監督 庵野秀明
出演 長谷川博己
竹野内豊
ついにシンゴジラを見た!
東宝チャンピオン祭りからのゴジラから平成、ミレニアム、アメリカゴジラ2作品など永遠の怪獣ヒーローとして年代ごとに製作されたゴジラ
そして日本からまた新しく復活したゴジラ最新作は大評判の中で見てきた感想は一言で言えばゴジラ映画史上もっとも子供が退屈しそうなまさに新ゴジラ!
怪獣映画と言うよりパニック映画?
そんな捉え方で見たら現実の災害などと被る部分もあるし、いつか起こり得る他国からの侵略が起こった場合の日本の在り方などをゴジラに置き換えて描かれてるようなシュミレーション映画にも感じられる傑作でした
直近では渡辺謙が出たアメリカ映画のゴジラがありましたが、あの映画に期待したのは今作のようなパニック映画のような展開でした
しかしあれはあれで良い意味で怪獣映画だったが、今回はついに現実的なリアル感を持って描かれた
ゴジラの出現にあたふたする内閣
今までの映画ならゴジラ出た!即自衛隊が迎え討ち攻撃が始まる…と言う流れだが、この作品はそう簡単に自衛隊は出動しない
それまでの法律を初めとした手順と総理の決断があるまで内閣でカンカンガクガクの議論が行われる
そんな悠長な…と思いつつもしかし現実に今、ゴジラが現れたとしたら安倍政権もこんな感じになるんでしょうね
またこの辺のシーンの会話のスピーディーな事!
見てる側も会話に着いて行くのに必死(笑)
緊迫感の中に現実離れした事態にトンチンカンな議論する奴が出てたりとまさに会議は踊る(笑)
見てて結構現実はこんなんだろうなー
と思えてくる
多数の犠牲者が出てるのも実感出来るシーンも多いし、津波シーンは3.11を連想される描写もあったりして既存の怪獣映画にはないリアリティさも感じられる
民間人の主人公は存在せず政府対ゴジラの攻防は
今までにないゴジラという名のパニック映画で、まさに子供が見たらツマラナイと感じさせる大傑作なのでありました
今までのゴジラ映画がダメとかでなく、そろそろこんなゴジラ映画が見たかったと言う願いがついに叶った
因みにクライマックスに仕事の疲れかどうかわからないが不覚にも面白いにも関わらず寝落ちしてしまい肝心なラストが見れなかった
友人に教えて貰ったものの、面白かっただけに悔しいので次の休日もう一度行ってくる
★★★★★ 2016.9.9(金) アポロシネマ スクリーン3 20:50 E-3