こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

久しぶりの緊張感

2015年06月20日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

今日は久しぶりの講演。

大学の教員ではないので、50分もぶっ続けて話す機会はこういうときしかない。

終わってから、コロ健をよんでくださった先生に、「いやー、すごく緊張しました。」と伝えると、「ええ?そうなんですか、先生、全くそんな風に見えませんでしたけどね。」と応じてくれた。そして、「堂々としたものでしたよ」とも。

いやいやほんと、大変でした、といいながら、白髪がだいぶ目立ってきて、というかすでにごま塩を通り越しているような外見でそう思われるのかもしれないと思った。自分では若いつもりでも、人にはそんなように見られるだろう。

今朝は、少し早めに起きて、犬の散歩で近くの天神様をお参りした。その時は、「今日、聞いてくださる方が満足していただける話ができますように」とお願いした。どうやらお願いは通じ、無事終わったようだ。

若かった頃は、自分が話すことが精いっぱいだったが、こんな風に考えられるようになったのは、多少進歩したと言えるかもしれない。

 

それにしても、講演というのはしんどい。さすがに、前の晩眠れないということは無いが、朝起きてから終わるまで緊張してしまう。

新幹線の中で発表スライドの仕上げをしていると、後から後から足りないことが出てくる。そして、知らないことが山ほどあることにも気がつく。それでも、今はパワーポイントがあるし、足りなことはググれるので、それなりに準備はできるし、知ったかぶりはしないで済む。

1時間前には着くように行ったのだが、電車の乗り継ぎが悪く、わずか15分前に会場に駆け込んだ。汗がひくかひかないかのうちに開始時刻がやってきた。あとは、よく覚えていない。時計を見ると残り5分。時間通りに終わらせることができた。

われながら、これはなかなか、見事だった。

いつ乗っても新幹線は速い 
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