<高野山を目指します>
昨日は南高梅を手にいれ、一安心のKenyでした。
今朝は、どんよりと梅雨空が重く立ちこめています。天気予報に依りますと、午前中はなんとか持ちそうですので、高野山を目指す事にします。
高野山までは、かなりの勾配の山道を登ります。コルドバンクスはガソリンエンジンですが、2速 固定で40~50Km/hで順調に登ります。途中、雨も降り路面は濡れています。
路肩には2輪車事故注意の看板が沢山、出ていましたが、7合目位まで来ますと、ロードバイクが転倒したのでしょう、ガードレールに立てかけてありました。フロント廻りが大破で、20万円仕事かと。
気を付けて行きたいものです。
やっと大門まで到着しましたが、ここ紀伊半島の山間部の道は、標高800mにしては、かなり険しいと感じます。コルドバンクスも暫くクールダウン後にエンジン停止です。
門の両側には、仁王さんが立っています。
その後、さらに奥に入りますが、この大門から金剛峯寺の伽藍と成るのですね。
今年は、真言宗 弘法大師空海が真言密教の根本道場として高野山を開創し1200年を迎える年なのです。その記念事業のひとつとして中門が再建されたそうです。
中門も過去、焼失、再建を繰り返し、2015年に再建されました。表の両側には、焼失を免れた持国天、多聞天を配し、後方には新たに増長天、広目天を加え四天王を安置しています。
持国天さんでしょうか。
新たに新設された像です。広目天の胸に蝉が止まっていますが、蝉の声はどこまでも届くことから何処までも見渡しているとの例えだそうです。
増長天の胸にはトンボが止まっています。これは、トンボは後ろには飛べない所より、何処までも成長を続けるとの意があるそうです。
金堂にお参りをし、根本大塔に向かいます。
この塔も立派ですね。内部に入りお参りが出来ます。内部は立体曼陀羅を表しているそうです。また、この塔は高野山開創の頃より着手し大師、真然の二代を費やし887年頃に完成しました。
現在の建物は昭和21年に再建されたものとの事です。
この紐の先は御本尊様に繋がっています。
なにかの行事に使われる、松明でしょうか?
良く見ると願い事?が書かれているような。
御影堂です。緩やかな屋根の勾配と深い軒から優しい優雅なお堂に見えます。
この灯篭を寄進するには、1灯 200万円のようです。
六角経蔵の下部のアーム状の物は押し回す事が出来る、構造のようでお経が納められていますから、回すとお経を読んだ事に成るのでしょう。
雲行きが怪しいので、傘を持ち歩きましたが、何とか持ってくれているようです。
高野山 金剛峯寺は大きな伽藍です。
明日につづきます。
本日も読んで下さり、ありがとう御座います。
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