MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.040 「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」(2008年 118分 シネスコ)

2009-04-10 00:04:12 | 2009年劇場鑑賞
監督 デヴィッド・フランケル
出演 オーウェン・ウィルソン
   ジェニファー・アニストン
   エリック・デイン



今日は久々の洋画の実写映画を日本語吹き替え版での鑑賞です。
別に吹き替え版を敢えて見た訳でももなく時間の都合上吹き替えしかやってなかっただけなんですがね~
でも字幕読まなくていいのは楽ですね・・・逆にそんな事を思うのはやはり私も歳ですね・・・

(あらすじ)

ジャーナリストとして働く新婚夫婦のジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェニー(ジェニファー・アニストン)は、子どもを持つ自信をつけるため、犬を飼うことを決意。
しかし、やって来たラブラドール・レトリバーのマーリーは、手に負えないほどやんちゃで、何でもかんでも食べたがるおバカな犬だった…



私の友人が子供を連れてこの映画を見にいったそうだが、ファミリー向けの作品とはいえ、S○Xを連想させる描写があるのに焦ったそうだが、そんな下ネタあんのかこの映画は・・・?と思ったらたしかに発情したマーリーがやたらプードルにのしかかり腰を振りまくると言うエピソードが出てきます(エンドロールでもワニの縫いぐるみ相手に励むカットがチラリと・・・)

子供を育てる自信をつけるためにラブラドール・レトリバーを買いはじめた新婚夫婦が犬の世話にテンヤワンヤの日々を送るという子育てならぬ犬育ての前半はコミカルなタッチで描かれるが、後半子供が産まれて、若かった2人の夫婦に家族が出来ることにより家庭での悩み、仕事の悩みなどなどホームドラマのような展開となります。

まるである一家が一匹の犬とともに歩んでいく姿の記録を見てるかのようなドラマですね。
犬がなかなかおバカな暴れん坊である事を覗けばこの一家は特に大きく波乱万丈という訳でなくいたって普通の家庭で、普通に生活しているというのが現実感があっていいですね。
家庭内で起こる様々な出来事、嬉しいときも悲しいときもこのマーリーがそばに居てくれた・・・そんな中で子供たちは成長し、若かった夫婦は歳を重ねていく、そしてマーリーもどんどん老いて行く・・・いつしかこのマーリーの存在が家族の絆を一層強めて教えてくれいたことに気付いて行く・・・



変に泣かそうとする訳でなく、ごく自然に感動が伝わるような作りは好感が持てます。
たしかに子供たちにも見てほしい佳作だと思います。

この映画のセリフの中で、犬が死を目前にした時に忽然と姿を消すという意味のセリフが出てくるけど、実際、私が毎年出張でお世話になる旅館の犬が余命僅かな時に忽然と姿を消しそのまま二度と戻ってこなかったという話を思い出した。
犬なりに飼い主に死ぬ事で手を煩わせない為の行動ではないかと聞いたことがあるが、ほんと泣けるね~



★★★ 2009.4.9(木) アポロシネマ8 スクリーン4 19:25 M-10



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