松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

縁は懿なもの不思議なもの③

2014年02月11日 20時02分23秒 | 

父 綴ります。

雪の舞う中、約束の午後1時半過ぎに、今回の田んぼ耕作の地主さん宅に到着しました。

玄関の入り口に、てっきり白紙半紙が貼ってあるって思ってましたが、( ´ゝ`)無。

 ( 其の家が忌中であることを表す表示。 )

でも、直ぐに「あぁ!」って合点がいきました。 

亡くなられてから”49日の法要”を、既に済まされてるんだなっって。

 (だから、もう”喪”に伏された日が、空けてるって、、。)

 

無沙汰の挨拶もそこそこに、勧められるまま長靴を脱いで、上がらせてもらいました。

そして何よりって、”仏壇”の前に座って、線香をあげて拝み始めた時。

『ちょうど良いところだった。』って、男の人が入ってこられました。

 

線香の煙が立ち上り始めた中、「突然の逝去」・「昨年の出来事のお詫び」・「この度のご縁」やら、

仏前に両手を合わせながら、頭下げました。

そしてその後、入ってこられた男の人とご挨拶。 『ここの姉の弟です。』

思わず緊張感を覚えながら、勧められるまま’お茶’を戴きながら会話を進めました。

 

すると、弟さんは、私達が去年、’「猪避けの柵’が施された棚田」を耕作させてもらった地区の人で、

しかも、農高時代の同期生の家の近くに住まいしておられるとのこと。

なので、多分に、私達の稲作作業をご存知の様子です。 (^_^;)

 

結局、「猪の生態やら、猪の被害対応」の話が盛り上がってしまいましたが、、、。

小作料(年貢)を、お金で決済しようってことになりましたので、

用意して行った’契約書類’ではダメなので、後日改めて押印をし合うことになりました。

 (但し、水の管理をしていただく事の手間賃は、別に上乗せするってことで。)

 

改めて考えてみると、2年前から本格的に”出作”させて貰い始めることが出来た地区。

去年は、作業途中に立ち話程度の仲だったのに、、、。

思いもよらぬ展開の中、”また一つ「人の縁」”が出来上がろうとしてます。

つくづく、”縁の不思議”を感じると共に、”真摯な行動”の大事さを想いました。

 

でも、今までにも増した”頑張りの力”を発揮しなければならないプレッシャーも、、。 (・∀・)

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