奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

春はトーハク

2014年04月16日 | 色々・モシクハお勉強
春のトーハクといえば、
2008年は「薬師寺展」、2009年は「阿修羅展」と、
古都奈良の文化財をぶんどっていって借りてきて、
公開していることがしばしばありましたが。

今年、2014年は、とーとー「キトラ古墳壁画」が登場だそうです。
(高松塚古墳壁画ではなく、キトラ古墳壁画ですのでお間違えなく)

そうですかそうですか。
初めての村外公開ですか。
村外といっても、奈良県内ですらない、思いっきり圏外、もとい県外の、
首都トーキョーでの公開ですか。
(しかし1400年前の”首都”から、21世紀の首都へですから、時空を越えての移動なのかも)

高松塚古墳壁画だと「飛鳥美人」といわれる「しもぶくれの女性像」が浮かびますが、
あれらは高松塚古墳のみの絵なので、残念ながらキトラ古墳にはありません。

しかし、トンナンシャーペイの四つの方位を守る四神は揃い踏みだし、
(でも白虎・玄武・朱雀のみの公開で、青龍は出品されないとのこと)
天井の星空はその当時の実際の星空を描いているらしいし。
(残念ながら今回は出品は無しらしいけど)
なんといっても、”トラガーマスク”みたいな、顔が虎で、
体がニンゲンの十二支像なんかもありますし、
(しかし今回は「子」と「丑」しか展示されないんだって…)
壁画見るなら、キトラがお得(?)
(………でもないようなんですが…)

ま、今までに一度も「キトラ古墳壁画を見たことがない」「見たかったけど見てない」
という方にはよろしいのではないかと。
かつては「160分待ち」なんて恐ろしい待ち行列もあったことですし。
それを思えば、楽に見られるのではないかと…。
(いや、トーハク民の待ち行列受容度は高いハズだからして、
一時間待ち・二時間待ちなんて光景が、トーハクでも見られるのかも)

それはともかく。
会期は4月22日(火)~5月18日(日)まで。
(期間中の月曜日と5月7日(水)は休館日です)

同時期には「栄西と建仁寺」もやってますので、混雑が予想されますな。
近郊の方は是非どうぞ。

あ。
遠くの人も是非どうぞ(あら、そぉ~?アテクシも行っちゃってよろしくて?)
コメント
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