午前十時の映画祭9の最終作品
これも劇場では初鑑賞です
この映画祭も次回でファイナル!
いい企画だからもっと続けて欲しいですね
因みにいよいよ私の人生のベストワン「ジョーズ」がラインナップされてます!
楽しみです
で、この映画
改めて見たらやはり画面に引き込まれていきますね
今ならパソコンでネットでサクサクと取材や調べ物出来るけど、そんなのあるはずもない70年代
まさに一件一件電話したり、あちこちで足を使って出向いてい話を聞いたりする…このアナログ感溢れる時代性が凄くエネルギッシュに感じました
特に前半でロバートレッドフォードが殴り書きのようにメモを取りながら次々と電話かけまくり取材を進めるシーンは画面からエネルギーが溢れてくるようで圧倒されます
これDVDで自宅のテレビで見た時には感じれなかった感想
やはり劇場でスクリーンのもつ迫力ですね
デスクに乱雑に置かれた資料やメモ、そこに電話とタイプライター…パソコンに囲まれた現在のデスクと比較しても時代の違いが興味深く観れる
若い2人の主役の脇を固めるジャックウォーデン、マーティンバルサム、ジェイソンロバーツがまた素晴らしくいいんですね
特にエレベーターを挟んでロバートレッドフォードとダスティンホフマンとジェイソンロバーツがエレベーターを挟んでのやり取りはいつ見ても名場面ですね
またラストのニクソン大統領の就任式を映すテレビの向こうで一心不乱にタイプを打つ2人の記者の対比のカットは見事です
まるでノンフィクションのドキュメンタリー風ドラマを見てるような臨場感を見せながら映画的なカットや演出も見せるのはなかなか腕のある監督と役者がないと出来ないです
後半は色んな名前出てきて頭がこんがりますが(笑)実際の事件をまるでその瞬間に立ち会ってるかのような臨場感ある世界に観客を引き込んでいく色褪せない名作でした
★★★★ 2019.3.28(木) TOHOシネマズなんば 別館 スクリーン12 10:00 C-14