松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

新再生可能エネルギー

2010年04月20日 22時55分02秒 | 
父 綴ります。

昨日のBSSラジオの”がんばる島根の担い手農家パート4”で
飼料用稲から作るバイオエタノールの試作研究の話題をやっていました。

(JA全農しまねと、共同研究する民間企業のコラボみたい。)

あんたらは、えらい!

…シンプルな製造施設を開発したみたいだし…。

偶然見たNHKの、午後9時まえのローカルニュースでも、
あの顔見知りのJA全農しまねのI課長が、
たんぼを背にアップで映って、
地元企業の三菱農機研究所との新たな取り組みを熱く語ってました。(ノ゜ω゜)ノ

家内中、「おお~いIさんがテレビに出ちょられるぞ~!
早や早や見いだがぁ!」と大さわぎ。

うぅ~ん、さすが出来る人は、時代を先読みする事業をちゃんとやってるんだ。と
2度も画面に登場されたので、家族一同感心することしきりでした。

ところが、きょうのNHK午後7時半からの”クローズアップ現代”で
次世代の新バイオ燃料「植物から作り出すエタノール」の特集を放送していたのです。
えぇ~と驚きながら、番組に釘づけになってしまいました。

沖縄でさとうきびの品種改良し、
砂糖を抽出後の茎を、さらに蒸留してエタノールを製造。

それにも増して、≪ある特別な藻≫から極めて効率的にエタノールを生産できる技術を、
ハワイ州で実践的プラントを建設して取り組んでいる事例を紹介してました。

そしてその生産に対する援助を、あのマイクロソフトのオーナーのビルゲイツを初め、
オバマ大統領の号令一課、アメリカ国家が強大な支援をもはや始めているとのこと。

うぅ~ん。やるなぁ~。いつの間に目を付けてたんだぁ。

でも日本でも≪ある特別な藻≫に関しては、もうすでに筑波大学の教授も発見済みのこと。
ただようやく、企業や国の応援体勢が動き始めたばかりの状態だとか。

既存の「限りある埋蔵資源の石油」にだけ頼ることなく、
未来の「再生続けることのできるエネルギー・バイオ燃料」に
なぜだか、閉鎖感のままの農業生産に、
一筋の「明るい希望」が闇の向こうに見えた気がしました。

それもちょうど今日、島根県茶業振興協会の、新茶期前の定例役員会があって、
会場の斐川町まで、片道45分、往復1時間半。

会議は、1時間半。

ひとり乗車で宍道湖を一周しながら、135円から上になったガソリン価格の表示版を
あちこちのガソリンスタンドで視て、少しため息を吐きながら走っていたわが身…。

農業もすべからく、化石燃料無しでは立ち行かないのがあたりまえです。
でも、全ての経済活動の根源であるエネルギーを、生産可能な業種となれば、、、。
なんだか、わくわくする気持ちが湧いてきそうだぁ~~~~~。

楽しみ((o(^-^)o)。((o(^∇^)o))。(*^o^)(^O^)楽しみ!!

I課長さん、あなたには培った人脈がある、組織がある、そして何よりひらめきがある、
期待しちょうけんねぇ~。

なんだか今年の稲作り、頑張ってやれそうな気が湧いて出てきたよ。
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