松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

秋の夜の風情。

2007年09月30日 23時54分27秒 | 農業
午前中、籾摺り。

乾燥機から出た籾を玄米にして、
30㎏ずつ米袋に入れます。

1袋ずつ台車に載せ、お米置き場へ。

30㎏×5段ずつ積み上げて…。

5段目はちょっと気合いを入れないと、
ギックリ腰になりそうなので、要注意!乂(>◇< )

私の家は農家なので、
『作物がどんな感じで育てられて、食べられるようになるか』をちいさい頃から見てきました。

でも、そういった環境にない方々にも
『作物ってこんな風にできるんですよ~』とお伝えしたくて、
田舎の風景が伝わるような感じでブログを書いていきたいなぁと思っています。

お客様から
『どのように作られているかが分かって安心できます』
『いろいろな事を感じながら作っておられるんですね』等とお言葉をいただいて
本当に嬉しいなぁと感謝をしながら…。

私は作り手なので“おいしいモノを作りたい↑”と思って作っていますが、
お客様の手元に届き、喜んでいただいている様子をお聞きできる事は
とっても嬉しいです。

“ご飯”が食べられるようになるまでは、
稲穂-(脱穀)→籾米-(籾摺り)→玄米-(精米)→白米という流れです。

稲刈りで脱穀された籾米は、
我が家の作業場で、乾燥→籾摺り→玄米の工程を経て、
精米機で白米になり、お客さまの元へ届けられています。

籾摺り機で、籾米は、籾殻と玄米に分かれ…。

さらに、玄米はここで米選機にかけられ、
未熟米が取り除かれたものが、仕上げ玄米として出荷されます。

夕方から、友達と一緒に夜の茶席に出かけてきました。


↑ろうそくの灯りの中で。

野点は、月明かりの中で。。

ススキやコスモスが生けてあり、
お月見団子も飾ってありました。

遠くから鼕行列の練習と思われる鼕の音が聞こえ、
庭からは獅子おどしの涼しそうな音に、コオロギの鳴く声。。

幻想的な和の雰囲気にとても感動しました。

☆人気ブログランキングに参加中です☆
人気ブログランキングへ 私の元気のモト。とても励みになっています↑応援、本当にありがとうございます(_ _*)