先月の中旬、桑名市にある「六華苑」を訪れました。
ここは山林王と呼ばれた桑名の実業家、諸戸清六氏の邸宅です。
大正2年に竣工したレトロな建物で、国の重要文化財に指定されているそうです。
洋館部分を設計したのは、鹿鳴館を手がけたコンドルだそうです。
ここでは洋館と和舘がくっついています。
明治期の洋館には和舘を併設する例が多くあるようですが、
これほど大規模な和舘がくっついている例は珍しいそうです。
庭の松越しに見る和舘です。
庭には、終わりかけのつつじと、咲きはじめのアジサイがありました。
広い庭は国の名勝に指定されているようです。
離れ屋の横に、珍しい新羅灯篭がありました。
洋館の中から見た図です。
優雅な応接室。
テーブル(ウオールナット材)はイギリス製、椅子(マホガニー材)はデンマーク製。
部屋の壁紙は、鹿鳴館に使われたものと同タイプの由。
広々とした2階のサンデッキからの眺めは抜群です。
洋館を見た後和舘を見学し苑内で食事をしました。
その様子は次項にて。
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