ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『ジョニーは戦場へ行った』

2016-08-29 19:49:56 | 洋画
これまた観よう観ようと思っていながら10年近く経ってしまった映画。BSは色々な映画を放映してくれるからいいな。

噂通りにヘビーな作品ではあるけど、面白いかと言われると微妙。必要な描写とはいえ、白黒とカラーの二つの世界が行き来しているとなんだかテンポ悪く感じてしまう。
観ていてなんとなく『エレファント・マン』がチラついてしまったけど、あちらの方がインパクトはあったな。チラッとでもいいからジョニーの体がどうなったか見せてくれたら作品の印象もだいぶ変わるのだけどな。

『ゴースト・バスターズ2』

2016-08-28 20:20:20 | 洋画
確実に観ているはずなのに、どんな映画だったか全く記憶にない。でも、観ているうちにそういえばそんなシーンもあったねとなるから不思議。

やっていることもクオリティも前作と同じである。ということは必然的に1作目より劣る作品ということ。1作目はマシュマロマンというものがあったけど、今回は自由の女神像がそのポジションにある。頑張ってはいるけど、やっぱりマシュマロのインパクトには欠ける。
前作あれだけの功績をあげたはずのゴースト・バスターズが世間的にあのような仕打ちにあっているのは納得がいかないけど、そんなポジションの方がお似合いなのが何とも言えない。

『ゴースト・バスターズ』

2016-08-28 09:27:12 | 洋画
最近新作が作られてテレビ放映がされたので、観に行く前におさらい。10年くらい前にも観たけど、マシュマロのインパクトが強くて他はあまり覚えていない。でも、観ているとこんなシーンもあったなというのが多い。

マシュマロの話だけど、あのマシュマロマンって架空のキャラなんだね。てっきりアメリカでは国民的な食品の国民的なキャラクターだと思っていたのに。実在するキャラっていう方が絶対面白いと思っていたのに、なんだか萎えた。これだったらミシュランのタイヤマンの方がよかったかな。それはないか。

基本的には登場人物がみんなノリノリで映画っていうより長尺のコントを観ている感じ。もちろん褒め言葉ね。掃除機みたいな機械振り回して、ブサカワイイオバケを吸い込んでいるんだもの。曲も相まって映画にしてはグルーブ感を感じる。

『八月の狂詩曲(ラプソディー)』

2016-08-28 09:04:24 | 邦画
ずっとラプソディーって「狂想曲」のことだと思っていたけど、「狂詩曲」なんだね。同じような勘違いしている人は少なくないとは思うけど。ラプソディーってよく聞く言葉で作品のタイトルになって入るけど意味は知らない。wikiには「自由奔放な形式で民族的または叙事的な内容を表現した楽曲。異なる曲調をメドレーのようにつなげたり、既成のメロディを引用したりすることが多い。」と書いているけど、あんまりこの作品も含めてあまり関係していないような言葉に思える。響きはいいけどね。

別にファンでもないしあまり観てない監督だけど、黒澤作品ということで多少期待はしていた。でもつまんない。はっきり言って、『椿三十郎』や『天国と地獄』は面白く作れて当たり前の作品。こういう作品を面白く作れるかが監督としての力量を大きく問われるんだなと思った。まあ、いまさらここで宣ったところで黒澤の評価が揺るぐこともないけど。

何が悪いって面白いと思えるところが全くないということ。黒澤にとってのこの作品は反戦映画なの?それとも家族を描いた映画なの?どちらにしてもつまらないという。

『太陽の帝国』

2016-08-28 09:03:41 | 洋画
絶対に初めて観る作品だと思ったのに、なんか見覚えのあるシーンがちらほら。ここまで記憶があやふやなことも珍し…くもないか。

主人公は若かりしクリスチャン・ベイルで共演にはジョン・マルコビッチや伊武雅刀がという顔ぶれ。山田隆夫はわかったけどガッツはどこに出ていたのかわからなかったな。山田隆夫は声に特徴があるからわかりやすい。

映画の方は戦争映画であって戦争映画ではないって感じ。収容所で力強く生きようとする少年の成長物語という。最初は生意気だと思ったが後半には随分とたくましくなっている。
スピルバーグの戦争ものということで、へヴィーなんじゃないかとちょっと警戒してはいたけど意外といい作品でよかった。傑作ではないけど駄作ということもないと思うんだけどな。まあ、それは人気監督の宿命で仕方がないことか。