監督 西崎義展
出演 山寺宏一
伊武雅刀
藤村歩
今年初の劇場鑑賞となりました。
ちょっとスタートが例年より遅いね~
そんでもって2010年スタートを飾るのが正月映画で唯一鑑賞予定でありながら、未見だった「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」です。
1974年のTV初放送の時は鳴かず飛ばずで低迷するも、のちに夕方の再放送でブレイクし、ついにはTV版を再編集した劇場版は公開され大ヒット!
そして劇場版の続編「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」がこれまた空前の大ヒットし、この作品でヤマトを封印するつもりで、主人公もろともヤマトが敵に突っ込み木端微塵にぶっ飛んだハズなのに、あまりのヒットで辞めれなくなり、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」のTVシリーズで死なない結末にして、見事に延命に成功し後に2作の劇場版が作られた。
そして完結編から26年の歳月がたち久々にヤマトがスクリーンに!
(あらすじ)
西暦2220年、太陽の300倍の質量を持ち、光をも飲み込む暗黒の天体、移動性ブラックホールが宇宙から地球へと迫っていた。
地球連邦政府は、移民船団を組織。サイラム恒星系アマールへの移民を決行するが、謎の大艦隊の攻撃に遭い、船団が壊滅。古代進は移民船団の護衛艦隊司令としてヤマトに乗り込み、大艦隊に戦いを挑む。
ヤマト復活しました~
私ぐらいの世代になると何とも懐かしくもあるこのヤマトですが、私はガンダムもエヴァも見ないのでアニメと言えば「宇宙戦艦ヤマト」ですね~
実際26年ぶりの復活だけど、ドラマの中では17年の歳月が流れてるって事で、古代進も38歳で、森雪と結ばれて子供をもうけている・・・が、結婚した後も地球を守る使命感は衰える事がなかったようで、そのおかげで家庭崩壊のような状況です。
地球に降りかかってきた危機を前に満を持してヤマトが復活し、艦長として乗り込むんだが、愛する妻古代雪は戦闘に巻き込まれ行方不明、娘からは三行半を突きつけられる・・・古代くんがんばれ!
真田さんが老けた顔で登場し、しかも指令長官見たいなお偉方になってるし、佐渡先生とアナライザーも健在・・・て所はオールドファンにもうれしいが、ほぼニューキャストな布陣でいわば「宇宙戦艦ヤマト ジェネレーション」って感じですね。
正直、まぁまぁこんなもんかな~という感じの作品だけど、この映画見る前に過去の劇場版を見直したけどシリーズ全体を通して、太平洋戦争時代の軍国精神がどことなく流れてるのは今回も同じですね。
さすが”武闘派”プロデューサー西崎義展だけのことはありますね
そして相変わらずのご都合主義も健在で、過去に1作目で死んだ沖田艦長を完結編では誤診という理由で平気で復活させてしまう剛腕ぶりを見せつけたが、今回クライマックスから後半にかけてはどうもしっくり行かない感じが残りました。
移動性ブラックホールの正体にかかわるくだりから、一気にトントン拍子で呆気なく進み、突然映画が駆け足になったような感じで残念です。
ただ当たり前かも知れないが旧作と比べるとアニメの技術が大幅に向上しているので、リアルな質感が感じられるヤマトの船体は今までに感じられなかった重量感が感じられ、戦闘シーンは迫力という点では雲泥の差です。
今回のCGアニメーションをみると1作目はマンガって感じの映像でしたね。
何はともあれ2000年代にヤマトが復活したけど、エンドロールでスクリーン一杯にデカデカと出た”西崎義展”という文字は笑ったな~
あんなでかい字はスピルバーグでもなかったぞ!(しかも製作と監督で2回も!)
ヤマトより自分の復活をアピールしたかったのかな?
★★★ 2010。1.7(木) 敷島シネポップ2 17:50 E-6
出演 山寺宏一
伊武雅刀
藤村歩
今年初の劇場鑑賞となりました。
ちょっとスタートが例年より遅いね~
そんでもって2010年スタートを飾るのが正月映画で唯一鑑賞予定でありながら、未見だった「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」です。
1974年のTV初放送の時は鳴かず飛ばずで低迷するも、のちに夕方の再放送でブレイクし、ついにはTV版を再編集した劇場版は公開され大ヒット!
そして劇場版の続編「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」がこれまた空前の大ヒットし、この作品でヤマトを封印するつもりで、主人公もろともヤマトが敵に突っ込み木端微塵にぶっ飛んだハズなのに、あまりのヒットで辞めれなくなり、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」のTVシリーズで死なない結末にして、見事に延命に成功し後に2作の劇場版が作られた。
そして完結編から26年の歳月がたち久々にヤマトがスクリーンに!
(あらすじ)
西暦2220年、太陽の300倍の質量を持ち、光をも飲み込む暗黒の天体、移動性ブラックホールが宇宙から地球へと迫っていた。
地球連邦政府は、移民船団を組織。サイラム恒星系アマールへの移民を決行するが、謎の大艦隊の攻撃に遭い、船団が壊滅。古代進は移民船団の護衛艦隊司令としてヤマトに乗り込み、大艦隊に戦いを挑む。
ヤマト復活しました~
私ぐらいの世代になると何とも懐かしくもあるこのヤマトですが、私はガンダムもエヴァも見ないのでアニメと言えば「宇宙戦艦ヤマト」ですね~
実際26年ぶりの復活だけど、ドラマの中では17年の歳月が流れてるって事で、古代進も38歳で、森雪と結ばれて子供をもうけている・・・が、結婚した後も地球を守る使命感は衰える事がなかったようで、そのおかげで家庭崩壊のような状況です。
地球に降りかかってきた危機を前に満を持してヤマトが復活し、艦長として乗り込むんだが、愛する妻古代雪は戦闘に巻き込まれ行方不明、娘からは三行半を突きつけられる・・・古代くんがんばれ!
真田さんが老けた顔で登場し、しかも指令長官見たいなお偉方になってるし、佐渡先生とアナライザーも健在・・・て所はオールドファンにもうれしいが、ほぼニューキャストな布陣でいわば「宇宙戦艦ヤマト ジェネレーション」って感じですね。
正直、まぁまぁこんなもんかな~という感じの作品だけど、この映画見る前に過去の劇場版を見直したけどシリーズ全体を通して、太平洋戦争時代の軍国精神がどことなく流れてるのは今回も同じですね。
さすが”武闘派”プロデューサー西崎義展だけのことはありますね
そして相変わらずのご都合主義も健在で、過去に1作目で死んだ沖田艦長を完結編では誤診という理由で平気で復活させてしまう剛腕ぶりを見せつけたが、今回クライマックスから後半にかけてはどうもしっくり行かない感じが残りました。
移動性ブラックホールの正体にかかわるくだりから、一気にトントン拍子で呆気なく進み、突然映画が駆け足になったような感じで残念です。
ただ当たり前かも知れないが旧作と比べるとアニメの技術が大幅に向上しているので、リアルな質感が感じられるヤマトの船体は今までに感じられなかった重量感が感じられ、戦闘シーンは迫力という点では雲泥の差です。
今回のCGアニメーションをみると1作目はマンガって感じの映像でしたね。
何はともあれ2000年代にヤマトが復活したけど、エンドロールでスクリーン一杯にデカデカと出た”西崎義展”という文字は笑ったな~
あんなでかい字はスピルバーグでもなかったぞ!(しかも製作と監督で2回も!)
ヤマトより自分の復活をアピールしたかったのかな?
★★★ 2010。1.7(木) 敷島シネポップ2 17:50 E-6
たしかにあの都知事のクレジットは???でした。
ヤマトと都知事ってどういう接点なのかな?
いずれにしても新世紀のヤマトサーガーは今後どうなっいくのでしょうかね~
ちなみに私見た劇場では30代以上の男性が2人だけという寂しい入りでした