対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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第3次猿十番碁第3局 第4譜 「テト」

2010-04-11 09:05:51 | 棋譜
実戦図4(48-56手)


誘われているようだが、
深く考えていないようでもあり、
黒48には随分考えた。

参考図2


白49で白1ならば黒2と二段バネする予定。
白3なら黒4。
白3で4なら黒3で、白の方が断点が多く負担とみた。

参考図3


白1のハネコミが本線。
黒2と下からアテると以下白7までで、
切断できないのが不満。
よって黒3とアテる予定。

実戦は「俗に」(失礼)白49とノビてきたが、
結局、黒54までの出来上がりは白49で白51とハネコンで、
黒53にオサえた想定局面と同じである。

<参考図4>


黒56では参考図4黒1とノビる方が手堅く感じたが、
白2と上の方を止められた時、
黒3と出ていって破錠しないかどうかがわからなかった。
結局黒29まで一手勝ちのようだが、
色々と変化がありそう。

しかし今気がついたのだが黒3で5とハズせば、
4子は簡単に取れている。

参考図5


また白1と下を受けられた時、
実戦と似た形にはなるが、
実戦に比べて右辺の白が楽な気がして癪だった。
参考図白3では4の方を切ってくるかもしれない。

よって黒56とシチョウ有利を織り込んでダメを詰めた。
ここまででえらい時間を使っているが、
今思うと大した事を考えていたわけではなく、
躊躇と読みの確認を幾度となく繰り返していただけにも思う。
結局「怯えていただけなんだよね」(ナウシカ)
…って、私ゃテトか!?