≪前回からの続き≫
つまんで動かすという小さな操作を、大きな動作で行う工夫、いかがでしたか?
今回は私の場合をご紹介しますが、これが正しいというのではありません。
あくまで方法のひとつであって、他にもいろいろなやり方があるはずですから、まずは参考までに試してみて、納得できるなら取り入れるようにしてください。
では、つまむという操作から始めましょう。
ふつうは母指と四指で同時に挟むようにするわけですが、それを分けて行います。
まずは四指から。
四指で皮膚に触れて固定し、そのまま手前に引いて来て皮膚のたるみをつくります。
このとき指を曲げる力や手首の力ではなく、身体を引くように操作しましょう。
「小さな操作は大きな動作で」ですね。
すると、シワができるなどして皮膚のあそびが大きくなっています。
続いて母指で皮膚に触れ、そのまま前方に押し出しながら母指を四指の下に潜り込ませ、巻き上げるようにつまんでいきます。
ピンチするよりロールするというイメージでしょうか。
ふつうにつまんだ時とは、見た目の角度は明らかに違いますよね。
ロールする際は指先の力ではなく、脇を閉め、手首を背屈させながら身体を前進させて巻き上げるようにします。
ここでも「小さな操作は大きな動作で」ですね。
この時点でかなり皮膚のあそびは除かれているはずですが、まだ動きに余裕があるなら皮膚を四指でたぐりあげ、グラグラしないように固定します。
つまんで動かす操作は、皮下組織の滑走を回復させる目的で行われます。
そのため、つまむことで皮膚のあそびを除き、動かしたときには滑走制限が起きている部位に直接刺激が加わるようにします。
皮膚のあそびが残ったままでは、そのぶん無駄な動きが大きくなるので、それをいかにきちんと除いておくかが、最小限の動きで効果を上げるための大切なポイントになります。
皮膚をたぐりあげるのは、本来なら腕を動かしつつ手首のスナップを利かせるのが理想ですが、これくらいの操作なら指先で行っても問題ないでしょう。
絶対に指先の力を使ってはいけません!!、なんて私も言うつもりはありません。
必要な時は私も使っています。
ただ、自分の身体を傷めるような使い方を習慣にしないようにして欲しいというわけですね。
さて、これで「つまむ」という操作が完成しました。
ふつうにつまむよりも、よりしっかりとグリップが効いている印象があるのではないでしょうか?
つまむに続いて、動かす操作です。
≪次回に続く≫
次回は2月8日(土)更新です。
今回でブログを始めて、まる6年になります。
みなさんの声を励みにして支えられ、続けてくることができました。
ありがとうございました(^^)
つまんで動かすという小さな操作を、大きな動作で行う工夫、いかがでしたか?
今回は私の場合をご紹介しますが、これが正しいというのではありません。
あくまで方法のひとつであって、他にもいろいろなやり方があるはずですから、まずは参考までに試してみて、納得できるなら取り入れるようにしてください。
では、つまむという操作から始めましょう。
ふつうは母指と四指で同時に挟むようにするわけですが、それを分けて行います。
まずは四指から。
四指で皮膚に触れて固定し、そのまま手前に引いて来て皮膚のたるみをつくります。
このとき指を曲げる力や手首の力ではなく、身体を引くように操作しましょう。
「小さな操作は大きな動作で」ですね。
すると、シワができるなどして皮膚のあそびが大きくなっています。
続いて母指で皮膚に触れ、そのまま前方に押し出しながら母指を四指の下に潜り込ませ、巻き上げるようにつまんでいきます。
ピンチするよりロールするというイメージでしょうか。
ふつうにつまんだ時とは、見た目の角度は明らかに違いますよね。
ロールする際は指先の力ではなく、脇を閉め、手首を背屈させながら身体を前進させて巻き上げるようにします。
ここでも「小さな操作は大きな動作で」ですね。
この時点でかなり皮膚のあそびは除かれているはずですが、まだ動きに余裕があるなら皮膚を四指でたぐりあげ、グラグラしないように固定します。
つまんで動かす操作は、皮下組織の滑走を回復させる目的で行われます。
そのため、つまむことで皮膚のあそびを除き、動かしたときには滑走制限が起きている部位に直接刺激が加わるようにします。
皮膚のあそびが残ったままでは、そのぶん無駄な動きが大きくなるので、それをいかにきちんと除いておくかが、最小限の動きで効果を上げるための大切なポイントになります。
皮膚をたぐりあげるのは、本来なら腕を動かしつつ手首のスナップを利かせるのが理想ですが、これくらいの操作なら指先で行っても問題ないでしょう。
絶対に指先の力を使ってはいけません!!、なんて私も言うつもりはありません。
必要な時は私も使っています。
ただ、自分の身体を傷めるような使い方を習慣にしないようにして欲しいというわけですね。
さて、これで「つまむ」という操作が完成しました。
ふつうにつまむよりも、よりしっかりとグリップが効いている印象があるのではないでしょうか?
つまむに続いて、動かす操作です。
≪次回に続く≫
次回は2月8日(土)更新です。
今回でブログを始めて、まる6年になります。
みなさんの声を励みにして支えられ、続けてくることができました。
ありがとうございました(^^)