MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.124 「カールじいさんの空飛ぶ家 3D 吹き替え版」 (2009年 103分 ビスタ)

2009-12-21 00:15:58 | 2009年劇場鑑賞
監督 ピート・ドクター
出演 エドワード・アズナー
   ジョーダン・ナガイ
   ボブ・ピーターソン



正月映画も「アバター」を残すのみでほぼ出そろいましたね。
特に今年は3D映画が数多く公開されましたが、この正月作品も「アバター」を筆頭」の「クリスマス・キャロル」にこの「カールじいさんの空飛ぶ家」と3Dバージョンが公開される作品があります。
ただこの3D作品は2000円と料金が高く設定されてるのが残念です。
来年もっと増えるだろうから、もう少し料金を下げてほしいのが正直なところ・・・

(あらすじ)

いつか世界を旅して回りたいと思っていたカールも、今や78歳。最愛の妻は亡くなってしまい、夢をかなえるには年を取り過ぎている。
しかし、何と数千の風船を家に結びつけ、空高く飛び立つことに成功。カールは8歳の少年ラッセルとともに冒険の旅へと出発する。



最近の3Dは本当に進化しましたね。
「ファイナルデッドコースター3D」の時も凄いと思ったけども、この作品では3D効果が自然にかつ効果的に使用されてます
もちろん2Dのノーマルバージョンでも十分楽しめると思いますがね。

オープニングのおじいさんが子供の頃に冒険好きの彼女に出会い、そして恋に落ちて大人になって結婚し、その後歳老いていくまでの生活がセリフが一切無しで音楽のみで描かれていく場面はなかなか秀逸で、ここでウルウル泣く方々もいるようです。

最初の予告で見た時のイメージと違い意外と次から次に見せ場の連続で見せるジェットコースターアクションムービー!
カールじいさんの頑固な裏に亡き妻への変わらぬ愛情が見え隠れし、だんだん好感を持ててくるね。

空飛ぶ家で旅するんだけど、実際はほとんど地上の場面が多いのが意外だったけど、主人公たちに対してのデカイ鳥やしゃべる犬などキャラたちの配置や悪役の使い方等さすがは上手いですね。
また少年と老人の間柄は「グラントリノ」のような雰囲気が感じられる。
かたくなに妻の死後は殻に閉じこもってた頑固しいさんの心を動かすのが、最初はけ嫌いしていた少年てのも共通してますね。



少年の姿の向こうにきっと自分の子供の頃の姿を見ていたと思います。
カールじいさんの旅は少年と旅することで、幼少のころの自分と旅をしているようなものだったではないでしょうか?
嫌味なく押しつけがましくもなく自然にジーンとさせられる作品でした。



☆☆☆☆ 2009.12.17(木) なんばパークスシネマ シアター6 17:10 J-17

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