kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

有田から伊万里へ

2018-01-11 10:42:45 |  西日本

<やはり柿右衛門と松浦一?!>

平戸を後にし再度、有田に向かいます。

正月 4日ですから、柿右衛門窯も初売りかと?!

流石に柿右衛門だと思われる、丹精な佇まいで迎えてくれます。

ところが内部は撮影禁止の上、良い品は美術館かデパートか収集家の所に有るのでしょうか?

大した展示物は無いのです。

いささか肩すかしですね。

まぁ~大皿、壺が有りましても、買えるハズも無いのですが。。。。

 

行き成り展示場を抜け、裏側に出てしまいました。

柿右衛門の裏庭に柿の木が有る図です。

まぁ~良い物は売れて行くのでしょうから仕方無いとは言え、いささか残念でした。

 

気を取り直し、「有田陶磁の里プラザ」に向かいます。

先程まで降り続いていた小雨もほぼ上がり、歓迎してくれているのでしょうか?

駐車場にコルドバンクスを停めプラザ方面に歩きますと、道を挟んだ左右に陶磁器のお店が並びます。

可也の軒数が有りそうですが、兎に角全店制覇しょうと、まずは右側から攻めます。

入り口のドアーノブも陶磁器ですね。

中に入りますと、色取り取りの陶磁器が並びます。

数あるお店の中で、お気に入りは「賞美堂本店」でした。

やはりセンスが一番良いような。

ここで三段重ね重と、お皿を求めました。

三段重ね重は、プラザを一回りしやっと決める事が出来ました。

一応、関西人ですから値切りましたが、これはもう作らない品だとかで値引きはやんわりと断られましたが。

まぁ~店員さんが優しいもので、ついKenyも納得してしまいました。

(@_@;)

しかし、良い買い物をしたと思っていますよ。ハイ!

 

その後、再度有田の街を攻めるのです。

そう言えば「有田散策MAP」が、最初に訪れました「佐賀県立 九州陶磁文化館」で、受付の方に聞きますと、印刷されたMAPが頂けます。

有田の観光HPでも見る事は出来ますが、やはり紙製MAPが有りますと何かと便利ですからね。

 

昭山堂さんで聞いていました情報と感を働かせ、「深川製磁本店」に向かいます。

駐車場はお店の前に専用駐車場が有りました。

お店は有田でも老舗で、今年は123周年だそうです。

このクラシックな建物が良い味を醸し出しています。

尚、深川製磁本店は宮内庁御用達でもあるのです。

 

ここは正面玄関から入るしか無いでしょうね。

内部に入りますと、行き成りセンスが光ります。

ショーウインドウ越しに駐車場のコルドバンクスが見えます。

創業者の深川忠治さんのお姿です。

有田焼きは400年前にこの地で生まれたそうです。

慶安3年(1650年) 磁器の故郷 有田で初めて窯に火をともした深川家は、明治27年 深川忠治により深川製磁を設立しました。

 

ここでも寿赤絵皿とチョコレートカップを求めました。

チョコレートカップは連合いさんが小生愛用の湯のみを割りまして、買ってくれたのです。

今もチョコレートカップで、お茶を呑んでいますが、姿形、色合い、持ち手の具合、カップの口当たりが何とも言えずマッチします。

その内、ご紹介しましょうか?!

 

そろそろ帰ろうかとしますと、店員さんがゼンザイを食べて行くように勧めてくれます。

ついお言葉に甘えゼンザイを頂きましたが、長皿にカップと塩こぶを乗せ取り合わせもまたセンスが光ります。

ゼンザイも車の暖房でやられた喉に気持ちが良く、一気に頂いてしまいました。

長旅の者には、優しさが沁みます。

まぁ~ゼンザイを頂いたからでは無いのですが、お正月セールの寿赤絵セットとお皿も追加し買ってしまいました。

我が家のお正月膳を有田の陶磁器が飾る事が出来そうです。

 

有田にはまだまだ見所が、沢山有るようです。

今回は急ぎ旅でしたが、季節の良い時に再訪したい街ですね。

深川製磁さんの2階の参考館も見逃していました。

 

次は伊万里の「松浦一酒造」を目指します。

ほぼ国道脇に有ったのですが、ナビがわざわざ狭い道を案内します。

ナビ案内道より1本手前を曲がりますと、駐車場に入れました。

ここの松浦一酒造さんには、河童のミイラが有るそうなのです。

発見時の桐箱には、「河伯」と記されていたようですが、これが河童を意味すると分かり、現在では水神様としてお祀りされているのです。

やはり、旅の楽しみは酒蔵は外せません。

何しろ、「松浦一」 「河童」と来ますからね!

奥に向かい入りますと、古い民具が大量に展示されています。

総べて、この酒蔵さんで使用された物なのでしょうか?

松浦一の暖簾が掛ります。

さらに進みますと、ガラスケースに単車が飾られています。

このバナナエキゾスートは、何処かで見たような。

しかし、名前が思い出せません。(多分 国産車です)

前後リムはアルミですが、組み換えられたのでしょうか?

 

いよいよ河童さんと御対面です。

ガラスケース内に静かに眠っています。

写真では良く見えませんが、kenyはしっかりと見ましたよ。

ここでもしっかりと、お酒を買い込み息子達へのお土産とします。

コルドバンクスのバゲッジはお土産で、尻下がりに成ったような?!

(#^.^#)

昨日から温暖と思われる九州にも、降雪が有ったようです。

小生が訪問時には、もうスイセンが花開いていました。

 

春はそこまで来ているのでしょうか?

しかし、今年は南国とは思えない冷え込みの毎日なのです。

越年キャラバンは、まだまだ続くのです。

 

 

つづく