京都御所の築地塀をチェックした後、ぶらぶらと広い「京都御苑」を歩いてみました。
「京都御苑」の南東に、関白・九条尚忠の邸宅跡がありました。
池の奥に見えるのは、公家屋敷の面影を残す、茶室拾翠亭(しゅうすいてい)。
九条家は五摂家のひとつで、多くの人が朝廷の要職、摂政関白についたそうです。
底冷えのする京都、池には薄氷りが張っていました。
建礼門の近くに、凝華洞跡という場所がありました。
ここは京都守護職に任じられた松平容保が、禁門の変の頃、
仮本陣を置いた所だそうです。
向こうの方に、何だか由緒あり気な一角が見えてきました。
立て札によると、ここは 公家 権大納言中山忠能の邸宅跡。
明治天皇は、ここ中山邸でお生まれになったそうです。
門の隙間から覗くと、「明治天皇 生誕の地」という碑がありました。
このお屋敷で4歳まで過ごされたようです。
御所が東京に移されるまでは、この「京都御苑」に公家や宮家の邸宅が
200ヶ所近くもあったそうです。
今では広い公園となり、当時を偲べるのは邸宅跡ぐらいですが、
ここ「京都御苑」は日本史好きには、格好のウオーキングコースです。
此方又昨夜から雪が降り始めました、午後から雨に変わると入っていますが、明日の通勤のことを今から心配しています。というのも地面に積もった雪が夜中に気温が下がり氷に変わる可能性があります。特にBlackIceといって目に見えない路上の氷は車の運転には危険です。
今年の京都は、幸か不幸か、まだ本格的な降雪がありません。
朝起きてみれば、一面の銀世界・・・を期待しているのですが、仕事を持っている人には大迷惑ですね。