ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『ゾンビシャーク 感染鮫』

2022-10-30 20:14:55 | サメ映画
最近サメ映画とゾンビ映画観ているからいっそのことゾンビ×サメの映画を観れば一挙両得じゃないかと気がついた。一挙両損になる可能性も大だが。

なんか最近屈折してきたのか、サメ映画にしてもゾンビ映画にしても普通に観られる作品だとちょっと悔しさを感じるようになってしまった。クソ映画を罵る楽しさというのは確実に存在する。

今作も一本の映画として観られる作品であったが、なにか特筆すべきものがあるかと言われればないかな。まあ、もう少しゾンビ要素が強くてもいいのではないかとは思った。

『BAD CGI SHARKS 電脳鮫』

2022-10-30 17:32:28 | サメ映画
チープCGを逆手に取った見事な発想の映画…なんて言うか。ただ単にチープなCGクソサメ映画ってだけ。

クソサメ映画にありがちなサメの登場シーンを抑える演出が鼻につく。一丁前にメタな発言させて、ウッディ・アレン気取りか。

サメ映画の醍醐味のエロもグロも一切なくひたすら退屈で不快な映像を観させられるだけ。
ただ、私はこんだけボロクソ言っても世間の評判は意外と悪くないというのが解せない。

『レッド・ウォーター サメ地獄』

2022-10-26 20:05:21 | サメ映画
テレビでやっているサメ映画といえば、『ジョーズ』(及びそのシリーズ)、『ディープ・ブルー』に次いでこの映画な気がする。テレ東の午後ローかサタシネ、日テレの深夜にしょっちゅうやっているイメージがある。おかげ主演のルー・ダイヤモンド・フィリップスという名前はすっかり覚えてしまった(『ラ★バンバ』は観たよ)。
しかし、観る機会は腐るほどあったが、実際に観るのはこれが初。なんか青春を取り戻すような気分。

感覚が狂ってきたのか、特殊能力がないサメに地味さを感じてしまう。それどころかはっきりとした姿も見せずに襲ってくる。しかし、それを補ってあまりあるほどの、人間サスペンスがある…とは言ってしまうと大げさだが、ハードルの低いサメ映画としては及第点以上だと傑作に錯覚してしまう。

でも、実際に普通におもしろい(テレビ)映画なのは間違いない。むしろサメ映画という看板を背負っていることが観る人を遠ざけているかもしれないくらい。
TVMの安っぽさは拭えないが、陸のサスペンスと水中サメのツープラントは熱いものがある。


『高慢と偏見とゾンビ』

2022-10-25 21:57:49 | 洋画
あの名作とゾンビ映画を混ぜてしまえなんて小学生レベルの発想を実現してしまう大人がいるから恐ろしい。
それでも一定数のキワモノ好きを引き寄せてしまう需要があるのだろう。かくいう私もこの映画が観たいがために本家の原作を読んでしまった。

はっきり言って結構面白かった。古典名作要素とゾンビ要素のメリハリ、そして融合がお見事。普通に『高慢と偏見』の世界かと思いきゃ突如ゾンビ要素が出てくる。華やかな舞踏会が一転ゾンビの襲撃にあったりとか。

その一方で単に『高慢と偏見』の世界にゾンビを放り込んだだけでなく当時の階級社会を取り入れ、貴族階級のゾンビを登場は斬新。また、主人公のエリザベスの芯の強い性格はこの手の映画にはぴったりである。

『ゾンビ津波』

2022-10-24 22:05:55 | 洋画
素敵なタイトルに惹かれて観始めたが、とんだカスだった。

物語のピークと見所は津波に巻き込まれてゾンビがやってくるところだけ。それ以外は有象無象に存在するゾンビ映画の焼き直しでしかない。差別化を図っているのかもだが、青いスプラッターなんてかえって興醒めする。

『シャークネード』の監督と俳優の再タッグとのことだが、突拍子もない事をやれば何でも受けるわけではないという良い見本だ。