ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

「KAMEN RIDER 45th EXHIBITION」

2016-04-29 21:41:17 | ウルトラマン(特撮)
渋谷のパルコで開催中の仮面ライダーイベント。会場は小さめでライダーは昭和しか知らないが無料だしそこそこ楽しめた。
会場内は撮影自由だったが、あんまり撮る体力もない。ショップの方はアパレル中心で気にあるものもあったが、金がないので断念。先日スーパーフェスティバルでライダーパーカーを着ている人を見て気になっていたけど、ここで販売されていたものだったのか。




入り口にはスターウォーズのデコったBB-8がいた。


『フィラデルフィア・エクスペリメント』

2016-04-29 13:21:01 | 洋画
「戦艦が時空にのみ込まれていく描写や、暴走し出した時空間の制御の戸惑う科学者たちなど、SF的にスリリングな演出は成されているが、ドラマに至っては平凡なものとなった。」
上記はallcinemaの今作の紹介文だけど、これが全て表している。登場人物たちはなんか色々やっていて、パニックになっているのだけど、こっちには全然それが伝わってこない。作り手は壮大なSFを目指したんだろうけど、完全になり損ねている。

ヒロイン役のナンシー・アレンはデ・パルマの奥さんなんだってね。映画よりそっちの方が面白い。

『きっと、うまくいく』

2016-04-29 13:14:07 | 洋画
インド映画なんて普段滅多に話題にならないし、気にもしないけど、この映画は公開当時話題になったし、身近でも面白いと言っている人がいた。最近テレビ放映されたから観たけど、これがめちゃめちゃ面白い。ティーンエイジャーにはぜひとも観てほしいし、自分も高校生の時に観たかった。人生の励まし、指針になってくれるような映画だけど、決して説教くさいような映画ではなく爽やかで痛快なコメディ映画である。

インドの大学の工学部でインドの教育の現状を風刺しながらも面白おかしく描いている。近ごろのインドの学生は非常に優秀だと聞くけど、自殺者も多いようでなんだか闇が深いような話である。そんなインドの教育と真逆にいるような自由奔放なのが今作の主人公。成績や将来の成功なんて気にせず、知識を身につけることが楽しくて仕方がないという人。しかし、成績はトップという。
自分は数学と物理が全然できなかったが、もしこれを高校生の時に観たら工学部を目指したかもしれない。まあ、電子工作はこれからでも全然できるからちょっとやってみようかな。物作りっていいなって思える。
オチは非常に予想しやすかったけど。

インド映画はひょっとしたら初めて観るかな。ラストは絶対踊るんだろうなと思ったら中盤で既に踊っている。もちろんラストでも踊るけど。

「きっと、うまくいく」ってすごくいい言葉だ。

春のドロドロオールナイト

2016-04-25 21:27:24 | 洋画
「新生活応援企画!ドロドロの人間観胃液にご用心!」
このような触れ込みで開催されたオールナイト。「さすが新文芸坐」としか言いようがないラインナップである。

『マックィーンの絶対の危機<ピンチ>』
『大脱走』、『荒野の七人』なんて観て当然。今作を観てこそ真のマックィーンファンだ。と思いつつ見ないままティーンエイジャーを終えてしまった。てっきり最近DVD化したのかと思ったけど、別にそんなこともなく10年以上も前にソフト化されている。なんで今まで観なかったんだろう…。まあ、初見が劇場で良かったかな。

向こうの人は老けて見えると言うけど、どう観てもマックィーンがティーンエイジャーに見えない。この時なんと28歳。オファーする方もする方だが受ける方も受ける方だ。
ストーリーの方は凡庸でマックィーンが出ていなければキワモノ映画とすらなれない映画だっただろう。実際日本で公開されたのはマックィーンの名前が知られてからで、本国で公開された数年後。
時間の尺に合わせるかのように終わった感は否めないが、まあ悪くはない。決して良いということもないけど。
本編よりもオープニングにインパクトがあるが、癖の強いこの曲はバート・バカラック作。

『溶解人間』
大槻ケンヂの小説の主人公が、この作品を観て涙するシーンを読んで以来ずっと気になっていた。同時上映の『スパイダーマン』もいつか観てみたいと思っている。

ストーリーはおまけで、主人公がドロドロになる様子を楽しむだけの映画。今作は1年前にソフト化されたばかり。
繰り返すがストーリーはホントにしょうもないが、ドロドロっぷりは現代でも通用する凄さ。深読みすれば、溶解人間の苦悩がどうのこうの言えるかもしれないが、決してそんな立派な映画でないと言える。
序盤で看護師が無駄にスローでガラスをぶち破るシーンと無駄に長回しで生首が川を流れるシーンで笑いが起こったのは言うまでもない。前者のシーンでは例のAAが頭に浮かんだ。

『はきだめの悪魔』
今回唯一知らない作品。開始前のトークショーで凄いパンチラシーンがあり、そこで拍手してくれと言われたが、実際に拍手している人がいた。

てっきりドロドロになった人間が襲い掛かる話かともったら、ドロドロになるだけで笑える。この映画の代表するシーンが空飛ぶチンコだけど、これほど衝撃を与えるシーンは久しぶり。今まで多くの映画を観てきたけど、このシーンはこの先も残り続けるだろう。オールナイトに相応しい素晴らしい映画であった。

ドロドロがやたら色彩豊かだけど、これは「赤くなければいいんだろう」という監督の反抗らしいけど、かえってそれがキワモノ感を盛り上げている。
この作品が初監督作品のミューローだけど、18年後アカデミー賞の撮影賞にノミネートされていて笑える。

『悪魔の毒々モンスター<ノーカット無修正版>』
無修正とあるくらいのスプラッターだが、こんなに爽やかな映画も久しぶり。「スプラッター」と「爽やか」なんて相反する言葉かもしれないけど、この感覚は観た者にしか分からないだろう。

なんでもありの世界だけど、こういう世界を表現できるのも映画ならではなんだから、こういう作品を観ることができるとホントに嬉しい。「子供が殺されるのはナンセンス」言う方がよっぽどナンセンスじゃないか。
主人公がガラスをぶち破ってドラム缶に突っ込むシーンが例のAAにしか見えない。本日2回目。
ダークヒーローとも勧善懲悪ものとも形容するのはためらわれるが。これはこれでかなり痛快。くそ野郎どもが成敗される姿は観ていて気持ちがいい。後半ちょっと寝てしまったのが若干悔やまれる。

スーパーフェスティバル71

2016-04-24 20:42:52 | ウルトラマン(特撮)
久々の参加となったスーパーフェスティバル。池袋でオールナイト観てそのまま早朝待機列に並ぶというハードスケジュール。でも、イベントが始まると眠気なんて吹っ飛ぶ興奮。

いつも通り朝に並んでイベント参加のチケットを購入。雨も降っており肌寒く大変。いつも思うけど、もう少し賢い並ばせ方あると思うんだけどな。その辺をスタッフに再考してほしい。


最初のイベント古谷さんと毒蝮のトークショーが始まる前に会場をふらふら。するとブースの一角でさりげなく、イベントの告知。内容はウルトラマンネクサスで海本隼人を演じた北岡龍貴さんのサイン会を行うとのこと。ネクサスはもちろん全話観たけど、正直海本というキャラも北岡さんのこともググっても思い出せなかった。申し訳ない気持ちでいっぱいになりながらも貴重な機会なのでサイン会の参加権を購入。
さらに会場をふらふらしていると桜井浩子さんを発見。ひょっとしてトークショーにサプライズゲストとして出てくるのかな。しかし、最近よく会うな。

古谷さんと毒蝮のイベントは今まで体験したことのないくらいの大盛況。司会はいつも通りの木原氏。イベント開始前に被災した熊本と夭折した韮沢靖さんへ黙祷を行う。
二人ともウルトラマン、ウルトラセブンに出演した方だけど、今回はどちらに重きを置いているのかと思ったら後者だった。トークショーは毒蝮が進行表を無視して進めるため木原氏も頭を抱える。古谷さんは相変わらずダンディだ。
覚えてるトークの内容は以下の通り
・毒蝮はウルトラマンの撮影中、古谷さんを飲みに誘ったりした。
・毒蝮が古谷さんの仲人を務める。姿は見えなかったが奥さんが会場にいたらしい。
・ムラマツキャップとキリヤマ隊長は違うタイプで、古谷さんはキリヤマ隊長が苦手?
・満田監督に対し「ブースカみたい」と暴言
・ウルトラマン、ウルトラセブン出演までの経緯

印象に残っているのは毒蝮が被災した子供に「なんでウルトラマンは来てくれないの?」と尋ねられたこと。毒蝮らしからぬ真面目な話だった。あと、毒蝮の口からアントラーやジラースなどの怪獣の名前がちゃんと出てくること。黒部さんは全然怪獣の名前が出てこないけど、むしろその方がおかしいのかな。
ラジオのレギュラーをやっているだけあって、毒蝮のしゃべりは非常にうまい。口が悪い人みたいな印象だったが、場の空気を感じ考えながらしゃべっている感じである。
桜井さんは会場にはいたけど出てこなかった。


サイン会の方は待機中ウルトラセブンが横にいて撮影会を行っていたので何枚かシャッターを切る。
列の待機中に宮内さんのトークショーが始まっていて焦る。ファン層が被るのだからもう少し考えてスケジュールを決めてほしい。

サイン会を終えてすぐさま宮内さんの方に向かうが、会場に人が凄い。みんな毒蝮ではなく宮内さん目当てだったのか。今回は電撃ジャッカーのイベントだけど、実は宮内さんは仮面ライダーでしか知らない。そのためトーク内容についていけない部分も多々あるが、宮内さんのヒーロー論なんかは聞いていて感激した。そして何よりかっこいい。この人も進行表を無視して質問コーナーを勝手に設けて木原氏の頭を悩ませる。

サイン会の方ものすごい待機列。北岡さんの方に行く時間は十分あるので一旦抜けてそちらへ。
北岡さんは非常に丁寧な対応でツーショット写真も快くとってくれた。それだけにさらに心が痛くなってくる。必ず後で作品見返します。そして、ありがとうございます。

宮内さんの方へ戻るけど、相変わらず人が多い。結局サインをもらうまでに1時間は軽くかかった。なんでそんなに時間がかかるかというと、人数が多いのもそうだが、宮内さんの対応が非常に丁寧。一人一人立ち上がってのツーショット撮影に応じてくる人なんてそうはいないぞ。ただ、かっこいいだけでなく人間的にも非常に素敵だ。意外と若い子もいて自分の前に並んでいた若い女性二人は並んでいる間、興奮しっぱなしであった。

今回初めて会って宮内さんのファンになった。これからズバット、ジャッカー、ゴレンジャーを観るぞ。また、来てくれるようなこと言っていたけど、次回も行くぞ。あと、これでウルトラマンキャストは亡くなった小林さん以外全員のサインをゲット。