<重量は諸悪の根源?!>
東海は蒸し暑い日が続き、先ほどゲリラ豪雨とも言える雨に襲われました。
台風13号の影響で南の湿った空気が流れ込み、豪雨の条件は揃っていたようです。
落雷、雷鳴も大きく、直撃だけは避けたい気持ちで一杯でした。
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そんな今日は、キャンカーの重量に付いて考えて見たく思います。
先日、強化ブレーキパットに付いてお話しますと、ブロ友さんからコルドバンクスの車重に付いてお問い合わせがありました。
以前より薄々気が付いてはいたのですが、コルドバンクスの車重はキャブコンの中でも軽量に仕上がっているようです。
V社 キャブコンシリーズの中でもコルドシリーズは、ナローボディーと言いましょうか、Zilシリーズに比較し一回り小さいのです。その結果、リヤホイール廻りを見ますとエグレタイヤ感が軽減されている事からもシェルの狭さが分かります。
内装もシンプルですから、軽量に仕上がるハズですね。
【車両重量】(空車)
車検証に載っています、車両重量で乗員、荷物を含まず、燃料満タン、オイル、冷却水を含みます。
コルドバンクス 2,490Kg
ZIL 520 2,810Kg (前モデル重量)
*車両重量で、Zilは、320Kgも重いのですね。
これに定員乗車 55Kg*7=385Kg
生活用水 67Kg
飲料水 20Kg
ここまでの合計重量 2,810+385+67+20=3、282Kg
既に3トン越えです。
実際は、これに電子レンジ、テレビ、寝具、キャンプ道具等を搭載さいますと、3,3~3,4トンにも成るのでしょう。
この状態ですと、パニックブレーキ時に初期制動の甘さを感じても不思議は無いですよね。
コルドバンクスですら、パッド当たりが付くまでは初期制動の甘さを感じた程ですから。
ブロ友さんの情報では、O車 発電機搭載でキャラバン状態だと、実測 3.3~3.4トンだそうですから、Zilの重量も納得が行く所ですね。
今日は重量がブレーキ性能に及ぼす影響に限定し、考えて見ましたが、重量と強度、剛性は相容れない関係に有ります。強度を上げますと、重量はUPします。
特にキャンカーの架装部は、樹脂製シェルですからシャーシの強度、特にネジリ剛性が大切に成って来ます。この点が弱いとシェルが捩じられ接合部のシーラー切れから雨漏れ等が発生しやすく成ります。
シャーシのネジリ剛性に付いては、別途まとめたく思いますが、キャンカーを軽量に作りたいのは勿論ですが、強度の確保、内装の豪華さの結果、重量は重く成る傾向にあると御理解下さい。
しかし、ベアシャーシは同様のカムロードですから、不足部分が出て来るのでしょうね。
最近は2トン車ベースのダブルタイヤ仕様のキャンカーが出て来ています。
お値段は相当お高く成りますが、搭載量に余裕も出来、ブレーキも重量に見合った仕様となりますので、そちらを選択されるのも良いかも知れません。
車両の重量がキャラバン中に3トンを越える方に取っては、強化パッドで初期制動甘さを改善し、ブレーキダスト、鳴きには目をつむるしか無いのでしょうか?
おっと、荷物を減らし軽量化を図る方法もありましたね。燃費にも効影響を与えますから。
キャンカーは工夫と努力と眼力? で楽しみながらのキャンカーライフなのでしょう。
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