岡本太郎に興味を持っているところに、嫌いなYouTuberがこの本を紹介していたので読んでみた。
内容はさておき、この本を読んだことで岡本太郎へのイメージが変わる。作品から察するに破天荒な人と思いつつ、かなりの理論派である。今日の芸術を俯瞰的にみているとともに、芸術の行く末を案じているお人である。
しかし、一方で無頼派なようでアカデミックな教育に苦言を呈し「今日の芸術は、うまくあってはならない、きれいであってはならない、ここちよくあってはならない」とも言っている。岡本太郎の意見がすべて正しいことはなくとも、こういう人が時代に一人はいるということはとても大切なことだと思う。
作中では芸術への大衆性にも述べており、これを読むことで芸術へ接するスタンスは多少は変わったかもしれない。だからと言って自分で筆を取ろうということはないけどね。
内容はさておき、この本を読んだことで岡本太郎へのイメージが変わる。作品から察するに破天荒な人と思いつつ、かなりの理論派である。今日の芸術を俯瞰的にみているとともに、芸術の行く末を案じているお人である。
しかし、一方で無頼派なようでアカデミックな教育に苦言を呈し「今日の芸術は、うまくあってはならない、きれいであってはならない、ここちよくあってはならない」とも言っている。岡本太郎の意見がすべて正しいことはなくとも、こういう人が時代に一人はいるということはとても大切なことだと思う。
作中では芸術への大衆性にも述べており、これを読むことで芸術へ接するスタンスは多少は変わったかもしれない。だからと言って自分で筆を取ろうということはないけどね。