MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.017 「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」(2011年 128分 シネスコ)

2011-03-06 00:09:29 | 2011年劇場鑑賞
監督 平山秀幸
出演 竹野内豊
   ショーン・マッゴーワン
   井上真央



久しぶりにアポロシネマ8にて映画の鑑賞です
ま、平日という事もあり席はガラガラです
GW目前にすぐ隣に巨大複合施設がオープンするのでこのシネコンも大賑わいする事でしょう
そういう事から完成まではこの周辺は工事の関係上、非常にごちゃごちゃしておりましてチャリンコ止めるのも一苦労っと言った状況です
久々の邦画の戦争映画ですが・・・邦画の戦争映画は結構期待裏切られるんですが果たして?

(あらすじ)

1944年、太平洋戦争末期。サイパンに、アメリカ軍から“フォックス”と呼ばれ、恐れられた一人の日本人、大場栄大尉(竹野内豊)がいた。
大場は47人になりながらも仲間の兵士たちと共に16か月間敵に立ち向かい、多くの民間人を守ってきた。
やがて彼の誇り高き魂は日本人だけでなく、アメリカ人の心も動かしていく・・・



こういう映画は妙に堅苦しくなるか、または底抜け大作の仲間入りするような駄作になるかのどちらかのパターンが結構多いけど、今回はその中間・・・という意味ではまずまずではないでしょうか?
まず主役の大場栄大尉を演じる竹野内豊が変に力む事無く演じてるのがよかった
だいたい役者によっては変に力んで、いかにも熱演してます!って感じが返って白々しくなり、興ざめしてしまうパターンが多いけど、適度な力の抜き具合が良くて竹野内豊さんが自然体で演じてるのが良かったと思います
きっと体も絞ったんでしょうね~邦画の戦争映で若手俳優が演じる時に感じる不自然さが無かった



この映画は実話だそうですが、圧倒的戦力のアメリカ軍に対して47人の兵力で対抗した日本兵に対して、アメリカ軍の将校が敵でありながら尊敬してしまうと言う展開は地獄の戦場の中の逸話のようですね
かつて「眼下の敵」というドイツ軍の潜水艦の艦長とアメリカ軍の駆逐艦の艦長が戦ううちに互いを尊敬していくという映画がありましたが、この映画を見ていてその作品を思いだしました。

2人が対面するラストは戦争映画なんだけど、どことなく鮮やかな印象さえある
敗戦した日本兵が行進する姿は威風堂々としていて、昨今の日米問題での腰砕けな日本政府と比べてしまった



★★★★ 2011.3.4(木) アポロシネマ8 スクリーン1 18:15 F-16

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