診の練習法や、みなさんが日頃使っているテクニックに組み込んで練習してみてください。
技術が、もうワンステップ上がるはずです。
ですから、セラピスト自身の中に感覚的な基準ができないうちは、自信が持てずに不安に感じることもあるかもしれません。
そのようなときはいちど、わざとまったく見当外れの方向に向かって圧力を加え、そのときの感触と、自分なりに芯を狙ったときの感触を比較してみてください。
下の図の左側のように
わざと外した時は、ねらったときよりも抵抗感が少ないはずです。
こうしてねらった時と、わざと外した時を比較することで、自分の中で判断する手掛かりができます。
練習の時には、芯を外した方向に圧を加えたまま、じょじょにねらった方向に向きを変えていき、そのプロセスの中で生じる感覚の変化を感じとるということも試してみてください。
少しずつ抵抗感が強くなっていくはずです。
この、感覚の変化を感じるというのがとても大切です。
芯を外した感覚と芯をねらった感覚、そして両者の間を変化していく感覚を理解すれば、その先にある、より芯を捉えた感覚を予想しやすくなり、それに向けて工夫を重ねていけます。
下の図の右側のように
このような方法を覚えておくことで、自分ひとりでもテクニックを上達させていくことができます。
楽に芯を捉えるような、身体の動かし方を工夫していけばよいわけです。
それができている時は、テクニックのフォームも無理なく自然できれいなはずです。
テクニックを学んだ時、はじめのうちは手順やかたちを覚える必要があります。
あるていどそれができたら、患者さんがもつ固有の制限をリリースするため、制限に合わせたフォームをその場その場でつくっていかなければなりません。
覚えたかたちをただ当てはめただけでは、効果もいまひとつだと思います。
効果を出せる、切れ味の鋭いテクニックを使えるようになるための手掛かりになるのが、今回のテーマであった芯の捉え方です。
芯の捉え方を、 「等尺性収縮後リラクゼーションを触診で感じよう」や「ひとりでできる!!関節モビライゼーション(直接法)練習法」など、これまでご紹介してきた触診の練習法や、みなさんが日頃使っているテクニックに組み込んで練習してみてください。
技術が、もうワンステップ上がるはずです。