今更蒸し返すようで申し訳ないが、
アジア大会で1点気になっていることがある。
団体女子3位決定戦で主将の鈴木歩プロが、
台湾の謝依旻プロに時間切れ負けしたため
チームはメダルを逃したのだけれど、
この時間切れを三村プロは
対局時計の動作不良が原因ではないかと指摘している。
事実、今大会は他にも時間切れが異常に続出したとのこと。
ならば運営側の不備が原因ということになるが
それに対して抗議するなどの行動は起こさなかったのだろうか?
もしかしたら抗議したのかもしれないが、
ちょっと検索した限りではそういった情報は伝わってこなかった。
前に記事にしたように
北朝鮮の選手が同じように時間切れした際、
「自分は時計を押した」
と主張して認められ、
結果勝利したということもあった。
あちらは南北朝鮮の対戦である上に、
デリケートな時期だったから通ったのかもしれないが、
一応の主張はしてみるべきだろう。
ただし確かに自分がその立場だったならば、
三村プロも言うように、個人として抗議できたかどうかは怪しい。
もし鈴木歩プロが特に抗議しなかったのならば
その対応は良くも悪くも日本人らしいといえる。
ただしそチームとしてなら別。
日本チームの監督・コーチは強く抗議するべきだった。
個人では言いにくいことをチームとして代弁する。
それをしないならば何のためのチームか?
また時計の不備がわかっていたならば、
日本から時計を取り寄せて提供する。
それぐらいの行動は示しても良かったのではないだろうか?
「国」を代表して参加しているのだから。
大会のレギュレーションの変更を受けて、
黙って公式HPに記載されていた規定をこっそり書き換えるなど、
(前のレギュレーションならば予選の終わった段階で
まだ金メダルの可能性はあった)
その視線はチームとして「勝とう」とする方向に向いておらず
ただ主催者側に唯々諾々と従って競技したようにしか感じられない。
「スポーツ」のチームにはなっていない。
団体対局の内容も全然伝わってこないし。
今回「知恵の和ジャパン」という愛称を公募してで挑んだ日本チームだが、
厳しい言い方をすれば「知恵」も「和」もなかったように思える。
愛称を決める前にまず実を。
※ここまで書いて、毎日新聞の記者してアジア大会を取材した、
アマ強豪の金沢盛栄(金沢真プロのお父さん)さんが、
上記のようなことは既に指摘しているのを見つけました。
恥ずかしいですが折角なので、
そのままアップロードします。
アジア大会で1点気になっていることがある。
団体女子3位決定戦で主将の鈴木歩プロが、
台湾の謝依旻プロに時間切れ負けしたため
チームはメダルを逃したのだけれど、
この時間切れを三村プロは
対局時計の動作不良が原因ではないかと指摘している。
事実、今大会は他にも時間切れが異常に続出したとのこと。
ならば運営側の不備が原因ということになるが
それに対して抗議するなどの行動は起こさなかったのだろうか?
もしかしたら抗議したのかもしれないが、
ちょっと検索した限りではそういった情報は伝わってこなかった。
前に記事にしたように
北朝鮮の選手が同じように時間切れした際、
「自分は時計を押した」
と主張して認められ、
結果勝利したということもあった。
あちらは南北朝鮮の対戦である上に、
デリケートな時期だったから通ったのかもしれないが、
一応の主張はしてみるべきだろう。
ただし確かに自分がその立場だったならば、
三村プロも言うように、個人として抗議できたかどうかは怪しい。
もし鈴木歩プロが特に抗議しなかったのならば
その対応は良くも悪くも日本人らしいといえる。
ただしそチームとしてなら別。
日本チームの監督・コーチは強く抗議するべきだった。
個人では言いにくいことをチームとして代弁する。
それをしないならば何のためのチームか?
また時計の不備がわかっていたならば、
日本から時計を取り寄せて提供する。
それぐらいの行動は示しても良かったのではないだろうか?
「国」を代表して参加しているのだから。
大会のレギュレーションの変更を受けて、
黙って公式HPに記載されていた規定をこっそり書き換えるなど、
(前のレギュレーションならば予選の終わった段階で
まだ金メダルの可能性はあった)
その視線はチームとして「勝とう」とする方向に向いておらず
ただ主催者側に唯々諾々と従って競技したようにしか感じられない。
「スポーツ」のチームにはなっていない。
団体対局の内容も全然伝わってこないし。
今回「知恵の和ジャパン」という愛称を公募してで挑んだ日本チームだが、
厳しい言い方をすれば「知恵」も「和」もなかったように思える。
愛称を決める前にまず実を。
※ここまで書いて、毎日新聞の記者してアジア大会を取材した、
アマ強豪の金沢盛栄(金沢真プロのお父さん)さんが、
上記のようなことは既に指摘しているのを見つけました。
恥ずかしいですが折角なので、
そのままアップロードします。
ところで、さいきんわたしは言われもない中傷にあってブログを引っ越しました。
その人と衝突したくないので、ぜんぜんつながりのない他のブログに、荒らされてブログを閉鎖した事実を書き、再出発しました。
ゴチャゴチャして見苦しいとこをおみせするのがいやなんですね。
これも日本女性の美徳?? ^^;
尖閣諸島の問題もそうですよね。被害をうけて隠すなんて、外国人なら考えられないでしょうね。
今回の件では囲碁以外にもいろいろありましたから、もう中国大会なんて参加する意味がないとも思ってしまいました。
日本の国内棋戦が充実して外国までいかなくていいような質の高いものになればいいと思います。
本題に戻りますが、自分もやはりそういう場面では、鈴木プロみたいに、勝敗よりも見苦しいとこをみせたくないという日本的美徳を選ぶでしょう。
残念ですけど、ね。
運営がしっかりしていて羨ましいと
李昌鎬プロがコメントしていたのをどこかで読んだことがあります。
国内棋戦が廃止になったりすることが少ないですし。
(中韓ではスポンサーが一定しないので、
時々変化がある)
一方、中国では女流国際棋戦を2007年に開催したのですが、
決勝が韓国選手同士になってしまったため、
決勝戦がいつまでたっても開催され
ず、
また賞金も最初の額が払われないなど、
過去に芳しくない実績がありました。
まだ国と国の対決をフェアに行うという点で、
十分な環境が整っていない印象です。
日本碁界が「鎖国」してしまうのは碁界のためにはならないでしょうし、
いい運営方法を積極的に教えるくらいのことはやった方がいいですね。
それ以前に中国は外部からの介入が強いのかもしれませんが。