新年最初の映画が”ハズさない男”リーアム・ニーソン主演の作品
圧倒的な強さで悪党をやっつけるキャラの多い彼の作品ですが、今回は借金がかさみ亡き妻との思い出の農場も手放さないと行けない状況にある初老の元海兵隊員
あのトランプ大統領が作った国境の壁のフェンスの付近に住んでいて、密入国車を見つけては当局に通報する監視員もしてる愛国者
しかし密入国して母と少年の親子救った事から麻薬カルテルに付け狙われ、母親は撃たれて死んでしまい、生き残った少年を連れてシカゴを目指す…
死際に母親に少年のシカゴ行きを託され見返りに大きなカバンを渡される
「これを全部上げるから…」と絶命する母親
そのバックの中には今の彼には喉から手が出るほど欲しい札束が…
少年を放ったらかしてカバン持って行く事は出来たんだが、良心が働き少年の元に戻り追ってを交わしながらシカゴを目指す事になるのです
金に目が眩むが、金を使う為にはキッチリ母親の願いを聞き少年を助ける決断をする人間味溢れるリーアム・ニーソンがちょっといつもと違っていい!
何かアクシデントがある度にヤケを起こして「そもそもお前のせいや!」と少年に当りだすリーアム・ニーソン!
不死身のエージェントとかより、今の年齢に合ったキャラが良かったですね
また元海兵隊と言っても狙撃手
派手な格闘アクションでないとこも彼の実年齢に沿ったキャラでした
いつもならボカスカと悪党のボスを叩きのめしてしまうのに、今回は少しの情けをかけて自分に落とし前を諭すとこも私は好きです
移民問題などもテーマに入れたリーアム・ニーソンのいつもの作品と比べたら地味な印象ではありますが面白かったです
★★★ 2022.1.7(金) TOHOシネマズなんば 別館 シアター10 20:25 J-12
少年もなかなか良かったですし。
リーアム・ニーソンも年齢に合わせて良い設定の作品にしてますよね。
リーアム・ニーソンは単にアクションだけでなく内容が良くできた作品を選んでますよね
ハズサナイ理由がそこらにありそうです