父 綴ります。
’トヨタ産業技術記念館’の繊維記念館での、金属加工の実演コーナーで、
見学の我々の目の前で、丸棒を電気の力で1000℃まで数分間で真っ赤に熱して、
それを火箸のようなもので掴んで、600㌧プレス機の金型に当てがって、
大きな音と共に一瞬で機械部品を造る実演にびっくりしました。
(こんな風にして、全ての色んな機械の部品が作られているんだ、、。)
生まれて初めて見た、鉄から形を造る光景は、感動ものでした。いいモノを見せてもらいました。
次は、自動車関連の館にです。
昭和10年代に初めた国産自動車の開発の流れや、初期の乗用車やトラックも展示されていました。
私的には昭和40年代の「カローラ」「コロナ」に往時の青春時代を思い起こしました。
昭和30年初め頃に視た「自転車の後輪を駆動するエンジン」を見た時、小学生時の情景を鮮明に思い出しました。
地元の旧家の人が運転される「くろがね号トラック」(ダイハツ号?)の後をついて走った事などを、、。
又、硬い木を組み合わせた”自動車の原寸大仕様”にも感動しました。
新幹線のノーズ部を、ハンマーを使って、流れるような曲線フレームを”叩き出し工法“”で作り出すのと同じでしょ。
又、「細やかな職人技」と、大きくて無骨な鍛造機械やプレス機械。そしてロボットアームでの組み立て。
映像でなく、目の前で作動を見せられて、ワクワク。
「ものづくり」てのは大変で、大勢の人の工夫と知恵と努力の過程があってこそ!。勉強になりました。
そして、トヨタ自動車の祖である「豊田喜一郎」のエピローグを紹介する部屋に掲げられた「17のタペストリー」。
「機械というものは、人間と一体になってはじめて完全になりうるものです」
「発明は、知識そのものよりも、研究や努力によって生まれてくるものです」
「予想を議論をすることよりも、とにかくやってみることが案外と良い結果を示すことがある」
「責任者は、率先して仕事をしなさい。それを係の担当者が助けてくれます」
・・元トヨタの会長や重役、(株)デンソー・アイシン精機(株)などのグループの会長の交流エピソード・・
研究と創造の心を常に持って、多くの仲間の人たちと共に走り続けての生涯を知ることができました。
最後のコーナーでは、「水素エンジン」や「コンパクト化する電気エンジン・バッテリー」。
「自動運転システム」など、これからの創造的物作りの研究実物が展示してありました。
2時間あまりの見学は、館内スタッフの実演説明を受けた充実したものとなりました。
機会あれば、もう一度訪れたい所になりました。
(記念に、赤色・白色・青色の3台の車を、孫たちのために売店で購入しました)
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