MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.024 「ライジング・ドラゴン」

2013-05-05 01:43:40 | 2013年劇場鑑賞
監督 ジャッキー・チェン
出演 ジャッキー・チェン
   クォン・サンウ
   ジャン・ランシン



2本目の作品はジャッキー・チェンの最新作
ここ最近はアクションオンリーだけでなく「新宿インシデント」「1911」とアクションより芝居重視の作品もあります
そして今回、アクション超大作映画としては最後の作品と言う微妙な言い回し(笑)(最後のアクション映画とは言ってない)
での”超大作”としてのラストファイトを見せてくれます

(あらすじ)

19世紀に起きたイギリスやフランスの侵攻によって、中国から持ち出されてしまった清王朝時代の秘宝。
それは12のパーツから構成されていたが、残る数体の所在が不明となっていた。
世界的アンティークディーラーから幻のパーツの捜索を依頼されたトレジャーハンター「アジアの鷹」ことJC(ジャッキー・チェン)は、チームを編成してパリ、南太平洋、中国などを飛び回る。
しかし、行く手を阻もうとする謎の敵と対峙(たいじ)。
さらに、秘宝とその捜索の裏に巨大な陰謀が隠されていることを知る。



ジャッキーアクションの集大成としてこの作品は見るべき・・・1本の映画として見ると評価がガクッと落ちますので・・・
58歳のジャッキーが早回しやCGを使いながらも自らの身体を駆使してのアクションはホントに頭が下がります
火山の滑降シーンでの斜面転がりや、ジャングルでの大木を使ってのコースター脱出などの大掛かりな仕掛けから、工場での格闘アクション、そしてジャッキーアクションの真骨頂である、コミカルな小道具を使ったアクション
今回はソファから離れず戦い、離れたら負けという中学生のようなレベルでのルールで戦うが、でもこれは彼らしいアクションの真髄!
ローラーブレードシーツを着て坂道を滑降するシーンも一見いい大人が何してんねん!とツッコミたくなけど、年齢に関係なくジャッキーなら許せてしまう
大掛かりなアクションはこれが最後って言うだけに見せ場も多いです



でも映画としては三文コメディというか、アクションシーン以外は昔のコントを見てるような場面の連続でかなりレベル低いと言わざるえない
役者の芝居、特に西洋人の演技の酷さは目も当てられないと思います
監督としてジャッキーは数々の作品を残してるが、今回はアクションに比重を置いたのかな?
とにかくドラマ部分がぐちゃぐちゃでした
文化遺産が歴史をへて他国に渡って元の国に返還すべきかどうか?
最近日本でも話題になってるようなテーマが出てきますけどね~

客席を見るとジャッキー映画にあまり似つかわしくないご婦人方が多く見受けられたが、これは共演のクォン・サンウ
目当てのお客さんですね



★★ 2013.5.2(木) TOHOシネマズなんば 別館シアター11 20:30 D-14

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