自遊日記

定年後の備忘録

ロンドン・わがまま歩き(52) ノッティング・ヒル

2007-07-25 16:52:17 | 英国の旅
ケンジントン宮殿を見学した後、ノッティング・ヒルに向かった。
お目当ては、映画「ノッティング・ヒルの恋人」の舞台となった
書店である。









地下鉄クイーンズウエイ駅から乗車、
1駅西の、ノッティング・ヒル・ゲート駅で下車。

クイーンズウエイ駅近くに瀟洒なビルがあった。
上の写真、白い建物にでっかいフジが絡んでいる・・・。
マンションだろうか?

下のビルは、ルーマニア大使館のようだ。
このあたりからノッティング・ヒルにかけては、
各国大使の公邸が集まっているようだ。






ノッティング・ヒル・ゲート駅前からウインドウ・ショッピング
しつつ北上。 このあたりアンティークの店が多い。

この店には、古い鞄や、時代もののゴルフクラブが並んでいた。







この店は、時計を修理する所のようだ。







露店が出ている通りもあった。

ノッティング・ヒルは高級住宅街・・・のイメージがあったが
意外と庶民的な顔も持っているようだ。

さてお目当ての「書店」がなかなか見つからない。

バス待ちをしていたオバサンに尋ねて見た。
「このあたりに、映画ノッティング・ヒルの恋人の舞台になった
書店があるはずですが、知りませんか?」
答えは「そんな書店聞いたことがない」

地元の人も知らないという。
やむを得ず、自力で探し回った。






歩き疲れて、そろそろ諦めて帰ろうか?と話しているうち
家内が「ひょっとして、あれじゃない?」と指をさした。
アタリだった。 執念で見つけてくれた。

しかし、何の変哲もない書店だ。
Travel Bookshop の看板があがっている。







店内に入ってみた。
ことさら、映画の舞台となった事を自慢するような
表示がない。

かろうじて店の隅に、色の褪せかけた新聞の切り抜きが貼ってあるだけだ。
何と奥ゆかしい・・・。








映画のため、世界的に有名になった書店だが、自慢げにPRもせず
つつましやかに営業している姿勢に感服した。


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