対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

NHK囲碁講座テキスト5月号表紙

2010-04-20 10:20:31 | 雑談
先週の金曜日のことだが、
「16日か…そういえば囲碁講座テキスト発売日かな」
と思い立って、書店に立ち寄った。

みると先月号から一転して、
今回はブルー系。
そしてモデルはカナボーだ。
わーい♪

しかし何か違う…。
その…あの…



可愛くない!

化粧なのか、加工技術なのか男の子にはよくわからないのだが、
何か目が不自然に大きく見えるようにしているようで、
強い違和感を感じるのだ。
まるでアマチェアの碁をみているみたい(失礼)。
まぶたの上に目を書くいたずらがあるけれど、そんな感じ。
中表紙にも写真があるけれど、同じだ。

こないだテレビでみていたら昨今のプリクラには、
いわゆるデカ目に補正する機能がついているらしいが、
やっぱり加工技術なのかなぁ?

補正をかけて可愛くなる人もいるとは思うが、
カナボーには似合わない…と思う。
実物はもっと可愛いぞ!と強く主張したい。
いっそ全体もギャル風にしたら面白かったかも…(汗)?

第3次猿十番碁第3局 総譜

2010-04-19 06:15:08 | 棋譜
あの大石を取るのに費やした1時間は一体何だったのだろうとか、
久々に(?)囲碁やめようかな症候群に陥った。

まぁ、あれを取るのに全てを費やしていたので、
取れていた時点で私の中ではこの碁は終わっていたのだが。
勿論、勝負という意味ではなく集中力とか気力とか戦意、
時間の意味である。

終局後の感想戦もダークモード全開
それは今も尾を引いている(ぇ)。

尤ももうちょっと冷静にみれば、
2手目天元の趣向を打つのには準備が足りなかったし、
その前後も不調で、その月は結局3番負け越し。
負ける要素は揃っていたのかもしれない。

ただこれで3連勝が途切れて、
勢いがとまってしまったのが気になる。
また次の局から趣向は控えて(?)
手堅く打っていかないといけないだろう。

2手目天元はしばらく封印…かな?

とにかく寶酒造杯に向けて景気をつけるためにも
次の一局は何とかしないと。
え?同じく寶酒造杯に出場するhexaさんの景気?
うなもん、知ったこっちゃあない(笑)。

hexaさんブログ第1譜
hexaさんブログ第2譜
hexaさんブログ第3譜
hexaさんブログ第4譜
hexaさんブログ第5譜

(;AB[pd][dp]SZ[19]PB[GoEisukeGo]PW[hexagoban]
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;W[ak];B[ic];W[ai];B[id];W[mm];B[af];W[bb]
;B[ag];W[aj];B[mn];W[no];B[tt])

第3次猿十番碁第3局 第10譜 「終局」

2010-04-18 08:02:59 | 棋譜



♪いろんなてすじが いきている このばんで♪
♪きょうもはこぶ たたかう ふえる そしてたべられる♪


実戦図11(142-162手)


幽玄の間で打っていたら、
この辺りで形勢判断機能をポチっと押して、
大体の状況をつかみ、今後の方針を決めたことだろう。

全く堕落したものである
前から散々いっているように、
碁というゲームの一部をおろそかにする、
ファン、ひいては日本囲碁界の地盤を低下させる、
あの機能は削除すべきだと思う。
将棋で「詰み確認機能」を片手指しているようなもの。
せめて観賞用限定にすべきだ。

ともあれKGSではこの機能はないので、
真面目に(?)数えようとしたが大混乱した頭では、
1分で100目以上の比べ合いなど出来るはずもない。
結局
「あれだけの大石をとったのだから残っているかも」
という未練がぬぐえず、
142と▲の石を捨てる方針を立てた。

実際、hexaさんが私の言うがままに
エラく後退したようにみえたので
「もしかしたら」
という淡い希望で打ち続けた。
が、hexaさんはhexaさんで
「いわれるままに受けて間に合っている」
と判断したから紛れにくく打ったということだろう。
数えていたのかどうかは知らないが。

参考図10


162では黒1と打ちたかったが、
残念ながらさほど難しくなく、白8で成立しない。

♪すっぽぬかれて あつまって とばされて♪
♪でも わたしたち かたしてくれとは いわないよ♪


実戦図12(163-259手)


白219から取られた石を活用して数目削減。
hexaさんはゴキゲンだろうが、
あるいはもっとゴッソリ取ることを貪欲に狙っていたかもしれない。

一方、私はこの辺りで一度
時間が切れかけたのに気づかないというありさま。
hexaさんがコッソリ時間を足してくれた。
勿論ありがたいが、この辺もhexaさんの余裕が伺える。
白247は不要な手入れだが、これも勝ちを確信したからこそ?

一方私は黒259までで終局、
14目半負けを確認して絶望しかなかった。
もう少し細かいと思っていたのだけれど…。

第3次猿十番碁第3局 第9譜 「愛の歌 参」

2010-04-17 08:55:10 | 棋譜
♪そろそろ あそんじゃおうかな♪
♪そっと でかけてみようかなんて♪
♪あぁ♪
♪あぁ♪
○○○さま こいとか しながら♪


実戦図9(120-129手)


疑心にかられながらも
「(優勢に違いないから)慎重に、慎重に」
と言い聞かせながら、この辺は着手していたのは覚えている。

ただ秒読みの悲しさかここでも勘違い。
黒120と打ってこれで白▲の石は動けないと思っていた。

実際取れているようなので正確には勘違いとは違うのだが…。
だから黒122、黒124では貴重な時間を
「二段バネするかどうか」
など瑣末なことを考えていた。

白127と打たれて
な、何動けるの嘘ぉ!?」

何じゃこりゃあ(松田優作風)!」

大混乱に陥った。

実戦図10(130-142手)


この場面ではまだトイレにいって心を落ち着けたかった。
が、繰り返すが秒読みに入っていたためそれもできず。
私のトイレは長いのだ(謎)。

恐らくhexaさんに
「ちょっとトイレタイム」
いえば
「トイレにいっといれ」
とでも快くいかせてくれたに違いないが、
それに甘えるのが卑怯な気がして我慢した。
尤も囲碁はプロ棋戦でもトイレタイムは時計を止めて貰えるらしいが。
(将棋はトイレタイムをとって貰えない)

黒130白131はまぁ、こうなるとして、
黒132では133を必死に読んだ。
しかしどうも攻め合い一手負け。
秒に追われて黒132と着手したが、
こちらは攻め合いにすらならない。

参考図9


しかし対局後にhexaさんから、
「参考図黒3と切る手があるんじゃないですか」
といわれて身を投げたくなった。
これは黒が勝ちだろう。
秒読みとはいえ、考慮時間が3分あるのだから、
はらたいらさんに全部
して気持ちを落ち着け、読み切るべきだった。

そして黒134と遊んじゃったのが恐らく敗着。
勿論、でかけてみようかなんていう気分ではないのだが、
昨日の伏線がこの混乱した着手に繋がった。
つまり中央の石が取られたことで、
「ここに何か打っておかないと」
「右上がセメドリになっちゃう」
という誤解からの着手…というわけ。
ただし昨日も書いた通り。
黒134では▲の石は取りきれていない。
ここにも大混乱、動揺の様が伺える。

尚、検討ではhexaさんが
「白▲の石は捨てるつもりだった」
という構想を立てていたと知ってガックリ。
まさかこんなに大きくして
「捨てるつもり」なんて考えられないから。
全くの悩み損である。

実戦の白135。
こんな直接的な切り方で切り離されているとは、
もう本局何度目かわからないが、
夢にも思わなかった。

黒140までイキにつくのは仕方ないと思うのだが、
黒136白137の交換は打たないで、
この辺りのアジを左下のシノギの足しにする方がよかったかも。
とはいえこれは今だから言えることではある。

第3次猿十番碁第3局 第8譜 「愛の歌 弐」

2010-04-15 22:39:56 | 棋譜
♪ほったからされて またあって なげられず♪
♪でも わたしたち あなたとたたかい つくします♪

実戦図8(108-119手)


白は▲(白107)から動き出すことで、
黒の一団の眼を奪い、攻め取り、
あわよくば包囲網を取ってしまおうと動いてきた。
対する黒の応手はとても最善とは思えないが、
ともあれシボって黒118まで。

参考図8


白119ではここまでの流れからしてら当然白1を読んでいた。
そこで黒2から石を追いたて、返す刀で黒8-10で、
中央の白を取る。
正確に読めたわけではないが、
短い秒読みの中で必死にこんなことを考えていた。

ただこの順が成立するには
当然▲の二子は生きていなければならない。
推理小説ではないけれど、
この思考内容が後の事件の重大な伏線となる。

また私はここで、もう一つ大変な勘違いをしていて、
右辺にある黒はこのままでは一眼であると思っていた。

しかし実際は白Aと欠け目にしようとしても
黒BないしCでオイオトシが生じてこの一子をとられてしまう。
だから無条件でこの一団は生きているのだ。

生きていないと考えれば上の白1からの順は、
更に価値が高く感じられることがわかっていただけよう。

だから白119と打たれて、
何故ここで右辺をほったかされるのか
全く理解できず、理解しようとして、
逆にパニックに陥ってしまった。

第3次猿十番碁第3局 第7譜 「愛の歌 壱」

2010-04-13 22:31:00 | 棋譜



♪クリックされて あなたのてについていく♪
♪きょうもかこむ たたかう♪
♪ふえる そして♪
♪たべられる♪

実戦図7(87-107手)


白87で95を先に打って、
白88と分断する手をあっじょさんに指摘されたが、
そちらでも白が凌げるかは難しそうだ。
実戦の白87も先手で利かして、
上手くゲタに取れているので、
打っているときは「やられた」と思っていた。

しかし、ままよ。
黒92とハネて、この石が取れないならば
まだここは欠け目ではないか。

黒104の時点で持ち時間はなくなったが、
黒106までで「食べちゃった♪

狙ったようなタイミングで大団円のはずだった…が…。

第3次猿十番碁第3局 第6譜 「レ・ミゼメブル」

2010-04-12 23:26:24 | 棋譜
実戦図6(71-86手)


白71とようやくこの石を逃げ出してきた。

白73に対し、どう白▲一子を制するか迷ったが、
迷ったら抜け
という私的格言により、黒74抜いた。
ただ後からみれば黒Aと連絡を兼ねているのが良かった。

黒80まで色々考えたようにも思うが、
今見れば割と必然の応酬か?
黒80ではBとかCも考えたが、
いずれも80を白に打たれてまずいと判断してやめた。

黒82に黒▲の石を取りにこられたら
シチョウなので捨てるつもりだったが、
そうなると白石が中央と連絡する。
だから黒82が先手で利くのは小さくなく、
これが打ててやれそうな気がしてきた。

黒84とマゲて攻め立て、悪くないと思ったが、
何しろ自陣に追い込んでいるので、どこか取らなければ大損。
いわゆる身攻め、「レ・ミゼメブル」である。
ああ、ムズゥ」。

哀しいかな黒86を考慮中、既に60分あった持ち時間も10分を切り
もはやヤマト状態、躊躇ならじ。
全く見通しは立たなかったがここで勝負を決めるよりなく、
乾坤一擲「いったれー!」
と黒86とキリ、トリカケの体勢である。

第3次猿十番碁第3局 第5譜 「先送り」

2010-04-12 01:43:05 | 棋譜
実戦図5(57-70手)


白は57・59・61とアテて断点を強調し、
白63と手を戻すのは必然。

黒64も予定だが、
そこで白65と切られてタイミングがちょっと予定外だった。
【追記】
時間を見返してみたら黒64で6分も使っているので、
何をやっているかと思ったが、どうやら57の石の方にアテて、
二子をシチョウで取ることを考えていたらしい。
確かにここでも迷っていた記憶がある。

参考図6


いっそ参考図6黒1と抜いてしまおうかと思った。
白は2と右辺を連絡するぐらいかと思う。
黒が3と白▲を切り離した局面をみると
上辺は50目ぐらいはありそうで、白との地合はとれている感じ。
後は白▲を攻める形になるかどうかだが決断できなかった。

だから黒66と一回は様子をきいて、黒68。
これでシチョウに取れていることは黒64からの予定通り。
ヨミ違いがないか、何度も繰り返し確認したし。
尚、実戦白67ではキキが残るので、
黒66と打った時は白Aを予想していた。

参考図7


白69の局面でも参考図7のように抜くことも考えた。
黒3となった局面は参考図6より
黒は上辺から右辺にかけてだけで
地合は10目ぐらい白をリードしていそう。
ただし白2と二子を制されて、一切攻めが利かなくなるので、
どんなもんか判断できなかった。
以降、黒が受けに回る展開になろう。

ここも悩みに悩んだ末、問題を先送りし、
黒70と二子を担ぎ出して競り合いを継続することにした。
面倒くささも継続された実戦を振り返ると、
今ば黒も悪くなさそうな参考図6や7にも魅力は感じるが…
やっぱりどれがいいのかわからない。

第3次猿十番碁第3局 第4譜 「テト」

2010-04-11 09:05:51 | 棋譜
実戦図4(48-56手)


誘われているようだが、
深く考えていないようでもあり、
黒48には随分考えた。

参考図2


白49で白1ならば黒2と二段バネする予定。
白3なら黒4。
白3で4なら黒3で、白の方が断点が多く負担とみた。

参考図3


白1のハネコミが本線。
黒2と下からアテると以下白7までで、
切断できないのが不満。
よって黒3とアテる予定。

実戦は「俗に」(失礼)白49とノビてきたが、
結局、黒54までの出来上がりは白49で白51とハネコンで、
黒53にオサえた想定局面と同じである。

<参考図4>


黒56では参考図4黒1とノビる方が手堅く感じたが、
白2と上の方を止められた時、
黒3と出ていって破錠しないかどうかがわからなかった。
結局黒29まで一手勝ちのようだが、
色々と変化がありそう。

しかし今気がついたのだが黒3で5とハズせば、
4子は簡単に取れている。

参考図5


また白1と下を受けられた時、
実戦と似た形にはなるが、
実戦に比べて右辺の白が楽な気がして癪だった。
参考図白3では4の方を切ってくるかもしれない。

よって黒56とシチョウ有利を織り込んでダメを詰めた。
ここまででえらい時間を使っているが、
今思うと大した事を考えていたわけではなく、
躊躇と読みの確認を幾度となく繰り返していただけにも思う。
結局「怯えていただけなんだよね」(ナウシカ)
…って、私ゃテトか!?