ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

「パーキング・メーターに気をつけろ!」 浜田省吾

2016-01-27 19:30:30 | 邦楽
1982年に発表された『PROMISED LAND~約束の地』に収録された曲。タイアップなんてされていなければシングルカットもされない、ベストアルバムにも入っていない、ライブでも演奏されないマイナー曲。でも好きな曲だしファンにとってはある意味おなじみの曲かもしれない。この曲を知っているかどうかでファン度を問えると勝手に考えている。

なんで突然この曲を話題に挙げたかというとタイトルの意味について考えたかったから。歌詞の内容から考えると非常に意味深にとれることができる。歌詞はハードかつへヴィーな片想いのことを歌っており、タイムリミット的なことを意味しているのかなと考えられる。個人的には映画好きな浜田省吾のことだからパーキング・メーターを壊して収監されるポール・ニューマン主演の映画『暴力脱獄』からヒントを得たのかなと思った。
ところが今日なんとなくディランの「Subterranean Homesick Blues」の歌詞を眺めていたらWatch the parkin' metersというフレーズがあった。浜田省吾がディラン好きなことを考えるとどう考えてもこれしかないじゃん。あれこれ考えていたのがバカみたい。でもきっと、歌詞を作って、あれこれ考えてからこのタイトルをつけたのではないのかなと思う。

ちなみにこの曲は未発表曲の「流れ者」が下敷きになっているとか姉妹作品だとかいう意見もあるようだ。確かにあれもハードな曲でなんとなく通ずるところがある。


どうかあの娘を助けて
俺のナイフがあの娘の背に
わからないわからない
愛していたそれだけさ

『魔女の宅急便』

2016-01-24 19:12:13 | 邦画
「この映画の感想は?」と聞かれると「「やさしさに包まれたなら」が良い曲」としか思い浮かばない。でも、それだと寂しいからもう少し書くと、キキのパンチラが多かったけど別に嬉しいものでもなかった(ドロワーズらしいけど)。さらにもう少し付け加えると街並みが素敵。ストーリーとしては凡庸としか思わなくて取り立てるものはないかな。名作みたいな扱いだけどよく観ると突出しているものではない。
ニシンのパイを受け取る孫にイラつく人も多いみたいだけど、好きでもないものを一方的に送りつけられたら嫌がるのも無理はないだろと思う。

そういえばこの作品実写化もされていたね。瞬間風速でしか話題にならなかったけど…。

『セブン・サイコパス』

2016-01-20 22:21:16 | 洋画
公開当時からずっと気になっていてやっと観られて嬉しかったんだけど今年初のがっかり映画。

トム・ウェイツをはじめとする豪華キャストでタイトル通りサイコパスが集まって無茶苦茶やるっていうの期待していたのに、映画が始まってしばらくたっても動きが少なく途中から画面から目を切りがちになってしまった。
なんかダラダラ話が進んでいくし、犬がどうとか別に必要ないと思うけどな。変わった映画を撮ろうとしたけど、どっかがねじれていった感じ。
期待しすぎたこっちがなんか悪かったって気分になった。

ウルトラマン×ファミリーマート

2016-01-19 22:57:06 | ウルトラマン(特撮)
去年も行われたファミマでのキャンペーンが今日からスタート。前回同様の700円くじに加えて肉まんも2種類、「ウルトラまん」と「バルタンまん」発売されるので早速買ってくじを引いてきた。





肉まんはウルトラマンとバルタンの2種類でウルトラマンが普通の味でバルタンが塩味だったかな。
味の方は美味しいとか美味しくないとかではなく「楽しい」。大好きなウルトラマンがキュートな肉まんになっているのだもの。ただ、写真の通り皮が厚く具は少なめ。これで一つ200円をどうとるかはあなた次第。にしてもバルタンの着色が凄いな。





くじの方は応募券が当たった。今回は応募券がカードのようになっていて集めて楽しい。応募券はカードの右下を切り取ってから応募する。とりあえずもう一回くじ引いてクッションに応募しよう。

「地方紙を買う女」 松本清張

2016-01-19 22:42:20 | 
「恐怖劇場アンバランス」でこの作品が映像化されているということで読んでみた。ちなみにアンバランスの方はまだ観たことがない。

ページを少しめくって何かを感じる。そうだ!この作品以前に読んだことがある。でも、内容はすっかり抜けていたし短編でもあったのでもう一度読んでみることに。
内容は自分の小説を目当てにわざわざ地方紙を取り寄せて買ったのに1ヶ月で購読を止めてしまった女に不審を抱いた作家が謎を追うというもの。
あっさりとあらすじを書いてしまったけどホントに短い小説。でも、とてもよくできていて面白い。過去に8回も映像化されていて、また新たに製作されるらしい。

ただ、気になったのは作家と女が出会うシーン。作家は女に自分の小説について質問しなかったのだろうか。女は別に小説目当てなわけではないから全く読んでいない。もし、作家が質問すれば一発でボロが出ただろう。
他にも万引きを疑われたことからすべてが始まるけど、それだってどうにかできそうなものだけどな。ラストだって別にすべて罪を認めなくても大丈夫なような気がしないでもない。
まあ、面白いからいいけど。