kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

サブバッテリー長寿命目指し 満充電とは?

2017-11-29 19:30:34 |  バッテリー

<改めて鉛バッテリーは生き物?!>

どうも風邪を貰ったようで、薬の所為か午前中は頭が廻らず、約2時間のお昼寝をしてしまいました。

更に今朝の明け方には、嘔吐までしてしまい胃腸風邪?、昨夜のお刺身が悪かった?とかで遅く成りました。

(@_@;)

バッテリー長寿命を目指し、タブー集とその対応をお話していますと、サブバッテリーの満充電を語らない訳には行きません。

サブバッテリーが満充電と成り、初めて論理的放電容量比率に当てはまるのですからね。

言い換えれば、満充電 100%が有り、其処から30%放電以下で使えば長寿命に成るのですから、基本の100%満充電は重要ですよね。

 

コルドバンクス オプションサブバッテリー、XINNENG製を例に取りお話します。

 

最近、XINNENGのホームページを覗きますと、以下の充放電特性グラフは掲示されなく成っていました。

そう言う意味でも、この充放電特性グラフは重要な物に成って来たようです。

左端の縦軸が充電容量です。

赤丸の100%を横に追って行きますと、充電電圧 約14.4Vに行き当たります。

充電容量グラフとの交点を下に見ますと、100%満充電には、約17時間を要する事が読み取れます。

 

ここで重要なのは、過去何度も言っていますが、充電電圧は最終的には、14.4Vを要する事です。

くどいようですが、100%満充電には、充電電圧 13.2V以上を8時間以上印加する必要があるのです。

また、充電に依るサブバッテリー電圧上昇に共ない、その印加される電圧は、14.4Vまで上昇が必要なのです。

低電圧充電が可能と言う、ウマイお話は無いようですね。

 

フックアップで外部AC100V接続しますと、すぐれもの充電器で充電状態と成ります。

フックアップ充電の場合14.4Vが印加出来るのは、メインスイッチOFFの僅か約4分程度しか無いのです。

また、メインスイッチONしますと、即充電電圧は13.4Vまで低下し過充電は防止されると共に、100%満充電には至りません。

すぐれもの充電器の特性には、過去記事が有りますので参照下さい。

http://blog.goo.ne.jp/kenycorde/e/02edb31ff9d512e953dddcf94641edcf

 

走行充電に於いても、充電電圧はメインバッテリー電圧に支配されますので、サブバッテリー満充電に要する14.4Vの電圧は掛ける事が出来ないのです。

走行充電に付きましても、同様に過去記事が有りますので参照ください。

http://blog.goo.ne.jp/kenycorde/e/9d348de6a03a0c88adfe50112f2169d5

 

このように見て行きますと、フックアップ、走行充電に於いても100%満充電は出来ないようです。

しかし、通常使用に於いてサブバッテリー電圧が12.0~12.2V程度まで低下時には充電効果は有りますので良しとされているのでしょう。

 

ここではサブバッテリー電圧で容量比率を表していますが、厳密に言いますとサブバッテリー電圧と容量比率は比例の関係には有りません。

サブバッテリーが充電、放電、またその両方の場合、サブバッテリー電圧は異成ります。

しかし、キャンカー実用の上では、電圧で表記するのが一番正確に現状サブバッテリー充電状態を表すと考えられますから、電圧で表記します。

 

因みにフックアップ充電電圧 13.4Vですと、サブバッテリー充電容量は約85%程度のようです。

 

そこで、これを何とか満充電 100%にしようと快適化を図るのです。

御存じ、ソーラー発電ですね。

ソーラー発電はソーラーコントローラーが、サブバッテリー電圧を監視し、その時の電圧より0.2~0.3V高い電圧を印加し充電します。

アブソーブモードでは、最終的に14.6V 3時間を印加しフロートモードに遷移します。

 

冒頭で鉛バッテリーは生き物と言いましたのは、この辺りなのですが

1、満充電から負荷を掛けながら充電を行っている場合

2.充電のみを行った場合

3、50%放電バッテリーに負荷を掛けながら放電を行った場合

 

それぞれバッテリ電圧と容量比率は異成るのです。

この辺りのお話は複雑に成りますので、またの機会に譲りますが、一般的な定電圧定電流充電(車載充電器)では、100%満充電は出来ない事を御理解下さい。

 

以上まとめますと、満充電はソーラー充電でアブソーブモード 14.6Vで3時間以上充電し、フロートモード充電中で電圧は、13.5~13.6Vの状態と言えます。

健康的なバッテリーですと、ソーラー充電停止し1時間後(コントローラーへの放電あり)には、13.0~13、3V程度で安定するようです。

今回、満充電を整理して見ますと、Kenyがアブソーブモード 14.3Vからフロートモードに遷移しないと言っていましたのは、容量比率で言いますと、約95%~満充電の間に有るようです。

下限値でも約95%ですから、良しとしなければ成らないのでしょうか?

 

今度、朝からの晴天に出逢えますと、ソーラー充電に出掛けましょうか?

その前に風邪を抑え込まねば!

(#^.^#)

 

 

<参考> XINNENG



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お大事に! (コルドじい)
2017-11-30 12:45:53
私も1週間前に同じ症状を経験しました。夜中の3時頃急にお腹が痛くなり、前日の刺身かと思い、丁度健康診断のやる時期だったので、胃カメラを飲みました。寄生虫はいなく腸感冒とのことで二日間程おとなしくしていました。kenyさんも体調が良くなる迄は、ご無理無き様に🛌
バッテリー延命処置は、なるべく使わない様にして、こまめに補充電する事也と考えて使用しています。
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コルドじいさん (kenyじぃーじ)
2017-12-01 12:53:58
 いゃ~ほぼ同時期に腸感冒とは!
お互い歳を重ねますと、僅かな変化に弱いようですね。

バッテリー延命処置は、イッタタタ~~~と言う所です。
何ともマトを得た一言で、言い当てられました。
(^^:
まぁ~なるべく使わず、小まめに充電するは、言いえて妙です。
これを理屈を付け、ウンチクを捻りますと、難しく成ってしまいます。

風邪は何とか復活でき、Kenyの延命も図れそうです。
お互い慈愛しながら、生き伸びましょうかね?!
(^^:
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