MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.031 「ポイント45」 (2006年 米 96分 ビスタ)

2007-04-01 00:54:02 | 2007年劇場鑑賞
監督 ゲイリー・レノン
出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ
    アンガス・マクファーデン
    スティーヴン・ドーフ



ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のこの作品ですが、公開してる劇場が少なくあまり知られてなさそうでね。
公開中の映画の前売り券を扱ってる戎橋のツタヤでもこの作品は取り扱ってないと言ってたし、何かミラ・ジョヴォヴィッチ主演とはいえマイナーな感じですね。
しかし案外こういう作品に拾いものがあったりするんですがね~ 
天六ユウラク座で見た「ダウト」のような曲者のような気配を感じながらの鑑賞・・・20時台のレイトショーと言うことでお客さん十数人と言った按配ですが・・・これってこの作品にしては多い方なのかな?

(あらすじ)

ニューヨークの“ヘルズキッチン”で生まれ育ったキャット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)とその愛人アル(アンガス・マクファーデン)は、45口径の拳銃と盗品を売りさばく売人として裏社会で生きていた。ある日、キャットは新たな顧客を開拓するため、アルに内緒で取引を行うが、逆にアルの恨みを買ってしまい激しくいたぶられてしまう。

愛人からDVを受けていたヒロインがその相手に復讐をする話・・・ぐらいの知識で見にいったんですが正直言ってかなり期待ハズレもいいところでした。
思ってたのと感じが違う作品だったね~

愛人に顔が変形するぐらい虐待されたミラ・ジョヴォヴィッチ扮するキャットが中々復讐するような素振りも見せず「いつ反撃に動き出すんかな?」と思って見てたけど、復讐するどころか殴られて「アルを愛してるの・・・」と言い出す始末・・・仲間のレズ女や同じくレズのセラピストにチンピラ(久々のスティーブン・ドーフやがな)の心配をよそに一向に暴力愛人のアルから離れようとしない展開に「もう映画終わるんちゃうん?」と心配してたら最後の数分で「実は全て計画済みのしたたかな女だった・・・」て感じで映画終了!

別にどんでん返しというほどでも無いしクライムサスペンスのような展開でもなく、爽快感などのない結末に落胆してしまった。
もう少しバイオレンスな形の復讐劇を期待してたけど、何か復讐を果たした主人公のキャットに対して「嫌な女やな・・・」と嫌悪感を持ってしまったよ。

「バイオハザート」シリーズなどで勇ましい戦う女振りを発揮してるミラ・ジョヴォヴィッチだが、この作品ではやたら男に殴られシバかれてしまいます。
でも何か哀れで可愛そうな感じが全然しないのもこの映画に入って行けなった原因の一つかもね~
スレンダーボディを披露してのベットシーンなどあるけど・・・相変わらず胸板薄いぞ~!



★★ 2007.3.29(木) 敷島シネポップ2 20:00 J-15



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