MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.057 「アデル/ファラオと復活の秘薬」(2010年 107分 シネスコ)

2010-07-07 00:40:37 | 2010年劇場鑑賞
監督 リュック・ベッソン
出演 ルイーズ・ブルゴワン
   マチュー・アマルリック
   ジル・ルルーシュ



そろそろ夏休み映画が出てきました。
今年は「踊る大捜査線」の一人勝ちが予想されますが、そんな夏休みを前にして一本のアドベンチャー映画が公開となりました。
監督は何と言ってもあの「グランブルー」「レオン」のリュック・ベッソン!
面白くない訳ないやないの・・・というのは一昔前の話で、最近はプロデューサー業が多くて、監督作はグンと減りました。
古くは「サブウェイ」や「最後の戦い」、そして代表作ともいうべき「グランブルー」「レオン」・・・どれも当時は興奮して見たもんでしたが、さて今回は?

(あらすじ)

1911年、エジプト。妹の命を助けたいフランス人ジャーナリストのアデル(ルイーズ・ブルゴワン)は“復活の秘薬”の手掛かりをつかむが、宿敵のマッドサイエンティスト、デュールヴー(マチュー・アマルリック)に阻まれてしまう。
ちょうどそのころ、パリでは博物館の卵の化石からジュラ紀の翼竜がかえり、人々を恐怖に陥れていた。



オープニングを見た感じではリュック・ベッソン版「インディ・ジョーンズ」または「ハムナプトラ」をやりたかったのか?と思ってしまいました。
どこかで見たような、またはありそうなアドベンチャーの連続にまったくオリジナリティがなさそうで、「こリゃ~リュック・ベッソンもネタ切れでスピルバーグのエエとこ取りのようなアドベンチャー映画やな~」と思ったら、冒頭に活劇アクションがあっただけで、以後冒頭以上の派手なアクションは無く、ただ後は笑えない三文コメディがタラタラ続きます・・・

これは活劇を期待して見ると(予告や宣伝見る限りでは期待するでしょう)エライ目に合いますね。
寒いベタなコメディをタラタラと見せられのですから・・・ダメやなリュック・ベッソン。
これでいいのか?リュック・ベッソン!



またヒロインの妹を救いたいという個人的な理由による行動も共感しにくいし(またその発端となる事故が実にバカバカしい・・・ま、コメディやからいいか)、そのヒロインもイマイチ魅力がない・・・他の映画で違う役ならまた印象違うかも知れないけどね。
最初の予告では最強のヒロインの誕生の予感させるような煽り方だったけど、まんまとやられた格好だ。
やたらオーバーにドタバタと騒いでるだけのような映画で、絵に描いたような期待ハズレさに今年もっとも長く感じた107分間でした。



★ 2010.7.3(土) なんばTOHOシネマズ スクリーン6 22:45 D-19

最新の画像もっと見る

コメントを投稿