奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

学芸員実習参加者同窓会

2008年08月03日 | 奈良大学お勉強日記
…に参加してきました。
例によって例のごとく、高速夜行バス乗り付けで。はい。

朝っぱらに着いて、昼まで大阪港にて遊び、一路緑地公園へ。
しっかし大阪の夏は本当に暑い、です。
まず、セミの鳴き方が違う。
東京では「みーんみーんみーんみーんみぃーーーーん」(ミンミンゼミ)が主流。
大阪だと「うわああああああああああああああああん」(クマゼミ)がメイン。
うるささが全然違います。
大阪に住んでいる頃はセミがウルサクて起きたこともしばしば。
離れてみると、この暑さは、やっぱり異常だ。

で、肝心の同窓会内容は。
展示民家を一軒お借りして会合スペースとし、
そこで集合して、今年の実習生に混じって奉仕活動をするという(!)のがメイン。
おお、あの暑さ&せつなさ再来だわ。
今年は白川の民家の障子張りのお手伝いをしました。

ま、あれだな。
船頭多くして舟、山に登るってヤツで(←意味深い)
理論で攻めていくよりも、先に手を出したほうが勝ちってことさ。うん(謎)

障子なんて張ったことない面々でも、
頭で考えているよりも、先に手を動かすほうが、
ノリも乾かないし、作業も進むってもんです。
あれこれ、正統派理論を述べたって、目の前の障子に障子紙が
みるみる張られていくわけでもないわけだからして。
学内実習の時も、まず何センチ何ミリなんて計算を始める輩に限って、
全然手が出ないってのもまた事実。
また、博物館実習を体験させていただきましたよ。ははは。

その後は、実習生の後ろでコソコソ(堂々?)と水野先生のお話をタダ聞き。
例年の「博物館に必要な金をどこから持ってくるのか」の話に加えて、
端々に挿入される、昨今の「大阪府の懐事情に左右される博物館の悲哀」。
もう涙なくては聞けませんが、話している水野センセに悲壮感はなく、
ヒョウヒョウと「ないないって云ってるばかりじゃあかんのです。
なかったらないなりに智恵使わなあかんです」と前向きなお姿に感動。
そうだそうだ。人智を集結して博物館ってのは守っていかな、あかんのだ。
そこらへんのとこ、某氏にも教えてやらねば(←僭越ながら、
学芸員実習なんてやっている以上、そこんとこは『彼』よりは判ってると思う)

その後、実習生の反省会が行われている時間に、
我々も別の場所で、近況報告やら、しゃべりたいことをつらつらと。
今年の実習生は40名強いるにもかかわらず、「一言ずつ」しゃべったら、
我々十数名の近況報告よりも早く終わっちゃったようです。
そちらに参加されていた、水野センセ・山城さん・小島さんたちが合流されまして。
ワタクシは水野センセの前で、近況報告する羽目に。
「東京へ行っても、月に一度は帰ってきてます~」
アホか莫迦かと、はい、莫迦ですね、自覚ありますから、いいんです。
「万葉ウォークの時も高速バスで早朝かけつけて、そのまま歩きました~」
「そうそう、講演会やると、どこかで見た顔が並んどるんですわ」
「はい~わたし、水野センセのおっかけですから♪」
アホですね、はい。自覚しとります。

埼玉で行われる予定だった、水野センセの講演会が、某氏の「急遽決まった」
視察のために、ドタキャンになった経緯についてなども、おもろおかしくお話いただいて。
「私は博物館って行ったことがないとはっきり明言しましたからな>ハシモッさん。
だから初めて見に来たわりには、中身はそんなに見んと、建物と、人の顔ばっかり
見て帰りましたわ~。ぼく、何回くらい来た事あるの?って子供に聞いて、
12回!一杯来たねえ~っていうの聞いて帰って。それでかどうかわからんけど、
とりあえず、即閉館ってことにはならなかったけどな」とのこと。

そのお子様、good job!
12回は確かに立派なリピーターだ。
子供は無料でも、親が来れば親は金を払うし、繰り返し来てくれるお客様は神様です。
そのお子様、あまりにも出来た答えなので、もしかして、
「こう聞かれたら、こう答えろ」という博物館関係者の仕込みか?
とか一瞬思ってしまったのはここだけの話だ★
ウソでもいい話じゃないか(ウソはいかん、ウソは。誇張してるだけにしてくれ)

その後、みんなで集まって記念撮影&飲み会へ突入。
ええ、ええ、水野センセも含めて、飲み会でございますです。
うらやましやろ~(笑)
食べ物は後から後から追加されるし、飲み物は飲み放題なのでバカバカ飲めるし。
日中の汗の分を取り戻すかのように、各自どんどん飲みまくり(私は食べまくり)。

普段は作務衣姿でおかめのポーチを腰に下げ、園内を飛び回っているコジマさんだけど、
私服で現われた姿に「かっわいぃ~!」の声があがりました。
町ですれ違っても、ありゃ判らんわ。違いすぎ。
「いつもは、ニンニンってしそうな(?)姿だけど、すごく可愛いですね~」
って、ハットリくんか(笑)失礼いたしました。

水野センセと酒を酌み交わしながら、堅い話から柔らかい話まで多種多様に話題は飛びまくり、
宴たけなわの中、お開きとなりました。

その後は、梅田でワインを一杯ひっかけようという「おねえさまがた」に連れられて、
三番街で立ち飲みを一杯・二杯とグラスを重ね(あたしゃ、一口いただいただけでSTOP)
そのマチに来たら、一番高い所から街を見下ろせという教えを守って、
HEP FIVEの観覧車でぐるっと一周15分。
空調のきいた環境の中、大阪の街を堪能しましたが、
「関西組」と「その他出身組」に分かれて乗ってしまったために、
大阪観光ガイドをしてあげられなかったことに気がついたのは、
観覧車が下りてきてからであったという始末。
ごめんね>その他組。

おもしろい試みなので、来年度以降もこういう会をやりたいねといって
お開きになった第一回同窓会ですが、
来年は名実共に「卒業生」として参加したいもんです。

尽力いただいた方々、ゴクロウサマでした。
参加者のみなさま、楽しかったです。
またやりましょうね。
コメント (9)
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