松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

’十勝バス’の経営に学ぶ?

2014年03月06日 21時58分55秒 | 

父 綴ります。

今夜の夕食時分に、地元”日本海テレビ”放映の「アンビリバボー」という番組を偶然観ました。

最初は、アメリカで起きた’夫殺人事件’を取り上げた場面から。

テレビを観るのをほどほどにして、事務仕事をしなければならないって、台所の椅子を立とうとした時。

北海道帯広市の”十勝バス”を取り上げた映像が始まりました。

 

18歳の高校3年生の’夏季研修’で、1週間の農家滞在させてもらった芽室町の隣の市!。

 (当時お世話になった”高道敏隆さん家”とは、今も年一回の年賀状交換をさせてもらってます。)

画面に映った”黄色一色のバス”群の車庫を目にしてしまったので、、

続きを見終わらずにテレビスイッチを切る訳にはいかなくなっちまいました。  (T_T)/~~

 

45年続いたバス会社も、利用客の減少で、行政からの補助金でやっと経営がやれてる状況で、

2代目社長は、会社経営を精算して事業を畳もうとして創業者の孫、(社長の長男)に説明。

一流会社に勤め、妻と子供に恵まれいた状況だったのに、3代目は’傾いたバス会社’経営を継ぐ決心を!。 

 (その理由が、バス会社を利用して下さってたお客さん・従業員さん達が居られたればこそ、

  ’自分が育つ生活を得られたんだ’という、感謝の気持ちを抱いたからだって。 ヽ〔゜Д゜〕丿スゴイ)

 

銀行に行って、再建計画を説明して”土下座”して、、、。

社員に向かって、経営改善を訴えて、、、。

でも、、、、。 でも、、、。 ´Д⊂モウダメポ 

 

でも、商工会の仲間に指摘され、。

バス利用者さん宅にチラシを配り、社員さん達に意見を求め、一部資産をも売却し。 

’現状維持の経営’から、”魅力的な新しい視点での経営”を目指して方向一新!。 

 

お客さん目線の、お客さんの利便性の良いバス運行や、

社員さん提案の’イラスト入りバス停表示’を取り入れたり。

チャレンジすることを皆がやり始めた結果。 

黒字経営に改善!。  

 

翻って、私の昨年度の経営結果が、’確定申告による数字’となって現れてきました。

急須で、お茶を飲んで下さるお客さんが減少の一途。 

自宅の茶樹の葉を摘んで、我が家の工場で’委託加工を依頼’してくれる農家さんが、ここ数年大激減。 

面積拡大しつつの「田んぼ」の耕作も、米消費減少による「単価安」に歯止めが掛からない状況。 

一体どの方向を目指すべきなのか ”途方にくれる頭の中”。 

 

『アンタは、もっと真剣に、もっと一杯に考えて、周りの人の知恵をいただいてぇ、、、』 

『まだまだ、切羽詰まった状況を認識してまへんデェ、、、』 

そんなメッセージを受けたテレビ番組でした。

 

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