MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「さらば昭和の本屋さん ノスタルジックな想いと共に…」

2022-05-04 16:03:00 | その他



↑思えば昭和の遺跡のような店やったな
一度覗いとけば良かった



医院に足のクリーム貰いにかつての地元を訪れたら、子供の頃良く買いに行った本屋さん、河堀口書店が閉店してた
この地域には散髪来るときと駅前の大谷医院に足のクリーム貰いに行く時に訪れるが、先日まで営業していた
娘さんがおばあちゃんになって・・・

張り紙には店主が亡くなったて事らしいが、私が小学生ぐらいの時は母と娘2人で切り盛りしてる小さな本屋だったが、途中から娘さんが1人でやっていた
先日もその娘さんがおばあちゃんになって相変わらず風呂屋の番台のごとく本屋の中央に居座り本に囲まれていた
近くに中学校や高校があることもあり、「高一時代」とかの学生雑誌が全面に出ていた記憶がある
決して品揃いは良くなかった町の本屋さん
ここはウチの母親が良く利用していて、ザ・テレビジョンやTVガイドなどを毎週買うていた

私は小学生のある時ここに立ち寄ったら、お金払うカウンター前に映画化が決まった横溝正史さん原作の金田一耕助シリーズの「悪魔の手毬唄」の原作本をを平積みしていて、その不気味な気持ち悪い表紙に刺激を受け(笑)
ついつい思わず買って読んだのが印象に残る
続いて「獄門島」もここで買ったな
古くから地域の者は一度は訪れたであろう
町の老舗でした(ま、私はここより数十メートル先の商店街にあった大仙書房派だったがね)

因みに他にも河堀口から離れるが、寺田町近辺では駅前の浪速書店、ブックス寺田、生野本通商店街の花谷書店など小中学生の頃は良く行ったかな
ブックス寺田ではハヤカワミステリーや創元推理文庫などの海外ミステリーを良く買ったね
でも現在残ってるのは花谷書店だけかなか


↑ここで買った「悪魔の手毬唄」の表紙カバー

また老舗の昔ながらの本屋さんが消えましたね
シャッターの降りた昔と変わらないスペースに薄汚れたテント…
時代に取り残されたようなJR阪和線高架下の古き良き昭和の残像を前に静かに佇んでいた初老の男
それは春に咲いた昭和枯れすすき…

あっ、季違いじゃが仕方がない…