奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

文化財学購読Ⅱ☆二日目

2006年08月19日 | 奈良大学お勉強日記
本日二日目、遠足の日です。
普段より早い9時半集合の日です。
ソンナ日に限って、何故、いつもと違う通学路で行くよ>じぶん。

あまりの暑さに耐えかねて、学園前で途中下車し、ヒエピタを買おうと計画。
とりあえず、高の原行きのバス時刻を調べると、あと10分ほど間がある。
そこで慌ててコンビニに駆け込み目的のものをゲット。
しかし…バス乗り場に戻って、よくよく時刻を調べてみれば…。
私が見ていたのは、9時台の時刻表で、現在はまだ8時台。
がーん。私が乗りたい、奈良大までのバスはあと30分もあります。
げげげ。しゃーないので、奈良大より四つ手前のバス停までは行く便に乗り、
そこから歩くことにしたのが敗因でした。

まあそのバス停で降り、そこから歩いてもたいした距離ではないのですが…。
しかし、目的地の奈良大は、上り坂のてっぺんだったのです。
ぎゃー。
しかも、バスを降りたとたん、通り雨までざばーっと来て大変なことに。
えーん。弱り目に祟り目。泣きっ面にハチ。踏んだりけったり。あと何だ!!(怒)

とりあえず、このまま歩いても着くことは判ってるけど、なぎさんと一緒にバスのろうね
って約束していたのにぃ~ってことで、慌ててケータイに連絡。
「九時半には間に合うだろうけど、まだ着きません!先乗って場所とってて!」とな。

汗だくで、へろへろになりながらも、なんとか9時半ジャストにはバスまでたどりつきましたけど。
なぎさんには「大丈夫?顔色悪いよ」と云われる始末。
もうヤダ(涙)とーとつに通学路を変えるのはやめましょう>ぢぶん。

まあ、そんなのっけからのハプニングはあったものの、無事バスは出発し、
私はB班だったので、まずは箸墓古墳へと。
バスの中は冷房が効いていてサイコーなんですけどね。
とりあえず、遅刻すれすれの諸悪の根源である「ヒエピタ」をおでこに貼って
「ひや~」とりあえず遅刻しなかったし、これ買ったし、貼って爽快だし。
良しとしよう、ヨシと(と、自分に言い聞かせている)

一時間ほどバスに揺られて箸墓古墳到着。
箸墓とホケノ山古墳を見学です。

今年は、マイクとスピーカーではなく、FMラジオで音声を飛ばす方法を取りましたので
自分の手元(耳元)でセンセの話が聞こえて大変便利でした。
ここらへんは、飛鳥ウォークなどやっている上野センセあたりが知恵をつけたのではないかと…(^^)

心配していたお天気も、雨はぽつぽつ当ったものの、本降りになることもなく、
かんかん照りになることもなく、いい感じで曇ってまして、本日野外活動にはもってこい。
これ以上「天気がよい」場合は、お散歩リタイアになるところでしたが。
まあ、なんとか我慢できる程度だったのが最大の救い。

箸墓古墳のまわりをぐるっと歩き、古墳だ!ってのを実感(なんじゃそりゃ)
その後、ホケノ山古墳に移動して、古墳の頂上まで上り(いいのか?)そこからぐるりと
周囲を一望して、お山の大将俺一人~♪状態。
(あ、お山の大将俺一人って、前方後円墳で、次の大王の継承行事を表した歌だって
何かで聞いたことがあるんだけど、なんだったっけな?)

そういえば、わたし、ホケノ山古墳って一度現地説明会来てるんだ。
(旧HPのコンテンツの中で、それを書いたものがありました。
すっかり忘れていたけど(苦笑)そのうち復活させよう>現地説明会コンテンツ)

その後バスに戻って、移動。桜井市埋蔵文化財センターの見学です。
ここでは、一時間の間に、見学と、バスに戻っての食事というスケジュールだったのですが、
昼ごはんは次の移動のバスの中でとってもOKだったので、目一杯見学をしました。

で、この文化財センターってのが、『白玉屋榮壽』のご近所なのだな。
(バスで来る時、チェック済み。三輪神社の大鳥居のおひざもとに鎮座ましましてます)
せっかくここまで来たんだったら…やっぱり「みむろもなか」買わないで帰る訳にはいかんでしょ(笑)
なんてったって、上野センセの授業で頂いた、アレですもん。
しかも、本店で買う醍醐味(謎)
なので、なぎさんをそそのかして、本店で、現地買いしましてん>もなか。
最初は半分出そうと思ったけど、太っ腹なぎさんがおごってくれるというのでありがたく頂戴することに。
※これは、本日の課外授業(?)時に、一同で頂きました。なぎさん、ご馳走様でした☆

これを買ってホクホクしながら信号待ちをしていると、向かい側の信号で(かなり遠い>ここの交差点広いので)
先生が昼食を取るために歩いてきて信号待ちしているところでした。
(文化財センターで『そこらで食事とって来ます』ってゆっているのが聞こえたから^^)
信号が変わって歩き出すセンセと、ワレワレ。
さて、先生は本日、何を召し上がられたんでしょう?(^^)

それはさておき。
バスへ戻って、そそくさと移動中に昼食を取り、次なる目的地は田原本の唐古・鍵遺跡です。
遺跡へ行く前に、唐古・鍵考古学ミュージアムへと移動。
ここは最近出来たらしく、とってもキレイな建物で、町の娯楽施設にもなっています。

ここの学習室(?)で、唐古・鍵遺跡のはなしを聞きます。
新しくて、キレイなお部屋で、冷房が効いている。ああ、極楽だ♪(笑)
ずっとここにいたい!と思うほどでしたが、基礎知識のお話を聞いた後は、現地説明会です。

バスに乗って、唐古・鍵遺跡に移動。
国道24号線を通ると、例の「くるりん」ひげがついた建物を目撃することはできますが、
車を降りて近くまで寄っての見学ってのは初めて。
まず、その復元建物がたっている位置にびっくり。
唐古池の南西はじのいっかくのコンクリート土台の上に建てられていて。
あら、こんなことになっていようとは…。
土器に描かれていた絵を元に復元された建物だけど、実際にはどこに建っていたのか判らないので
建てても不都合がない(もともとの土壌を壊さない)場所といったら、池の端だったらしい。
まさに、現場に行かねばわからんこともあるわけです。

例の特徴の「くるりん」は、当初自然素材で「くるりん」を作っていたけど、
野ざらしになっている状態では、数年でしかもたないことが判明。
それを作り直すのは大変(手間も経費も)ってことで、今は人工的な素材になっているんだとか。
そう考えると、古代人が本当にそんな形のものを作っていたかどうかはうむむ?だと思うんだが…。

はい。やれやれですが、本日の予定は無事終了です。
こんな暑い中、ぞろぞろ歩くなんて苦行そのもの、と思っていたものの。
天気も味方してくれて、カンカン照りではなく、曇り、たまにはぽつぽつ雨。
野外にいても過ごしやすい天気だったのが幸いしました。
(ま、それでも古墳周りを歩いただけで、汗が噴出すって状態ではありましたが)

今期の遠足がある授業はこれで終了なので、もうあとはカンカン照りでも、オッケーだよ(苦笑)
ちゅうことで、前々から心配してきた遠足付き授業は無事終了しました。

あと、一日ガンバ~♪

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 文化財学購読Ⅱ☆一日目 | トップ | 文化財学購読Ⅱ☆三日目 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿