kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

初めてのキャンカー

2015-06-08 11:09:39 |  コルドバンクス

<初めてのキャンカー運転>

今朝の朝日新聞の「Reライフ 人生充実」蘭に、「快走キャンピグカー」と言う記事が一面全紙を使い掲載されていました。

内容は読者の質問に答える形式で、「地元の道の駅で、キャンピングカーがよく止まっているの見かけます。中はどのようになっており、どんな人達が乗っているのでしょう」と言う内容でした。

質問者は栃木県 さくら市の方でした。内容は以下に引用させて貰いますが、朝日が全面を使い取り上げるなんて、キャンカーも一人前に成ったのでしょうか?

また、最近コメント常連さんが、初めての購入にあたりレンタキャンカーに乗って見ようとのお話もあるようですので、今日は初めてのキャンカー運転で後悔する事が無いよう、新聞、雑誌がけっして書かない実際の注意事項などをマトメて見ます。

今回はキャブコン、いわゆるカムロードベースのキャンカーを中心にしたお話です。

 

1、ボデー形状から来る特性

全長 5m、 高さ 3m、 車幅 2m、と一般乗用車に比較し総べてが大きい事です。

全長5m自体は、驚くほどでは無いと思うのですが、ダイネット部の架装で、リアのオーバーハング部(リアタイヤより後方)の全長が長いのです。これの影響は、ステアリングを切ったさい、いわゆる尻振りと言う現象が発生します。思いの外、最後部が張り出しガードレールに当たる、駐車場から出るさい、他車に当たるなどの影響があります。

従って、駐車場で左右にキッチリと他車が停車している場合は、直進で真っ直ぐ出て最後部が尻振りしても当たらないよう注意が必要です。

出来ましたら、乗用車などが少ない場所に駐車するのが賢明です。

 

次に高さですが、山間部、県道等に入りますと、人家の植木の枝などが道路にはみ出しています。これがルーフに当たるのです。また、狭い道ですと自車のルーフが人家の軒先に当たる恐れも有ります。特に対向車とのすれ違い時には充分な注意が必要です。

車幅に付いては言うまでも無い事ですね。

2、キヤブコン特性

キャブ車(キャブトラック)の運転経験が無い人は、特に気を付けて貰いたく思いますのが、乗用車に比較し運転席が前輪より前方に有る事です。

運転者の着座位置は前輪アクスル中心より、やや前方に座ると言う事です。このことから過去の経験からくる勘で、こう通るよなと思っていても実際はそのようには動かず、車両の前方端、後方端の通る軌跡が異なるのです。言葉で説明するのが難しいのですが、車両が描く軌跡が乗用車とは異なりますので、最初は直接、自身の目で目視確認をお勧めします。

特にバックする際は、バックミラーは大きく良く見えるのですが、ドアーを半開にし上半身を出し、トラックの運転者が良くやっている方法で後方端を目視して下さい。当然ながら、バックモニターの監視も重要です。

ドアーガラスを開いても、ダイネット部の張り出しが大きく、後方端を見る事は出来ません。

3、操縦性、走行性

はっきり言ってこれは、乗用車に比較し悪いです。車高は3mもありますし、乗用車のようにコーナーを攻めようなどとは考えないで下さい。コーナーはスローイン、ファーストアウトが基本です。あくまで安全第一ですから。

直線路でも安心は出来ません。特に横風に弱いのです。冬季の風速10m越えの横風を受けますと、走行ラインが50cmはズレます。慣れてきますと当て舵を切り修正は出来るようには成るのですが。。。。

風は高速道では吹き流し、無い所では樹木の状況から判断できます。キャンカーって案外アウトドアーでしょう。(笑)

ブレーキは車重が重い割には、良く効く方だと思いますが、ブレーキペダルの踏力はそれなりに必要です。

兎に角ブレーキは、状況に応じ、緊急時には思い切り踏みますと止まってくれます。

 

4、キャンピング性能

レンタキャンピングカーの寝具がどのような物か、分かりませんが、余裕が有ればご自身の寝具を持参された方が良いかも知れませんね。やはり就寝が気持ち良く眠れるかで、キャンカーの評価も大きく変わると思いますので、是非検討して頂きたい内容です。現地の気温も要検討項目ですね。

当然ながら、キャンカーの寝具とは布団です!

食事は行き先の素敵なレストランも良いでしょうし、キャンプ場では中食をお勧めします。これは地元の名物とか特産品とかが調理された物を購入し、ダイネットで食べる方法です。購入場所は地元のスーパー、道の駅で手に入ります。

最初はキャンプ場で調理しょうとは、考えないほうが良いと思います。料理に時間を取られ疲れだけが残る場合もありますからね。まぁ~アウトドアーの達人の場合はこの限りでは有りません。

キャンプ場に入りますと、ユックリ食事を楽しみ、テント等のわずらわしさからは開放される喜びを満喫しましょう。キャンプ場の電源サイトであれば電気は、しっかり使えますので照明も全開にしキャンカーを楽しんで下さい。

新聞に依りますと、キャンカーユーザー年齢は、50~60代が全体の64%との事です。

現役の人は日頃のストレス解消、リタイヤ後の人はユックリ旅とキャンカーの世界は広がりますね。

まぁ~脅かしとも取られない難しい事を言ったかも知れませんが、安全に遊んでこそのキャンカーですから、どうか良い初体験に成る事を祈っております。

兎に角、スピードは控えめにが命です。

 

本日も読んで下さり、ありがとう御座います。

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