MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

「エリザベスタウン」

2005-11-27 02:18:16 | 2005年劇場鑑賞
監督 キャメロン・クロウ
出演 オーランド・ブルーム
    キルスティン・ダンスト

まぁ不幸と言うのは得てして続くもんで人生最悪の時と言うのはそんな時を言うのでしょうね。
この映画の主人公も大手のシューズ会社で斬新なデザインのシューズを開発し、まんまと失敗し1千億円(!)の損失を会社に与えて見事に解雇され、それがキッカケで恋人にも「落伍者に用はなし」とばかりに去られて夢も希望も失くし、とうとう自殺を決意!いざ決行の瞬間、父の死去の報せ・・・まぁ悪い時は重なるもんだが、しかし父の死が皮肉にも彼の命を救い、再生のチャンスを与えることになる。

その再生のキッカケが飛行機内で偶然知り合ったフライトアテンダントのクレア(K・ダンスト・・・またの名をMJ)との出会い。
傷心の青年ドリューにお節介なまでに構ってくるクレアに見てる私は鬱陶しさを感じるが、彼には気持ちがやわらぐ存在になっていく(別れ際に携帯番号をさりげなく知らせるクレア嬢のしたたかさに脱帽!)
男が女の子に色々とアタックしてくパターンはあるが、この作品は珍しく女の子が男にモーションをかけるパターン(傷ついてる男は弱い!?)
案の錠ドリュー君はきっちり携帯に電話!してやったりのクレア嬢と朝まで生電話!(途中充電しながら喋ってたぞ)

故郷に帰りそこで父の友人たちと触れ合う事で父がいかに皆に愛されていたかを知るドリュー君。
人生ドン底の時にいろんな人々と接し彼の中で何かが芽生え、変わっていく・・・一人の青年の成長と言うよりは再生と言う言葉が合う青春映画であり、ラブストーリーでもある。

また父の葬儀の前夜祭として盛大にパーティを開き、故人の友人らがスピーチを述べたり、ロックバンドがミニライブをしたりとこの辺はアメリカらしい感じの場面です。
この場面で故人の妻(ドリュー君の母親)のS・サランドンのスピーチの場面は暴走気味と見せかけて実は感動的だったりするんですね。
ここは私的には見所でしたよ・・・笑う場面でもあるし感動的でもあります

人生最大の危機を父の死によってクレアと出会い、故郷の人々と触れ合うことで彼が人生を再出発して行く・・・それを象徴するかのように車で父の遺灰を散骨する旅に出るドリュー君にその旅をナビゲートする自作のマップとバックミュージック用のこれまた自作CDを渡すクレア嬢!ここまで周到にされたらもうストーカー・・・(ジェシカ・アルバとかナタリー・ポートマン見たいな子ならまだしもキルスティン嬢の微妙な美貌がどうも私は・・・)旅の行き着く先は・・・あ~恐ろし!

★★★ 2005.11.24 布施ラインシネマ 北館 スクリーン7

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2 コメント

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たびたび今日は (えりりん)
2005-11-27 15:57:13
私は第一週目の日曜日の2回目と云うお客が一番入りそうな時間帯の上映を見たんですが、320人入る劇場なのに、観客数は33人でした(ちなみに伊丹のシネコンです)。あんまり少ないのでこりゃコケたなと思ったのですが、週末ランキング4位なんですよねえ…。やはりファミリー層の多いシネコンと違い、都市部の映画館ではデートムービーとして若いカップル客がそこそこ見に行ってるのでしょうか?ところで女の私でも、キルスティン嬢のお節介っぷりは鬱陶しく見えましたよ。つうかこの内容って、要は「キルスティンのボーイハント(死語)大作戦!」ですよね?まあ相手がハンサムなオーリーなら、女の子は構\いたくもなるしゲットしたくなるのも頷けると云うものです。ドリューがジャック・ブラックみたいな容姿だったら、キルスティン演じるクレア嬢も絶対スルーしたハズだ(爆)。
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ようこそ (キング)
2005-11-27 23:37:06
布施のシネコンも十人ぐらいでしたよ

まぁ平日の最終回ですけどね・・・

たしかにキルスティン嬢の押しかけ彼女には参いりましたね

まぁオーリーは喜んでるんだからいいんだけど・・・
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