ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『シャーキュラ 吸血鮫』

2024-05-11 23:41:30 | サメ映画
サメ✖️ドラキュラということを聞いても「そういうのもあるのか」という感想で驚きはしない。

まあ、映画としては予想通りで大したことはない。サメ映画とドラキュラ映画を一作で両方味わえて嬉しいということもない。はっきり言って駄作。

しかし特筆すべきは音楽。ベンチャーズやディック・デイルを彷彿とさせるサーフなオリジナル音楽はかなり好きだったりする。

『シャーコーン!/呪いのモロコシ鮫』

2024-05-07 20:52:41 | サメ映画
結構楽しみにしていたが、喜べない方のクソ映画であった。

小難しいことなくサメがトウモロコシ畑に出現して暴れるっていうだけでいいんだよ。クオリティだって求めないよ(実際超低クオリティだったが)。それなのに色気づいてオカルトっぽい要素入れてテンポ悪くしたりして。クソ映画なのに100分超えとかけしからん。
冒頭でお色気があったのでそっちはあるのかとちょっと期待したが、それっきりで終わった。

一番面白いのは「コーンなシャーク見たことない」というキャッチコピー。まあ、こんな映画が他にあってたまるかという感じだが。

『ジュラシック・シャーク』

2023-01-17 21:37:24 | サメ映画
なんでこの映画を観ようかと思ったかというと吹替があったからという、ただそれだけの理由。吹替があるってことはそれだけレベルの高い映画なのではと、どんどんハードルが下がっていく。

しかしそこはサメ映画。吹替があろうがなかろうがクソなもんはクソである。
一応物語は起承転結がある。主人公一行はサメのみならず、強盗集団にも襲われるという、名作『レッド・ウォーター サメ地獄』的展開ともいえる。

しかしながら、起と承と転と結が全く結びついておらず、行き当たりばったりな脚本ともいえる。登場人物の考えが全く理解できず(したくもないが)、自らサメに食われていっているとしか思えん。

後半せっかく強盗集団を(無理やり)やっつけたのに、なぜわざわざサメに向かっていくのか。そんでもう一捻りあるかと思ったら、ダイナマイトを口に放り込んでお終いという適当っぷり。

また、ラストの意味ありげで何もないオチも気に食わない。
そして何よりサメ自体に全く魅力を感じない。ただ、水の中に入ってきた人間を食っているだけ。

ちなみに吹替も結構な棒だった。

『ハウス・シャーク』

2023-01-08 21:17:32 | サメ映画
サメ映画は90分以内という不文律があったと思ったのだが、この映画は111分と強気な設定できた。これは期待させてくれるではないか。

序盤に裸の姉ちゃんが家のトイレで食われるというスプラッターかつハードな描写で結構期待が高まった。しかし、そこで力尽きたのか知らんが急にふざけだした。
まず、サメがなかなか姿を出さないのは当然だ。そして意図がよくわからないダースべーダーもどきのフォースの使い手が出てきて、速攻でシャークに食われたが、なんだったんだ。

その後もハウス・シャークの専門家とリンカーンもどきのギャグ要員が出てきて、作品が急にコメディチックに変わった。不覚ながら、おしっこの件は声に出して笑ってしまったけどね。角度の変わるところが格別。
いよいよ姿を現したハウス・シャークもそれまでのハードさを打ち消す作り物丸出しのチープさで、それまで期待していた恐怖が一気に消え去った。

色々言ったが、なんだかんだで楽しめるシーンもあった。感覚がおかしくなっているが、サメの潜む家という設定も良かった。が、やはりそこは暗黙のルール通り90分以内に収めてくれたら。もっと良かったと悔やまれる。いかんせん無駄なシーンが多い。

『サメデター』

2023-01-06 20:33:01 | サメ映画
とうとうサメ映画というカテゴリーを作ってしまった。最近サメ映画三昧だからもっと観ているかと思ったけど数えたら思ったほどであった。

U-NEXTを徘徊していたらこの映画に出会った。みどころには下記のような記載がある。
ダスティン・ファーガソン監督が、近年のサメ映画としては逆に珍しい“海に出るサメ”の恐怖を描く。お色気あり、裏切りあり、背びれありのエンタメ作品に仕上がっている。

ふむふむ、最近奇をてらったサメ映画ばかりだから、たまには伝統的なものも観たくなる。さぞかし「こういうのでいいんだよ」という仕上がりになっているかと期待したら、これがとんでもないシロモノであった。

毎回ボロクソ言っているが、なんだかんだで造り手へのリスペクトはある(と思いたい)。それがどんだけしょぼいCGであろうと、着ぐるみ感満載のサメの造形であってもだ。

しかしこの映画は許されない。肝心のサメ及び水中シーンは、どっかの海洋ドキュメンタリーから拝借したようなもの。明らかにその他のシーンとは乖離がある。他のシーンは家庭用のカメラで撮ったクオリティだもの。
結局撮り下ろしのサメの映像はなく、登場人物が陸でわちゃわちゃしているうちに物語は終わる。何一つ得るものがない映画だった。一応お色気シーンはあるけど、期待していたほどのものではない。