監督 デヴィッド・クローネンバーグ
出演 ヴィゴ・モーテンセン
ナオミ・ワッツ
ヴァンサン・カッセル
久々に梅田に映画を見に行く機会に恵まれました。
と言うより梅田しか上映してないので仕方ないんですがね~
上映が始まってるのを知らなかったので慌ての鑑賞です。
場所はお洒落なミニシアターであるシネリーブル梅田 映画は「イースタンプロミス」。
カナダの変態監督だったのにいつしかカンヌの常連となる巨匠になってしまったデヴィッド・クローネンバーグの監督最新作です。
「ビデオドローム」「ザ・フライ」など80年代のホラー映画の頃から作品を見ておりますが、内臓感覚などと言われるグロテスクな描写がお得意で、過去の作品では結構そっち方面が全開ですが、ここ数作品はあまりグロなホラー映画は撮ってないのが残念ですね。
まぁ、その片鱗の伺えるシーンは時々ありますがね~
(あらすじ)
ロンドンの病院で産婦人科医をしているアンナ(ナオミ・ワッツ)のもとに、ロシア人の少女が運び込まれる。
しかし、出産の直後に少女は命を落とし、日記と赤ん坊が残された。
そこに記された内容に危険を感じながらも、赤ん坊の家族を見つけ出そうとするアンナ。
彼女はあるロシアン・レストランにたどり着き、ロシアン・マフィアに雇われているミステリアスな男ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)に出会う。
デヴィッド・クローネンバーグが描く極道の世界・・・そんな感じの作品で、ヴィゴ・モーテンセン扮するニコライというマフィアの運転手でありながらボスに一目置かれる男・・・ってのは極道映画ではありそうなキャラだけどヴィゴ・モーテンセンがこれにハマッてますね。
寡黙な中にどことなく危険な色気を合わせ持った雰囲気・・・それでいて看護師である堅気のナオミ・ワッツに優しく接する部分は、しばし映画に登場するアウトローヒーローの姿。
剃刀で喉を切り裂くロシアンマフィアによる暗殺シーンからスタートしますが、クローネンバーグ監督らしいバイオレンス描写だけどお得意のグロシーンは控えめですかね。
内臓感覚を連想するのは冒頭の赤ちゃんのへその緒ぐらいか・・・でも死体の指の切断シーンなど写す必要も無いのにわざわざそこまで見せるのはまさにデヴィッド・クローネンバーグの真骨頂かな(笑)
バイオレンスと言えばクライマックスの公衆浴場での格闘シーン!
フルモンティなヴィゴ・モーテンセンが全身のタトゥをさらけ出し、チ○コ丸出しで立ち回る格闘シーンは最大の見せ場で、まさに流血の決闘となります。
「ロード・オブ・ザ・リング」の王の姿に恋焦がれた乙女の皆さんは腰抜かすよ~
でもこの映画、このシーンを境に終盤少しのどんでん返しがあるんだけど、ここから先がなんか今までの流れから変わり、普通のアメリカ映画にありそうなクライムサスペンス見たいになってしまったような感じでやや残念・・・よく出来た話だとは思うけどね。
それとヴァンサン・カッセルのバカ息子ぶりがいいね~
ボスのボンボン息子とそれに付く寡黙なアウトロー・・・この2人のキャラの差がなかなか良いと思います。
しかしこの監督は昔から目の大きい俳優や堀の深い顔立ちの俳優を使うの好きやな~
☆☆☆☆ 2008.7.10(木) シネリーブル梅田1 10:00 B-6
出演 ヴィゴ・モーテンセン
ナオミ・ワッツ
ヴァンサン・カッセル
久々に梅田に映画を見に行く機会に恵まれました。
と言うより梅田しか上映してないので仕方ないんですがね~
上映が始まってるのを知らなかったので慌ての鑑賞です。
場所はお洒落なミニシアターであるシネリーブル梅田 映画は「イースタンプロミス」。
カナダの変態監督だったのにいつしかカンヌの常連となる巨匠になってしまったデヴィッド・クローネンバーグの監督最新作です。
「ビデオドローム」「ザ・フライ」など80年代のホラー映画の頃から作品を見ておりますが、内臓感覚などと言われるグロテスクな描写がお得意で、過去の作品では結構そっち方面が全開ですが、ここ数作品はあまりグロなホラー映画は撮ってないのが残念ですね。
まぁ、その片鱗の伺えるシーンは時々ありますがね~
(あらすじ)
ロンドンの病院で産婦人科医をしているアンナ(ナオミ・ワッツ)のもとに、ロシア人の少女が運び込まれる。
しかし、出産の直後に少女は命を落とし、日記と赤ん坊が残された。
そこに記された内容に危険を感じながらも、赤ん坊の家族を見つけ出そうとするアンナ。
彼女はあるロシアン・レストランにたどり着き、ロシアン・マフィアに雇われているミステリアスな男ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)に出会う。
デヴィッド・クローネンバーグが描く極道の世界・・・そんな感じの作品で、ヴィゴ・モーテンセン扮するニコライというマフィアの運転手でありながらボスに一目置かれる男・・・ってのは極道映画ではありそうなキャラだけどヴィゴ・モーテンセンがこれにハマッてますね。
寡黙な中にどことなく危険な色気を合わせ持った雰囲気・・・それでいて看護師である堅気のナオミ・ワッツに優しく接する部分は、しばし映画に登場するアウトローヒーローの姿。
剃刀で喉を切り裂くロシアンマフィアによる暗殺シーンからスタートしますが、クローネンバーグ監督らしいバイオレンス描写だけどお得意のグロシーンは控えめですかね。
内臓感覚を連想するのは冒頭の赤ちゃんのへその緒ぐらいか・・・でも死体の指の切断シーンなど写す必要も無いのにわざわざそこまで見せるのはまさにデヴィッド・クローネンバーグの真骨頂かな(笑)
バイオレンスと言えばクライマックスの公衆浴場での格闘シーン!
フルモンティなヴィゴ・モーテンセンが全身のタトゥをさらけ出し、チ○コ丸出しで立ち回る格闘シーンは最大の見せ場で、まさに流血の決闘となります。
「ロード・オブ・ザ・リング」の王の姿に恋焦がれた乙女の皆さんは腰抜かすよ~
でもこの映画、このシーンを境に終盤少しのどんでん返しがあるんだけど、ここから先がなんか今までの流れから変わり、普通のアメリカ映画にありそうなクライムサスペンス見たいになってしまったような感じでやや残念・・・よく出来た話だとは思うけどね。
それとヴァンサン・カッセルのバカ息子ぶりがいいね~
ボスのボンボン息子とそれに付く寡黙なアウトロー・・・この2人のキャラの差がなかなか良いと思います。
しかしこの監督は昔から目の大きい俳優や堀の深い顔立ちの俳優を使うの好きやな~
☆☆☆☆ 2008.7.10(木) シネリーブル梅田1 10:00 B-6
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