父 綴ります。
今年の稲作で、鶏に食べさせる「籾米」を、5町歩栽培しました。
(去年は、牛に食べさせる「稲わら用米」を1町歩と、鶏用の「籾米」を4町歩栽培しましたが、
今年は、牛飼いさんの経営的な視点からの、お断りがあったりしたので。)
今年は、鶏の飼料用の専用品種である『モミロマン』という品種を、初めて作付けしました。
6月の田植え期に雨が少なくって、「代掻き」や「田植え」の作業に、なかなか取り掛かれなくって苦労しました。
7月・8月は暑い日が多くって、田んぼの水の確保に難儀しました。
9月・10月・11月は、例年よりも雨模様の日が多かったような、、、。
なので、いつも以上に手間が掛かった”稲作り”になりました。
京都の『一燈園』を通じて、三重県から送られて来た。今年初めて取り組んでみた『モミロマン』。
全体の収量としては、多収穫品種の名にそぐわずに、まあまあの結果がでそうです。
心残りは、栽培期の水の不足で、充分な粒張りが出来なかった圃場が1/3ほどもあったことです。
だって、農政局の「飼料用稲」の補助金を、普通額の8万円/10a貰うには、相応の収穫量が求められます。
収穫量が下回れば、減額制裁!。
我が家は、JAを通じての共同出荷ではない、『養鶏飼料屋さんへの直接出荷』の形を取ってるので、、。
キチンとした『商品』としての、規格品質と計量が求められます。
特に、近年発生が見られる”麹菌”の罹病米の混入には、慎重な扱いを求められてます。
(つい3年ほど前では、’豊年病’だって云われてて、、。発生すれば喜んでたんだけれど)
(普通米は、籾摺り機で玄米に仕上げる時に全部選別排出できますのでOKクリアですけど。)
そこで、水分14%まで乾燥させた”籾米”を、出荷用のフレコンバックに、
風袋込みで605㎏に詰めていく作業に、皆の手勢いで”慎重選別”!!!!!
『 我が家"錦峰園”のホームページです♪』 お茶とお米を販売中!
↓ お帰りの際はポチッとお願いします。 ↓ 応援ポチッと、ありがとうございます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます