ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『荒野の七人』

2016-10-30 19:47:43 | 洋画
原題は『Magnificent Seven』だけど、同じタイトルでクラッシュの曲があるんだよね。邦題は「7人の偉人」だけど。歌詞を読むと関係性はなさそうだけど、少なからずの影響もあったりするのかな。

日本人にとってはマックイーン、ブロンソン、コベインが出ている作品という認識かもだけど、主演のはユル・ブリンナーがカッコいい。中学生の時に観たときはマックイーンしか目に入らなかったが、やっぱり主人公を演じるだけあるわ。ブロンソンが父親の悪口を言う子供たちを叱りつけるシーンもいいね。7人誰もがキャラをもって印象に残っている映画は意外と珍しい。限られた尺の中で見せ場を作るのは案外難しいものだ。

面白いといえば面白いのだけど、それは西部劇的な面白さというより、映画的な面白さ。スターがたくさん出てきてドンパチやっていればつまらないわけがないという、ある意味映画の真理を極めた映画かもしれない。

浜田省吾 さいたまスーパーアリーナ 10月29日

2016-10-30 16:33:30 | ライブ
セットリスト
1.路地裏の少年
2.HELLO ROCK & ROLL CITY
3.モダンガール
4.想い出のファイヤー・ストーム
5.19のままさ
6.悲しみの岸辺
7.DJお願い!
8.バックシート・ラブ
9.土曜の夜と日曜の朝
10.終わりなき疾走
11.MIDNIGHT BLUE TRAIN
12.MONEY

休憩

13.丘の上の愛
14.もうひとつの土曜日
MC
15.マグノリアの小経
16.光の糸
17.旅するソングライター
18.きっと明日
19.夜はこれから(年齢チェック)
20.ON THE ROAD
21.J.BOY

アンコール1
22.アジアの風 青空 祈り part-1 風
23.アジアの風 青空 祈り part-2 青空
24.アジアの風 青空 祈り part-3 祈り
25.誓い

アンコール2
26.こんな夜は I MISS YOU
27.光と影の季節
28.I am a father

アンコール3
29.家路

前回から1年も経たずに浜田省吾を観ることができて嬉しいね。
SSAは約4年振りかな。前回は観にくい席だったが、今回はアリーナ。人生初アリーナであったが、傾斜がなくて観やすいということはないね。浜田省吾のライブも2011からの参加で今回が5回目かな。すっかり慣れてしまって初めて行った時の興奮はないな。もちろん毎度楽しみで行っているし楽しんでいるけど、2011は別格だったな。

定刻通りの開演で初っ端は「路地裏の少年」だけど、ジャケット着てエレキ、ハーモニカホルダーでフォークソングを歌う姿がアンバランスすぎる。次の曲は「HELLO ROCK & ROLL CITY」とおなじみの曲が並ぶけど、そっから懐かしの曲を演奏。『J.BOY』30周年だからか「悲しみの岸辺」、「想い出のファイヤー・ストーム」「19のままさ」を演奏。日替わりでは「America」も演ったようだけど、これも聴きたかったな。「19のままさ」では歌詞の間違いがあった。「悲しみの岸辺」でも気が付かなかったけど入りのタイミングを間違えたみたい。
「MIDNIGHT BLUE TRAIN」の演奏前には小芝居が入る。駆け出しの頃をイメージしており、ツアー中の夜中の駅で町支にできたばかりの曲を聴かせるという設定で、弾き語りで曲を始める。1番を歌ったところで、再度最初からバンドも交えて演奏。途中客も一緒にもちろん歌った。


休憩明けもいきなり嬉しい「丘の上の愛」。「もうひとつの土曜日」はいつもとちょっと違うアレンジのようで良かった。MCは何を話すか悩んでいたけど、現在の流行っているものの話だったり、自転車でこけた話をしたりした。いつもよりはちょっとキレがないけど、まあ笑いを取る人ではないからね。
その後は新曲が続くけど、去年観たときの方が新鮮味があってやっぱり良かったね。年齢チェックは40、50代が圧倒的だったね。親に連れてこられた若い人もそれなりにいた。

アンコールには定番の「光と影の季節」「I am a father」「家路」が入っている。「家路」は好きな曲だからいいけど、「光と影の季節」と「I am a father」いい加減聞き飽きた。

「モダンガール」と「夜はこれから」では女性ボーカルとの掛け合いあったのだから「MONEY」でも入れてほしかったな。その女性ボーカルだけど中嶋ユキノさんの省吾プロデュースCDを買うとサイン会に参加できるのでミーハーながら参加してきた。また、3000円ごとにLPサイズのジャケット貰えるので購入してゲットした。この2種類はソニーホームページで今やっているキャンペーンのラインナップに入っていないんだよね。
ファンクラブ抽選会にも行ったけど、ハズレのクリーナーだった。

『パーマネント野ばら』

2016-10-29 10:09:59 | 邦画
池脇千鶴が出ているので気になっていたけど、随分とぽっちゃりしちゃって。きっと太りやすい体質の人なんだろうな。

映画自体には期待していなかったけど、全く面白くない。ここまで楽しめる要素がない映画も珍しい。ただ、観るのを止めるほどではないというのが、かえって腹ただしい。そこはキャストの魅力勝ちかな。
中身は原作者が女性というのが非常に出ている。あまり好きなタイプの映画ではないけど…。とにかく観た後に何も残らない映画だった。

『ルパン三世 カリオストロの城』

2016-10-27 21:22:06 | 邦画
今まではなんとなく観ていた映画だけど、『アオイホノオ』を読んでから観るとすごい映画なんだなと思った。

カーチェイスもそうだけど、動きが非常にマンガチック。しかし、それでいて非常に魅力的。キャラの表情が豊かなのもすごい。やっぱり宮崎駿ってすごい人なのかね。
ただ、ストーリーはそんなに大したことないかな。ルパンがヒーローチックすぎるきらいがあるけど、まあ劇場作品だしね。
いい作品ではあるけど評論する映画ではないと思うな。エンターテインメントとして楽しむような作品としては一級だろうけどね。

『ボビー・フィッシャーを探して』

2016-10-27 20:03:31 | 洋画
この映画のことは一切知らなかったし、チェスについてもボビー・フィッシャーについても全然知らない。でも、面白かった。

チェスをやる子供の話なんて聞くと大したことがなさそうだが、これがなかなかの佳作。子供がチェスを打つシーンもいいのだが(私はルールも知らないけど)、それを取り巻く大人たちの言動が面白い。勝利にこだわる父親とコーチ、それを見守る母親、公園で一緒にチェスを打つ黒人の男。色々な大人が出てくるけど、主人公が一番大人だなと思えるのがなんとも滑稽。
ラスト主人公と友人の男の子が二人でなんてことのない会話をするシーンがあるけど、このシーンの有無で映画の印象はだいぶ異なってくる。というか非常に好きなシーンだ。

主人公の男の子はとてもいい演技していたけど、俳優として生きてはいないよう。子役をいい印象を持つことが少ないだけに残念である。