<ひょんな事から西明寺>
東海はこの所、暖かい日が続きます。
この先、寒い冬が来るのでしょうか?
湖東三山巡りの続きです。
百濟寺を後にし金剛輪寺を目指したのですが、お昼時ですからお腹が空いて来るのです。
道すがらにお店が有るだろうと、適当に走りますと金剛輪寺を通り過ぎ、西明寺前まで来てしまいました。
丁度、門前の一休庵でランチとしました。
近江牛と豆腐主体のランチでしたが、豆腐が絶妙でそのまま一口頂き、更に塩を振り頂きますと、薄味の中に美味さが広がり美味しく頂きました。
此処まで来ますと、先に西明寺さんを参拝するしか無いだろうと目的地変更です。
乗用車、キャンカー(5mクラス)は、上部の駐車場まで登れました。
6mクラスですと途中に狭い橋が有り、角が曲がれないかと思われます。
6mクラスですと最下段の観光バスと同じ駐車場に成るかと思います。
尚、此処も駐車場は無料でした。
拝観料 600円也を支払い入場します。
ここも天台宗のお寺で、やはり織田信長の戦火に合ったようです。
しかし、本堂、三重塔は焼失を免れ、創建当時の姿を留めており共に国宝です。
境内に入りますと、不断桜が小さなお花を咲かせ迎えてくれます。
百濟寺さんに比べ、焼失建物が少なかった所為か織田信長憎しの掲示物は少ないような。
戦国の英雄も場所に依っては、形無しですね。
(@_@)
細い小道を歩き、蓬莱庭(ほうらいてい)に出ました。
ここの石組みは、薬師如来、日光、月光の三尊仏を表しているそうです。
其々の石は苔に覆われ、開創が鎌倉時代と聞きますと納得する所です。
築山の小道を石、苔を愛でながら登ります。
この夏の極暑にも負けず、苔達はまるでビロードの風情です。
嘸かし手入れが大変だった事でしょう。
人の手入れが行き届いてこそのお庭です。
鎌倉時代から戦乱の最中にも絶え間無い、養生有ればこそでしょうね。
此処の苔は、京都の苔寺にも勝るとも劣らない様に見えました。
(^^♪
広く成りました道を歩きますと、本堂前に出ました。
ここには、三重塔も有るのです。
共に開創当時の建物で、戦火を免れ現代に引き継がれています。
建物は飛騨の匠作で、釘は1本も使用されていないそうです。
お昼過ぎから雲が多かったのですが、紅葉には何とか間に合いました。
二天門にも紅葉が似合います。
ここの時間は鎌倉から、ゆっくりと流れているようですね。
参道脇には夫婦杉も祭られていました。
そろそろ陽が傾いて来たようです。
こんな近場に古刹が有ったのですね。
近江の国は、奥が深いような。
今回の所は、これ位にして再訪しましょうか?!
湖東三山の内、金剛輪寺は行かず仕舞でした。
まぁ~朝の出立が遅い我が家はこんなものでしょうか。
これで、近江牛と金剛輪寺の再訪が出来ますね。
そうだ、安土も深堀して見たいような・・・。
織田信長!
楽しみ夢は、限りなく広がります。
オイラはお寺が大好きなんです。
近くに素晴らしい所がありうらやましい♪
家の近くには古寺名刹がありません(-"-;
横田基地があるくらいです。
肉もいいけど、豆腐が気になる(^^;
写真を撮るのが上手でね!
久しぶりにカメラを使うかな?
近江国にも趣がありますねぇ。。。
特に近江牛肉のランチ付きでしたら尚更足を運びたくなりますね(笑)
花より団子では無く、花と団子の両刀使いで行きたいですね( ◠‿◠ )
遥かなる歴史ロマンに浸りながら、そんな風に吹かれて見るのも一考かと。
そして、写真が上手く撮れますと、一粒で二度三度と美味しい分かる人のみ分かる豆腐のようなお味です。
時間を見ておいでませ。
(^^
近江の国は何時も通過点でしか無かったのですが、良い所が有りそうですよ。
近江牛はもとより初夏は稚鮎に始まり、信長、秀吉の足跡が満載です。
近江牛ランチとお庭に是非、来訪下さいネッ!