対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

第4回宝酒造杯東京大会1に参加してきた【7】

2011-06-08 23:55:55 | 棋譜
つづき

前局に勝って、しゃばさんに窘められつつも
勝ち越しと賞品獲得が決まったことで一山超えた感じ。

尤も3勝と4勝ではやっぱり賞品にも違いがある。
具体的にはお酒の分量(1升と720ml)が2.5倍違う(笑)。
最終局に勝っても目標は達成できないまでも、
気分良くは終わりたいところ。

相手の方は「定番」年配の男性の方。
握って私の黒番。

【実戦図8(1~68手まで)】


白16・20はどの本をみても、
大体悪い手の代表みたいに扱われている。
頭でっかちな私には打てない手だけれど、
まぁ力があればどうとでもなるので油断はできない。

ただ白26や白34・36とアオったのは
明らかに「身分違いの恋」。

白46もほとんど生ノゾキに近く、
あまり利かしになっていない。

結果、白は逃げているだけで地がついていないので、
私としてはかなり安心してしまった。



実戦はこの後、緑のエリアの白石と、
青のエリアの白石を露骨に切断し、緑のエリアの石を捕獲。
さらに青のエリアの白石も「詰めろ」の状態になり、
この時点で「投了かな」と。

周りの人もドンドン対局が終わり、
何人か観戦してくださる方もいらっしゃったが、
もう対局がないということで、じきに皆去っていった。
しゃばさんも目だけで挨拶してご帰宅。

しかし相手の方は投げない。
そんなもんかと特にイライラすることもなく、
待ち時間を目算に当てて淡々と打っていたが、
やがて集中力が切れたのかウッカリ、
青のエリアと緑のエリアの石が再度連絡してしまうことに。

ただ目算していた時点で、
仮に万が一これらの石を活きられても、
地合が足りそうというのは確認していたし、
時間がたっぷり余っていたので、
気持ちを立て直すのにそれほど苦労はしなかった。
気を取り直してヨセて
結果、コミ入れて20目強勝ち。

…気がつくと3階の広い会場で残っているのは私たちだけ。
まぁ「わかりやすいトドメを刺さなかった」私が悪いのだけれど、
勝った喜びよりもちょっと拍子抜けした感じ。

2階をのぞいたらasutoronさんも既にいらっしゃらない。
一人取り残された会場がサビしい…。

(まとめへ)

iPad日記【6月7日】

2011-06-08 17:55:55 | 雑談
iPadを持ち歩いてみたが、なかなかに良好。

電車のつり革に掴まりながら
立って閲覧するのには無理があるが、
座席に座って使うには申し分ない。

バッテリーの保ちも良く、
最初に充電してから、まだ一度も充電していない。

何より起動が早いのが嬉しく、
Web閲覧にはこちらがメインになりそうだ。

一方、簡単かつ直感的に出来ると思った、
操作方法への適応力は意外となかった…。
特にカーソルを合わせるのが難しく、
未だ希望の範囲をカット&ペーストできない。
普通の人より手が小さいから
容易だと思ったんだけどなぁ…。

「自分、不器用ですから」

だからまとまった文章やコメントはPCで。
せめてコントローラーにカーソルキーがあれば、
助かるのに…。

尤も知らないだけで、
上手い方法があるのかも知れない…。

ニヤニヤしている

2011-06-08 07:56:00 | 雑談
携帯でこのブログの記事を書いていたら、
「携帯を見ている時、ニヤニヤしている」
と、指摘されて驚いた。
(ニヤニヤ)

勿論、自分では意識していないけれど、緊張しやすいので、
努めて世の中を楽しく眺めようとしている。
(ニヤニヤ)
それが無意識に表情になって出てきているのかも。
(ニヤニヤ)

はっ!

こうして書いている今もニヤニヤしているのかしら?
(キリリ)
気をつけないと…。
(ニヤニヤ)

棋譜再生機能全画面表示

2011-06-07 19:55:00 | 雑談
i碁Booksを初めて触った時「埋め込み式」
(という表現が正しいか分からないが)
とリポートした棋譜再生碁盤だが、
「設定」で写真のような全画面表示にも出来る。

ただ文章は読めないし、使い方が難しい。

とりあえず棋譜並べが考えられるが、
コントローラーが意外に小さくて一手一手進めにくいのが難。

また通常画面でも全画面表示でも棋譜再生の際に
「石音」が鳴るのだが、現時点ではアプリ上ではオフに出来ない。
デモ版だから?
【追記】すみません。
私の操作方法が下手だったからのようです。
スライドさせるのじゃなくて押す感じなのね(謎)。

…仕事中にコッソリ見られないじゃないか(笑)。

iPad日記【6月6日】

2011-06-07 07:55:18 | 雑談
i碁Booksの良さを分かってもらうには、
動画を見てもらった方が早いと思うので、
手持ちのデジカメで撮影してみた。

ただ手で持って撮影したため、
画面が揺れる上に横倒し。
さらにムダな音(まな板を叩く音…)が入っているのに、
容量が156MBもあって、アップするのに躊躇している。

ひろさわさん、加工してくんね(笑)?

ホントは同じgooブロガーの週刊碁編集部が、
アップしてくれるといいんだけれどなぁ…。

iPad日記【6月5日】

2011-06-06 18:15:21 | 雑談
目を覚まして、早速ケースを買いに…
…とはいかず、「NHK将棋講座」を視聴。
家にいる以上、コレは義務です(ぇ)!

山崎プロの相変わらずな
グダグダ「ちょいワル逆転ホームラン」に対し、
「で、相手はどう指せば良かったのですか?」
と、タイムリーな質問をしたすずまりさん。
いい仕事してたね。

ブログの原稿を書いた後、
「囲碁将棋ジャーナル」でタケリンと福山さんのトークを堪能。
そして「NHK囲碁講座」と「NHK囲碁トーナメント」で、
万波姉妹観音と中野&高原地蔵にお参りして、
ようやくケースを買いに出発!

ケースを買うのにも紆余曲折あったのだけれど、
そこは端折るとして、帰宅していよいよ開封である。

ジャンジャジャーン

…と感慨に浸る間もなく、
ホコリのつく前に
保護シート貼りに取り掛からなくてはならない…(涙)。

これが初心者な上に、最難関と言われる
ホワイトだったものだから実に難しかった…。

自分、不器用ですから

保護シートもどっちが表で、どこが本体かわからないし…。

いろんなサイトを参考にして貼っているうちに
意地でも綺麗に貼りたくなって、
最終的にお風呂場で、上半身裸に(謎)。

自分、不器用ですから

何とか貼れてホッとする間もなく、今度は電源コード。
デスクトップのメモリを差すかのような
微妙な角度と固さに悪戦苦闘。
壊れないかとビクビク…。

自分、不器用ですから

これ、あんまり抜き差ししたくないけど、どうしよ…。

とにかく何とか充電にまでたどり着き、
ちょっと一休みである。

(インターバル)

充電完了してパソコンと同期。
あとは「i碁Books」インストールまで一直線だぁ!

と、思っていたらネット接続が上手くいかず…。
無線の設定忘れちゃったのが原因だけれど、
普通、覚えていないよね…ブツブツ。

ようやく繋がったと思ったら、
また「AppleID」の設定で躓いたり、
購入の目的だった「ブクログ for iPad」が
カメラに対応していないことが判明したり…。
(代わりにiPhone版を入れたら、何とか動いたけれど…)

もうイヤだぁ

とヤケになって非売品のワインをガブ飲みしていたら、
「JIN」のビデオ録画を忘れてしまったのでした。

iPad日記【6月4日】

2011-06-06 07:55:22 | 雑談
1週間と数日待ってもiPad入荷の連絡がないので、
まだかなと思って初めて調べたら、
ちょうど今日入荷したところだった。

以心伝心。

64GBなので、6月4日…じゃないよねぇ(笑)。

写楽特別展の帰りに購入したが、
希望のケースが買えなかったのと、
暑さと疲れでダウンしてしまい、
開封は明日にすることに。
いざ買えちゃうと却って開けるのが惜しくなる私。
美味しいものは最後にするタイプ。

ところで将棋の森内プロのお顔は写楽的だと思った。

第4回宝酒造杯東京大会1に参加してきた【6】

2011-06-05 12:15:55 | 棋譜
つづき

3階の対局室に戻って、4回戦の抽選。
残り2戦は「手土産がつくかどうか」という大事な(?)対局である。

勝敗数がしゃばさんと同じだったので、
「次、当たるかもしれませんね」
などといっていたが、名前を呼ばれた席で相手の方を見て「ギョッ」。

何と女性
しかも私より若そうな「おぜうさん」といってもよい、
年恰好の方だったので尚更、驚いた。
宝酒造杯以外でマダムとは打ったことがあるけれど、
宝酒造杯においては女性は初めて。
しかも同年代以下と対局となると非常にレアケースといえる。

近くで対局することになった、しゃばさんをみると、
こちらも相手の方がうら若き女性。
思わずしゃばさんと眼を見合わせて「アラ、マァ」と
アイコンタクトをとってしまった。

【実戦図6(1~84手まで)】


内心ニヤニヤしてしまいそうなシチュエーションだが、
高中国流からしっかり打ってこられるのをみて、
「侮れじ」と邪念は吹き飛んだ。
若手らしくしっかりと知識は持っている感じ。

ただ黒29の「車の後押し」や黒35・37の「知識の活用場面違い」
黒47など、やはり初段っぽい着手もあって、ちょっと安心。
しかし白48では49から出た方良かったか?
今見ると油断したのでもないだろうが、私の打ち方も相当まずい。

黒61からガツガツと地を稼がれてしまったのには閉口した。
地合で足りないようなので相手を攻めながら
中央に地をつける必要があり、こういう「責任を持たされる」碁は苦手。
その気分もあってちょっと先を急ぎすぎて薄い碁になってしまった。



終盤の入り口辺りで黒A白B黒Cと単純にデギられて悶絶。
左右両方の大石が一気に危なく。

今見ると既に上の局面で、成立してもおかしくない状態なので、
読まずに勝手に軽視していたと非難されても仕方ありませんな。

左を捨てることも考えたが、目算したところ足りないので
残り少ない時間を注ぎ込んで、必死にシノギ筋を読んだが読みきれず。

「負けにしてしまったか…」
半ば相手にゲタを預ける気持ちで左をまず助け、
右側の大石はシノギ勝負にするというバクチに望みを託した。
まぁ女性に「好きにして」貰うのは嫌じゃない(笑)。

相手の方の応手があるいは最善ではなかった可能性もあるが、
この作戦が奏功し、右側は連絡と眼持ちを見合いにしてシノグことに成功。
おまけで切った石も腹中に押さめることで中央に地もついた。

後は時間との戦い。
残りはとにかく相手の言いなりに打って最後まで打った結果、
白が盤面9目勝ちとなった。

これで勝ち越し&賞品獲得決定。
「やったー」と喜んでいたら、しゃばさんに
女性に勝ってはいけませんよ

…た、確かに…
GOTEKINGにあるまじき行いですな。
勝負に集中していて全く忘れていましたよ(笑)。

(つづく)